料理

もやしのひげ根はどこまで取る?栄養はあるの?

今日は、もやしのひげ根をテーマにしていきたいと思います^^

 

もやしについているひげ根は取った方が良いのでしょうか。
またどこまで取るべきなのか。

 

そしてもやしのひげ根には栄養があるのでしょうか。

 

もやしについてまとめていきます。

 



もやしのひげ根を取るメリットは?

もやしは一袋あたりの値段が安く、
様々な料理の具材に使われます。

 

炒め物や和え物など様々な料理に使われる
もやしですが、
もやしを使用する上では下処理を行います。

 

下処理として、もやしについているひげ根を
取り除くとされていますが、
なぜもやしのひげ根を取り除くのでしょうか。

 

もやしのひげ根をとるメリットとしては
・料理の見た目がよくなる
・食感が良くなる
・風味が良くなる

などのメリットがあります。

 

ひげ根は食べられないというわけではなく、
ひげ根をとることで様々なメリットがあるので、
もやしの下処理は行います。

 

ただ、もやしのひげ根とりは手間が
かかるので、忙しくて処理ができなかったり、
面倒な方はそのままでも食べられます。

 

 



もやしのひげ根はどこまで取る?

さて、もやしのひげ根ですが、
どこまでとれば良いのでしょうか。

 

もやしのひげ根をとる前に、
あらかじめボウルなどに水をためて、
もやしを軽く洗います

 

水の中にもやしをいれることで、
もやし同士がくっついていないので、
ひげ根とりが楽に行えます。

 

それだけでなく、もやしを洗うことにより、
シャキシャキが復活しますし、
汚れや臭いがとれやすくなります。

 

 

そして
もやしのひげ根はこの部分です。

 

ここの細いところと太いところの間をぽきっと
指でおります。

 

もやしは先端に黄色いものがついていますが、
これは です。

 

こっちは根ではないので、取り除かないようにします。

 

このポキポキと折る作業を繰り返すことで、
もやしのひげ根が取り除けるようになります。

 

ボウルにあらかじめもやしをいれたら
別のボウル、もしくは皿などに私は移すように
しています。

 

そのまま水気のないところにもやしを置いておくと、
シャキシャキじゃなくなってしまいますので。

 

そしてこのもやしのひげ根取りが面倒という方がいますが、
たしかに面倒です・・・

 

250gのもやしの袋をボウルにいれて、
タイマーで測ってもやしのひげ根がどれくらい
とれるかを計測してみました!!

 

5分たってやっと半分のもやしのひげ根とり ができました。

 

ちなみにフルパワーでこれくらいですので、
1袋丸ごともやしのひげ根を取り除く場合
10分以上、ひげ根とりに時間を割くことになります。

 

しかもフルパワーなので、
疲れきったらもっと作業スピードが落ちるので、
1袋の目安は10~15分はかかると
判断して良いかと思います。

 

それが面倒な方は、「根切りもやし」 がおススメです。

 

根切りもやしはあらかじめひげ根がとれているので、
この手間が省けて便利です♪

 

ちなみに、もやしのひげ根を取り除くとこんな感じに

もやしのひげ根がある状態ですと
こんな感じになります。

 

ひげ根があると全体的に茶色っぽいのですが、
ひげ根を取り除くことで、
全体的に白っぽくなります。

 

ただひげ根も8~9割はとれていますが、
少しは残っているので、チェックしてみてください。



もやしのひげ根はとらなくても良い?

もやしのひげ根の処理の仕方を説明しましたが、
もやしのひげ根は取り除かなくても食べられます。

 

私は基本的にひげ根なしのもやしを食べますが、
ひげ根ありの場合は、どのような食感で
どんな違いがあるのかを実際に食べてみました。

 

比較したのは
もやし炒め
です。

 

簡単につくることができて、
味付けも凝っていないのに美味しくいただける
もやし炒め

 

ひげ根あり、なしでどのような差があるのか
比べてみました。

 

必要なもの
もやし:100~150g
ごま油:大さじ1~2杯
にんにく:1かけ
鶏ガラスープの素:大さじ2/3杯
塩・こしょう:少々

 

1⃣もやしを洗ってひげ根を取り除いたら、
水気をよく切っておきます。

 

2⃣フライパンを熱し、ごま油をいれたら、
もやしを強火で1分よく炒めます。

 

3⃣炒めたら鶏ガラスープの素、
塩こしょうを振ります。

 

4⃣さっと炒めたら完成です。

 

ひげ根をとったもの

 

ひげ根を残したまま炒めたもの

 

見た目にはあまり差はありませんが、
少しひげ根をとったものの方が
水気が多くなっていました。

 

肝心の味ですが、
ひげ根をとったものの方がやはり美味しかったです!

 

よく見ると、見た目ではあまり変わらなさそうですが、
この小さいひげ根が食べるときに、
すっと口に入らなくて・・・

 

それはまだ良いのですが、
ひげ根をとったものの方が、
味が染み込んでいる感じがしました!

 

いつもひげ根をとったものを基本的に食べていたので、
ひげ根がないもやしを食べるのが
当たり前でしたが、
ひげ根があるものと比べるとやはりないものの方が美味しいです。

 

ひげ根があるとどれだけ違うのと思う方、
ぜひ一度試してみてください♪

 

 

もやしのひげ根に栄養はある?

ひげ根は必ずしても取ればよいというわけではないですが、
そもそももやしのひげ根に栄養はあるのでしょうか。

 

野菜は、皮つきのものの方が栄養があると
いわれていますが、
根の場合はどうでしょうか。

 

一般に、葉菜類は葉の部分に多くの栄養素が
集まります。

 

これは太陽の光から守るために、体内で抗酸化作用が
強いβカロテンをつくるためです。

 

根菜類である、大根は特に葉にβカロテンが多く含まれます。

 

では、もやしの場合はどうでしょうか。

 

もやしは光に当たらずに暗室で育ちます。

 

もやしの場合、タンパク質や食物繊維などの主な栄養素は
芽の部分に集まります

 

特に大豆もやしの場合は、豆の部分のタンパク質量が多くなります。

 

ビタミンやミネラル類は、根っこの部分の含有量が
多くなります

 

では根ごと食べた方が良いのか?
というとそうでもありません。

 

もやしは、やはり根っこごと食べるよりも、
ひげ根をとって食べた方が美味しいですし、
独特の青臭さのようなものも、
ひげ根をとったときの方が消えやすいです。

 

なので、もやしの独特の臭いが苦手という方は、
やっぱりひげ根を処理してから
調理した方が良いです。

 

そして、そもそものもやしに含まれる栄養は
そこまで多くはありません。

 

ビタミンC が豊富ともいわれるもやしですが、
その含有量は100gで 2mg です。(緑豆もやし茹で100gの場合)

 

同じ野菜であっても、例えばトマトでしたら
100gで 15mg 含まれます。

 

もやしの8倍です。

 

ちなみに1日の推奨量は100mgです。

 

もやしは生の状態であれば、100g中8mgほどのビタミンC
を含みますが、どうしても加熱調理が原則ですので、
水溶性であるビタミンCは流出してしまいます。

 

その他、食物繊維・ビタミンK・葉酸などは比較的多いですが、
野菜の中では、
ビタミンやミネラルの含有量は少ないといえます。

 

★他のスプラウトと比較するとわかりやすいです。
もやしに栄養はない?成分や栄養価は高いといえる?
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なので、私は味や食感を考慮して、
もやしのひげ根はこれからもとってから食べます。

 

様々な意見があると思いますが、
私は料理の食材としてもやしは食べますが、
栄養価でいえば、他の緑黄色野菜を選択します。

 

根を切ることで多少栄養価は減りますが、
少量の変化であれば、もっと栄養を含む、
小松菜やかぼちゃなどの緑黄色野菜を摂取してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

今回は、もやしのひげ根をテーマにして
まとめてみました。

 

もやしにはひげ根がついていますが、
このひげ根は取り除いた方が、もやしの料理が
美味しくなります!

 

これは本当です。

 

また、手間はかかりますが、面倒であれば、
根切りもやしがおススメです。

 

1袋くらいの量であれば、
10分~15分程度でひげ根とりができますが、
面倒な方は、根切りモヤシがおススメです。

 

ひげ根にも多少栄養は含まれますが、
それでひげ根も一緒に食べるというのであれば、
他の野菜を一品混ぜた方が味的にも良いかと思います。

 

★こちらの記事もどうぞ
もやしの下ごしらえ・下処理方法!ゆでる必要は?

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