腐る

れんこんは腐るとどうなる?見分け方は?

れんこんが腐るとどうなるかがテーマです。

れんこんは腐るとどのような見た目になるのでしょうか。

見分け方はあるのでしょうか。

れんこんについてまとめていきます。



れんこんは腐るとどうなる?

れんこんの旬は、10~3月くらいです。

収穫時期は9~10月がピークですが、一度成長が止まると、泥の中であれば収穫が遅れても大丈夫なので、旬の時期は長くなります。

れんこんが収穫できる時期になると、れんこんの価格も安くなりますので、れんこんを購入してみようという方もいるのではないでしょうか。

ただ、ここで問題なのが、れんこんの買い過ぎは辞めた方が良いということです。

れんこんは 日持ちしない野菜 ですので、うっかり腐らせてしまうことがあります。

では、腐っているのはどのような見た目のものでしょうか。

 

以下のような点があれば、れんこんは購入しない方が良いといえます。

・異臭がする
・ぬめりがある
・カビのようなものが生えている
・柔らかくなっている
・黒く変色している部分が多い

このようなれんこんは腐っている可能性が高いのでなるべく食べない方が良いといえます。

腐っているれんこんはこのようなものです。

写真だとわかりにくいかもしれませんが、ベージュ色だった皮の部分が 真っ黒 になり、穴の中もところどころ、黒い色をしています。

また、中は乾燥しているのに、表面はぬめりがあって、ところどころぬめぬめとしている部分もあります。

れんこんを切り離している部分にもぬめりが発生しています。

明らかに見ただけで、このれんこんはダメだ・・・

ということがわかるのですが、この状態になったのは、冷蔵庫での保存で2~3週間程度放置していた場合です。

れんこんのようなものって結構長持ちする野菜の方が、多いので、完全に存在を忘れていたら、さすがにアウトになりました。

このような状態になる前に、なるべく早く消費することをおススメします。

なお、れんこんは購入した後はなるべく冷蔵保存がおススメです。

目安は、冷蔵保存で 1週間 です。

なるべく1週間以内に食べてしまってください。

それよりも遅くなるのでしたら、冷凍保存の方が日持ちしやすくなります。

 

★れんこんの保存方法に関してはこちらをどうぞ
れんこんを日持ちするには冷凍保存も!きんぴらも冷凍できる

冷凍保存しておくと、1か月 くらいは日持ちします。

なので、食べきれない場合は、冷凍庫での保存をおススメします。



れんこんの見分け方

では、腐っている腐っていないはどのようにして見分ければ良いのでしょうか。

スーパーで売っているようなものは、少し劣化しているものもあるかもしれませんが、腐っているものはさすがに販売していません。

ただ家で長く保存していると腐ってしまうこともあるので注意が必要です。

れんこんで多少黒い部分があるのは大丈夫

れんこんは収穫してから時間がたつと、穴の中が黒く変色しているものがでてきます。

新鮮なものは、結構白いのに、なぜ黒くなってしまうのかというと、れんこんに含まれている成分が酸化 してしまうのが原因です。

最初泥が入っているのかと思っていましたが、泥ではなく、れんこんの成分が黒色してしまったものです。

黒くなってしまったものも、酢水に長くつけたり 、削ったりすれば取り除けます。

酢水につけても黒色しているものはとれないこともあります。

黒くなっているものは、悪くなってきている証拠ですが、食べられないわけではないです。

ただなるべく早く食べきってしまってください。

なので、穴の中が黒く変色しているようなれんこんは、購入する際は避けるようにしましょう。

れんこんで赤く変色があるのも大丈夫

れんこんで中の色が赤っぽく変色しているものもあります。

この場合も食べては大丈夫?と不安になりますが、赤っぽくなっているのもれんこんの成分が影響しています。

れんこんにはポリフェノールが含まれており、中でも、「タンニン」 という柿にも含まれている成分が入っています。

このタンニンは金属イオンと反応しやすく、土の中の鉄と反応することで、タンニン鉄となり赤っぽくなります。

化学でやったことがある方もいるかもしれませんが、鉄といえど、反応物によっては赤い沈殿物ができることがあるのです。

なお、赤いれんこんも食べても問題ありません。

れんこんが糸を引くのは腐っているからではない

粘りがあるものは腐っているという印象ですよね。

れんこんの表面にぬめりやネバネバしたものがある場合は腐っていますが、中身であればれんこんの成分です。

れんこんにはムチン (糖とタンパク質が結合したもの)が含まれているとされています。

※れんこんのネバネバの正体はムチンとは呼ばないという説もあります。

切ったり茹でたりすると、ネバネバを感じます。

オクラも同じですよね。

 

というわけで、調理してネバネバしていたからといって、それはれんこんが腐っているわけではないのです。

なので、安心して食べられます。

ただ上記で紹介したように、れんこんは明らかに腐っている場合は、まっ黒で、異臭がします。

上記にあてはまる項目が一つでもあったら食べない方が良いといえます。



れんこんの選び方

ではれんこんを購入するときは、どのようなれんこんを選ぶのが良いのでしょうか。

・切り口が新鮮なもの
・切り口が変色していないもの
・全体がふっくらと丸みがあって肉厚
・皮につやがある
・皮が薄茶色
・傷やしわができていない

まず、れんこんの色はベージュっぽい色をしています。

この色がつややかで、なるべくシミや傷がないものが良いです。

カットした状態で販売しているれんこんは切り口をよくチェックしてください。

切り口に変色があれば悪くなってきている証拠となります。

スーパーで完全に綺麗なれんこんを探すというのは、ちょっと難しいですが、なるべく状態の良いものを選んでください。

れんこんは腐るとどうなるのかまとめ

れんこんが腐るとどうなるかをテーマにしてまとめました。

れんこんは多少黒い状態のものであれば大丈夫ですが、腐っているものは、皮もまっ黒です。

購入したらなるべく早めに食べてしまうのが得策ですが、やむをえず保存期間が伸びる場合は、れんこんの存在を忘れてしまわないように・・・

★こちらの記事もどうぞ
れんこんが変色!茶色や赤、紫のものは大丈夫?

Sponsored Link