ふろふき大根とは？たれのレシピは？カロリーは意外と低い！

ふろふき大根がテーマです。

ふろふき大根は、大根の料理の一種ですが、「ふろふき」の意味は何でしょうか。

またふろふき大根のたれのレシピやカロリーなど、ふろふき大根についてまとめていきます。

ふろふき大根とは

ふろふき大根というのは、大根の料理の一種ですが、なぜ「風呂吹き」という名前がついているのでしょうか。

ふろふき大根の特徴としては、ゆでた大根に、味噌ベース、肉みそなどのたれをかけて食べる大根の料理です。

３～４ｃｍ程度の厚切りの大根にたれがのっているのが特徴ですね。

大根自体は、醤油や昆布だしで柔らかくなるまで煮るます。

タレの上にはゆずがのっているものもあります。

基本的には、肉みそではなく、味噌ベースのたれの方が、カロリーは低くなるといえます。

ふろふき大根という名前の由来には、諸説ありますが、ふろふき大根の「ふろふき」は漢字で「風呂吹き」と表記します。

大根と風呂とは関係がないように感じますが、かつてのお風呂は、蒸し風呂がほとんどで、今のようにお湯を張るお風呂ではなかったのです。

ですので、蒸し風呂に入ったあとは、体が熱くなり、その際、体に息を吹きかける人が多く、その姿が、茹でたての大根を冷ますために息を吹きかける姿と似ていたという説があります。

たしかに茹でたての大根は、熱湯を吸収しているのでかなり熱々です。

さて、そんな「ふろふき大根」の由来にはもう一つあります。

もう一つの由来は、冬の時期は、漆が乾かなくて困っていた漆職人に僧侶が大根のゆで汁を漆器の貯蔵室(風呂)に大根のゆで汁を吹き込み、乾かすと良いといわれ、その通りにすると漆の乾きが良くなったそうです。

ただ、大根自体が多く余ってしまったために、茹でた大根は近所に配ったため、その大根が「風呂吹き大根」と呼ばれるようになったとされています。

諸説ありますが、断定はされていないようです。

ただ、味噌タレをかけた野菜は他にも「風呂吹き」と呼ぶこともあり、大根に限ったことではないようですね。

ちなみに「風呂吹き」は冬の季語にもなっています。

ふろふき大根は、【たれ】が特徴です。

大根だけではなくタレも肝心といえます。

ここでは肉みそではなく、味噌たれのレシピを紹介します。

まず鍋に味噌・みりん・砂糖・酒・水を入れて、弱火でねっとりするまで加熱します。

最初は水分量が多いのですが、加熱することで、ねっとりしてきます。

焦げ付きやすいので、水分がとんできたら、様子をみながら混ぜます。
最後にねっとりしてきたら、火を止めて、柚子の果汁をいれます。

加熱時間は弱火で１０～１５分程度です。

ふろふき大根自体のレシピも紹介します。

ふろふき大根には様々なレシピがあります。

まずは大根の下処理を行います。大根を用意し、３～４ｃｍの輪切りにします。輪切りにした大根は、皮をむいたあと面取りをします。

そして火が通りやすいように、十字に切込みをいれます。
鍋にたっぷりの水をわかし、そこに輪切りにした大根、大さじ1杯程度の大根をいれて茹でます。

これが大根の下処理となります↓
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１５分ほど加熱したら、竹串を指し、すーっと入ったら火をとめて、大根を水でよく洗います。
続いて、鍋に昆布１０ｃｍ程度、醤油小さじ１杯程度、そして先ほど茹でた大根をいれて、落し蓋をし弱火で２０分程度煮込みます。
最後に先ほど、紹介したタレを作り、大根にのせれば完成です。