ゴーヤの食べ過ぎや下痢・アレルギーなどがテーマです。
ゴーヤの食べすぎは良くないのでしょうか。
またアレルギーはあるのでしょうか。
そんなゴーヤについてまとめていきます。
ゴーヤの食べ過ぎで下痢になることも
ゴーヤは夏が旬の野菜ですね。
そんなゴーヤが旬の夏の時期は、ゴーヤチャンプルーやサラダにしてゴーヤを食べることもあると思います。
人気のゴーヤですが、実は食べ過ぎると、体に良くないとされています。
というのも、ゴーヤは食べ過ぎると下痢を起こしやすいとされています。
ゴーヤは苦いのが特徴ですが、その苦味成分が、体に影響を与え、下痢や胃痛・腹痛を起こすとされています。
また、ゴーヤは水分が多く含まれており、体を冷やす効果もあるので、そういった点で下痢を起こしやすいのです。

温暖な環境で育った作物は、下痢になりやすく、他にも、バナナやマンゴー等も、食べ過ぎると下痢になりやすいとされています。
また、ゴーヤの苦味成分である「モモデルシン」は、胃の粘膜を保護し、食欲を増進させる効果がありますが、場合によっては、モモデルシンによって胃が刺激されて消化液を過剰にだし、胃痛が生じることがあります。
こういった点から、ゴーヤは食べ過ぎてしまうと下痢になってしまうこともあるので、過度に食べるのは注意が必要です。
もちろん人によっては、食べても下痢にならない方もいますが、合わない方は体調に影響がでてしまいます。
生の玉ねぎを食べても、胃が痛くなったり、下痢になったりする人がいますよね。
ゴーヤは1日の摂取目安量は決まっていませんが、何かしら体調に影響がでたことがある方は、1/2~1本にとどめておくのが良いでしょう。
たくさん食べたいという方も、あらかじめ苦味を少なくしてから食べるのが良いですね。
苦味を少なくするにはこちらをどうぞ
ゴーヤの下処理・下ごしらえ方法!あく抜きの方法は?切り方も紹介!
ゴーヤにアレルギーも
体に良い成分が多く含まれているゴーヤですが、人によっては、アレルギー症状が起こることもあります。
ゴーヤで起こるアレルギー症状としては、卵やそばを食べて起こるようなアレルギーではなく、頭痛・下痢・嘔吐・肌荒れなどの症状が体に起こります。
また、大人になってそれまで何の問題もなかったのに、急に発症することもあります。
ですので、最近ゴーヤを食べると、頭が痛くなったり、下痢を起こしたりするという方は、アレルギー症状を発症しているかもしれないので、自己判断せずに病院で検査をしてもらうようにしましょう。
稀ではありますが、アナフィラキシーショックを起こしてからでは遅いので、あらかじめ検査をして、自分にどんなアレルギーがあるのかをチェックしておくと良いです。
ゴーヤの生食はOK?
基本的に加熱して調理するゴーヤですが、生食もOKなのでしょうか。
結論からいうと、ゴーヤは 生食もOKです。

ただ、加熱して調理することが多いのは、ゴーヤの苦味が強いからで、ゴーヤは炒めたり茹でたりすると、苦味成分のモモデルシンが流出し、苦味が少なくなります。
ですので、ゴーヤチャンプルーなどでは、苦くないものもありますね。
基本的に苦味をなくすには、
- 塩をもみこむ
- 砂糖をもみこむ
- 水にさらす
- 茹でる
- 油で炒める
等の調理法を行うことで、苦味が少なくなるとされています。
ですので、生食したい場合は、塩・砂糖をもみこみ、10分ほど放置してから調理すると良いです!
生の場合でも、サラダやピクルスにして美味しく食べられます。
生食の場合は、なるべく薄くスライスすると、苦味も少なく感じます。
こちらもどうぞ
ゴーヤは生で食べるのはOK?栄養素は何がある?苦くないゴーヤチャンプルーも
ゴーヤの食べ過ぎ症状まとめ
ゴーヤの食べ過ぎやアレルギー、生食についてまとめました。
ゴーヤは食べ過ぎると、胃痛や下痢などの症状が起こる可能性もあるので、注意が必要です。
また、稀にアレルギー症状も起こります。
ゴーヤを食べて下痢や嘔吐がある場合は、アレルギーの可能性もあります。