鶏胸肉の茹で方や焼き方、切り方がテーマです。
鶏胸肉は、たんぱく質が豊富ということで知られていますが、どれくらいの量を含んでいるのでしょうか。
また、調理法として、ゆで方や焼き方、そして切り方はどのようにすればよいのか。
胸肉についてまとめていきます。
鶏胸肉はたんぱく質が豊富
たんぱく質を多く含んでいる印象のある鶏胸肉ですが、たんぱく質含有量はどれくらいなのでしょうか。
鶏肉はたんぱく質が多いとされていますが、それぞれ100gあたりのたんぱく質量は、以下のようになります。
- むね・皮なし: 24.4g
- もも・皮なし: 22.0g
- ささみ: 24.6g
このようになっています。
成人男性のたんぱく質の1日の推奨量が60gなので、鶏には多くのたんぱく質が含まれているといえます。
牛肉のヒレであれば、たんぱく質も多く含まれていますが、鶏肉は牛や豚の部位よりも多く含まれています。
鶏胸肉の切り方
そんなたんぱく質の多い、鶏胸肉は、いろいろな料理に活用されています。
鶏胸肉の切り方としては
- そぎ切り
- 観音開き
があげられます。
そぎ切りは、繊維を見て切ることで、鶏胸肉を柔らかく切ることができます。
鶏むね肉のそぎ切り
薄く切ると、早く熱も通りやすいです。
切ったものは、お好きな料理に活用してください。
鶏胸肉の茹で方
では、ゆで方はどのようにすれば良いでしょうか。
鶏胸肉は、ゆで方次第で、柔らかくなります。
必要なもの
- 鶏胸肉 1枚程度
- 酒 大さじ2杯
茹で方
- まずは、鶏胸肉の皮や余分な脂を取り除きます。そのあと、胸肉の大きさが均等になるように切ります。
- 鍋に鶏肉がかぶるくらいの量の水を沸かし、沸騰したら大さじ2杯の酒をいれます。
- 切った胸肉をいれて、再沸騰させます。
画像引用:http://utujo.blog.jp/archives/39858545.html - 再沸騰したら、火をとめて、蓋をし 40分 くらいそのまま放置しておきます。
こうすることで、余熱で、胸肉に火が通るようになります。
そのまま手でほぐしてサラダなどにして食べられます。その他、いろいろな料理にも使えます。
鶏胸肉の焼き方
胸肉は、焼き料理にしても美味しいですね。
鶏胸肉は、皮をそぐのも良いですが、焼く場合は、皮を残して焼くと、皮もパリパリして美味しくなります。
必要なもの
- 鶏むね肉 250g程度
- 砂糖 大さじ1杯
- 醤油 大さじ2杯
- 酒 大さじ1杯
- にんにくチューブ 大さじ1/2程度
作り方
- まずは、ビニール袋を用意し、砂糖・醤油・酒・にんにくチューブをいれて混ぜます。
- そして鶏胸肉をいれてもみこみ、そのまま1時間程度冷蔵庫で保存します。
- オーブンを200度に温めておき、20分ほど焼きます。
簡単に焼けます。
動画もどうぞ
オーブンがない方は、フライパンを弱火で熱し、じっくり焼いてください。
鶏胸肉は重曹で柔らかくなる?
鶏胸肉は、食感が硬いので苦手意識がある人もいますが、重曹を使用すると、鶏胸肉は柔らかくなります。
重曹を使用する場合の方法です。
- 鶏胸肉を一口サイズ、もしくは観音開きにして厚さを均一にします。
- ビニール袋に水400cc程度をいれて、そこに重曹小さじ2杯、塩小さじ1杯をいれ、さらに鶏胸肉を1枚いれます。
- 袋をとじたら、冷蔵庫で半日~1日程度放置します。
あとは、そのまま水気をきって、料理に活用できます。
鶏むね肉の調理法まとめ
鶏胸肉の切り方や焼き方、ゆで方をテーマにまとめました。
鶏胸肉はタンパク質も豊富です。
そして様々な料理に活用できますが、重曹で柔らかくもなります。
余ったものは冷凍保存もできます。
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