うるいのゆで方・ゆで時間がテーマです。
春が旬となるうるいはどのように茹でればよいでしょうか。またゆで時間の目安はどれくらいでしょうか。
うるいのゆで方やゆで時間についてまとめていきます。
うるいの下処理をして茹でる
うるいは、春が旬の山菜であり、限られた期間しか食べられません。
そんなうるいは、他の山菜のように面倒なあく抜きは必要ありません。あくがなく、えぐみがないので、そのままでも美味しくいただけます!
ですので、生食もできるうるいですが、独特のぬめりをだすためには、生ではなく茹でる必要があります。
下処理をしてうるいを茹でていきましょう。
- うるいはよく洗って、土汚れを取り除きます。特に栽培種ではなく、天然のものだと白い茎の間に土が入っていることがあります。
- うるいの根元を少し切ります。(変色していることがあります)
- 葉と茎の部分に分けておきます。
- 鍋にたっぷりお湯を沸かし、塩をひとつまみ程度いれます。
- まずは、固い茎の部分を10秒程度ゆで、さらに葉を5秒ほどいれてゆでます。葉はすぐに火が通り、あまり長時間ゆでると、食感が悪くなります。
- ゆでたうるいは、冷水にとって粗熱をとります。
- うるいの水気を軽く絞れば完成です。
- さらに茹でたうるいは、半分にカットすると食べやすくなります。
うるいのゆで時間
うるいのゆで時間は
- 茎:15秒
- 葉:5秒
が目安です。
葉はすぐに柔らかくなるので、ゆですぎないように注意が必要です。
また、茎は15秒で十分ですが、柔らかい食感がお好みの方は、もう少し時間を長くすると良いです。
ゆでたうるいの食べ方
ゆでたうるいは、生で食べるときと異なり、ぬるぬるとした独特の食感が生まれます。
この独特の食感が人気です。
また、うるいの葉は苦味が少しあるのですが、ゆでて調理することで苦味が緩和されます。
ゆでたうるいは、様々な調理法がありますが、簡単に美味しくいただくのであれば、【うるいのお浸し】がおすすめです。
うるいのお浸しの作り方
うるいのお浸しに必要なもの
- うるい1束
- 醤油:小さじ1杯
- 白だし:小さじ1/2杯
- 鰹節:1/4袋
作り方
- うるいは水洗いした後、半分に切った後、塩を少々いれた熱湯で茎をまず10秒ほど茹で、さらに葉をいれて5秒ほど茹でます。
- 茹でたうるいは冷水にいれて荒熱をとった後、水気を切り、5cm程度の食べやすい大きさに切ります。
- ボウルに水気を切ったうるいをいれ、醤油・だしを加えてよく混ぜます。
- お皿にうつした後、鰹節をかけたら完成です。
ゆでることで、葉の苦みがなくなり美味しくいただけます。ご飯のお供の他、お酒のおつまみにも良いです。
うるいの明太マヨネーズ和え
必要なもの
- うるい1束
- 明太子:大さじ1杯
- マヨネーズ:大さじ1杯
作り方
- うるいを水洗いし、半分に切った後、熱湯で葉と茎を分けて茹でます。
- 冷水にさらし水気を切ったあと、茎を5cm程度の幅に切って皿に盛り付けます。
- ボウルに明太子をいれてほぐし、マヨネーズと和えます。
- うるいに明太子マヨネーズのソースをのせて完成です。
うるいと明太子のソースがよくあって、おつまみにもおすすめです。
天ぷらや炒め物にする場合は、下茹でしないで調理できます。
その他、うるいのレシピを紹介します。
うるいの豚肉巻き
引用元:https://ws-plan.com/sannsai/urui-nikumaki.html
豚肉巻きにする際は、うるいを少し硬めにゆでることで、豚肉を巻いて炒めたあと、ちょうど良い食感になります。
そのまま食べても美味しいうるいは、豚肉を巻いて炒めても美味しくいただけます。
うるいの炒め物
引用元:http://healthmate-sakegawa.com/?p=185
うるいは、油いためにしても美味しくいただけます。
こちらのレシピでは、あく抜きしてますが、そのまま炒めてもえぐみなく食べられます。豚肉、鶏肉などと一緒に炒めても良いです。
うるいのナムル
グリンピースなしでもうるいの味を楽しめます。また、めんつゆや酒をいれて一緒にあえても美味しいです。
うるいのゆで方・ゆで時間まとめ
うるいのゆで方、ゆで時間・下処理方法をテーマにしてまとめました。
うるいは、ゆでることで独特のぬめりがでます。茎の部分は、15秒程度、そして葉の部分は5秒ほどさっとゆでると美味しくいただけます。
茎が太い場合は、1分程度茹でると柔らかくなりますが、葉は長時間ゆでると食感が悪くなります。
ゆでたうるいは、様々な調理法で美味しくいただけます。
うるいは生食もできます!
うるいは生で食べられる!生食で注意することは