ゆで方

銀杏のゆで方・ゆで時間はコレ!美味しくなる秘訣

今日は銀杏ゆで方・ゆで時間をテーマにしていきたいと思います^^

イチョウの葉が色づく季節のお楽しみといえば銀杏ですよね。

お店では殻をむいた状態のものや、缶詰も売られていますがせっかくだったら自分で調理して、旬のものを味わいましょう。

今回は銀杏のゆで方・ゆで時間から下処置の仕方も含めてまとめていきたいと思います。



銀杏の下処理の仕方(茹でる前)

銀杏がたくさん落ちていたから拾ったはいいけど、この後どうしたらいいかわからない・・なんて経験ありませんか?

そんな時に役立つ下処理方法をご紹介します。

水につける方法や、土にうめる方法などもありますが、今回はアパートやマンションなどでも出来る方法をご紹介します。

~用意するもの~
・銀杏
・ゴム手袋
・トング
・ジップロック(一番大きいもの)
・マスク
・ボールとザル

※作業をする前に注意すること※

★銀杏の果肉の部分は触るとかぶれる事があるので必ず手袋をしましょう。

気がつかないうちに腕などにもつくことがあるので、腕もしっかりガードしてくださいね!

果肉の部分は臭いので、換気扇をまわしましょう。

マスクをする事をおすすめします。

またシンクの中ですると、万が一臭い汁がこぼれても水で洗い流すことができて安心です。

それでは具体的な方法を紹介していきます^^

➀ 銀杏をジップロックに入れます。入れる量は袋8分目ぐらいです。

(ギュウギュウ入れてしまうと後の作業がやりずらくなるので気をつけてくださいね)

 銀杏をいれたらなるべく空気を抜いて、袋の口をしっかり閉めます。

 袋の上から指でおして、果肉の部分から銀杏をだします

(柔らかい梅干しから種をとるような要領ですね。)

④ 袋の口をあけたら、中の汁や果肉がこぼれないように気をつけながらトングで銀杏をひとつひとつとりだします。

ジップロックは袋の口の部分を少しあけて(果肉が出ない程度)汁をシンクの排水溝に流して捨て、残りはそのまま口を閉めて生ごみとし捨てます。

とりだした銀杏を、両手で銀杏同士をこすりあわせながらガシャガシャと洗います。

表面に産毛のようなものやぬるぬるした感じがなくなるまできれいに洗いましょう。

きれいになった銀杏は、ザルなどにあげて風通しのよい所乾かします。

新聞紙に広げても大丈夫ですが時々コロコロと転がしてくださいね。

最初は果肉の黄色い色をしてますが、乾くとおなじみの白い銀杏になります。

これで下処理は完了です。

※ポイント※

ぎんなんの臭いのもとは果肉の部分にあるので、きれいになると臭いもやわらぎます。

銀杏を乾かす時は、排水溝のネットなどにいれ小分けにして物干しなどに結んでおいてもよく乾きますよ。

乾燥がたりないとカビの原因になるので気をつけてくださいね



銀杏の殻の割り方(茹でる前の下処理)

下処理ができたら、次は殻をわります。

専用の銀杏わりもありますが、わざわざ買うのも大変なのでお家にあるペンチを使いましょう。

殻は堅いので、手をいためないように気をつけてくださいね。

① ペンチの穴のあいてる所に筋がある方を上にして銀杏をはさみます。

パクっと筋がわれるまで両手で割ります。

力加減が強いと、銀杏がつぶれてしまうので気をつけてくださいね。

※ポイント※

力加減が難しい場合は、タオルなどをペンチの握る部分に挟めておくとタオルがストッパーの役割になってつぶれにくくなりますよ。



銀杏のゆで方

銀杏には薄皮がついているのですが、ピッタリとくっついているのでゆでながら薄皮を取り除きましょう。

①  沸騰したお湯に薄皮のついた銀杏をいいれます。お湯の量はゆでる銀杏の量の3倍です。

②  穴のあいたお玉などでお鍋の中心で小さい円を描くようにグルグルとお玉をまわすと、銀杏が中心に集まってきます。

(渦潮のような感じですね)

③  集まってきた銀杏の上にお玉の底の部分を軽く当て、なでるようにゆっくり円を描いていいきます。

④  2分位たったらボールにとります。(お好みでまだ堅いようでしたら1分程長くゆでます)

薄皮が残ってしまった銀杏は、指先をぬらしてやさしくこするようにおとします。

⑤  むき終わった銀杏はキッチンタオルなどで水分をとって完成です。

※ポイント※

水が途中で蒸発する事と、銀杏がお湯の中でコロコロ転がることで皮がはずれやすくなるのでお水は多めにしましょう。

穴あきのお玉がない場合は普通のお玉でも大丈夫です。

鍋底まで沈めてコロコロすると、つぶれてしまうので気をつけてくださいね。

銀杏のゆで時間

銀杏のゆで時間は大きさやその時の状態にもよりますが、目安は約2分です。

目安ですので堅いようでしたら、様子をみながらお好みの堅さになるまでゆでましょう。

ゆでる時間が長くなるとモチモチ感が弱くなりますが、銀杏独特のえぐみは少なくなります。

殻のついた状態でゆでる場合は約5~6分が目安になります。

ゆで終わったら、あら熱がとれるまで流水で冷やします。

後は上記の殻の割り方でわって、薄皮をとります。とりづらい時はいったん水につけるとむきやすくなりますよ。

レンジで加熱する方法

量が少しだったり、すぐ食べたい時などはレンジで加熱すると簡単です。

やり方はとても簡単で、茶封筒の中10粒程度の銀杏を入れたら、飛び出さないように袋の口をしっかり3つ折りにしてふたをします。

折り目を下のして500Wで50~60秒加熱します。

ポンポンとはじける音がするのですが、すぐふたをあけると危ないので、少し時間をおいてから開けるようにしましょう。

たったこれだけです。

それぞれの家庭によってレンジの加熱時間はちがうので、はじける音が1~2回を目安にすると美味しくいただく事ができます。

加熱時間が長すぎると、銀杏がかたくなってカチカチになってしまうので気をつけてくださいね。

※ポイント※

はじける音が苦手な方ははじめにペンチでヒビを入れてからレンジに入れると大丈夫です。

封筒なら白くても茶色でもなんでも大丈夫ですが、セロハンの窓がついたものはとけて燃えてしまう事があるので、使わないでくださいね。

銀杏のゆで方まとめ

今回は銀杏のゆで方や下処理についてまとめてみました。

茶碗蒸しや銀杏ご飯など、自分で下処理した銀杏を使ったお料理は味も格段に美味しくて、感動しちゃいますよ。

堅い殻をむくのは大変ですが、コツさえつかめば意外と簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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