今日はむかごの食べ方をテーマにしていきたいと思います^^
秋の美味「むかご」は10月~11月に旬を迎えます。
「むかご」?聞いたことはあるけど、どんな食べ物?
見たことはあるけど、食べ方がわからない・皮はむかずに食べれるの?
そんな疑問について、食べ方から下処理の仕方、
調理方法も含めてまとめていきます^^

むかごの皮はむくの?
むかごの皮はとても薄いので、きれいに洗ったら 皮をむかずに
そのまま食べることができます。
ただ皮にはむかご独特の泥臭さやむかごの大きさによっては
皮が硬いときがあります。
その場合、むかごをすり鉢や金属製のザルにいれて
やさしく転がすと表面の皮をこそぎおとすことができます。
(下記の洗い方参照!)
こうすると泥臭さを少なくする事ができたり、
ぬかごの小さな芽の部分もこすれておちるので、食感もよくなりますよ。
ただ表皮の薄皮をとりのぞくからといって、
全部の皮がツルッとなくなるわけではありません。
イモ類ですので、皮はしっかりついています!
もともと皮つきで食べる事ができるので、
あまり神経質にならないで下さいね。
むかごの食べ方はどうする?

むかごの食べ方を下処理から順にご紹介します。
とても簡単なので、チャレンジしてみましょう。
むかごの洗い方
むかごは土の中になっている物ではないのですが、
こまかい汚れや土などがついているのでよく水洗いしましょう。
1⃣ボールに水をいれて、むかご同士をこすりあわせるように洗うと
汚れがとれます。
さらに何回かボールの水をかえてあらっていると、
水が濁らなくなってきます。
2⃣皮が気になる方はこの後にすり鉢にむかごがかぶるくらいの水を入れて
やさしくコロコロと転がしてください。
すり鉢の底の部分に茶色の水がたまってくるので、
何回かくりかえし行います。
3⃣ボールにうつし、水の中でむかご同士をこすりながら洗うと
水の表面にこまかい薄皮がういてきます。
このように何回か洗っているときれいになります!
金属製のザルの場合はザルの下のボールをおいて下さい。
後はすり鉢と同じです。
むかごのおすすめレシピ
下処理が終わったら、後は調理するだけです。
簡単にできる「むかごご飯」をご紹介します。
材料を量って炊飯器のスイッチを押すだけ
なので、簡単でとても美味しく出来上がります。
むかごご飯
~材料(2人分)~
むかご・・・約大さじ2杯(お好みでたくさん入れても大丈夫です)
お米・・・2合
水・・・・400ml
お酒・・・大さじ1
塩・・・小さじ1
醤油・・・小さじ2杯

① 炊飯器にお米と調味料を入れて、
後からお水を炊飯器のメモリまで加えます。
400mlは目安 なので、普通にメモリに合わせれば大丈夫です。
② その後にあく抜きしたむかごを加えて炊飯スイッチを入れます。
ポイント
先に調味料を入れてからお水をメモリまで入れると
水加減を間違える心配はないです。
炊き込みご飯の場合も同じなので、
調味料・水・最後に具材の順番 で失敗なく美味しく炊くことができます^^
他に味噌汁の具材として、きのこ類などと一緒に味噌汁にする
季節をかんじて美味しく頂くことができますね。
外部サイトですが、むかごのおすすめ調理法をご紹介します。
むかごのかき揚げ
むかごのほっこりと衣のさっくりが相性抜群です。
引用元:https://cookpad.com/recipe/1633172
ホクホクおつまみ♪むかごの塩ゆで

パクパクとつい手が伸びちゃいますね。お酒のおつまみにもなります。
引用元:https://cookpad.com/recipe/694333
洋風むかご炊き込みご飯

味付けをかえるだけで、アレンジが広がり、とても簡単に作れます。
引用元;https://cookpad.com/recipe/959238
ぱくぱく食べれる♪むかごの甘辛煮

さっとできて食欲をそそります。子供さんも大好きな味付けです。
引用元:https://cookpad.com/recipe/3486162
むかごの旬は秋ですので、秋にいろいろなレシピに挑戦してみてくださいね^^
むかごってそのまま生でも食べられるの?
「むかご」は自然薯や長いもなどのヤマトイモ科の付け根にできる
球芽のことを言います。
売られているものは小さいお団子の形をしていて、葉の付け根についています。
土に中にできるイモ類と同じ仕組みで、
出来ているので、もちろん美味しく食べることができます^^
一口に山芋といってもいろんな種類があり、
山芋の種類によって、むかごも味や粘り具合がちがいます。
自然薯のむかごは自然薯の味が、
長芋のむかごは長芋の味がして、人間の親子みたいですね。
そんなむかごは生でも食べることはできるのでしょうか。
むかごは生で食べることができます。
「生でたべれるの?」と思われがちですが、
山芋も生でとろろにしたり千切りにして切って食べるように、
むかごも生で食べることが出来るんですよ。
じゃがいもなどは芽に毒性の「ソラニン」という物質があるので、
取り除かなければならないのですが、
むかごには毒性はないので、そのまま食べることができます。
ただ、生の状態なので青臭さとえぐみ(あく)が多少、
口に残ります。
生でたべるにはあく抜きをした方が美味しくいただけます。
むかごの生での食べ方
むかご自体が生で食べるとたんぱくで味がなく山のもの独特の
ほろ苦さがあります。
食感が楽しいのでレタス・トマトなどと一緒に
サラダのトッピングにすると美味しく食べることができます。
上記の方法できれいに洗ってから具材に加えるとおいしくいただけます^^
あく抜きのしかた
むかごは洗ったらそのまま調理することができます。
山のもの、独特の苦味が、美味しさのひとつではありますが、
苦手な方には、あく抜きする事をおすすめします。
あく抜きをすることで、エグミや青臭さが弱まり、苦手な方も
美味しく食べることができますよ。
調理の時に、火の通りも早くなるので一石二鳥です。
① 洗い方は同じです。
② 沸騰したお湯にむかごを 1分程度湯通し します。
③ 湯であがったらザルにあけ、一度水の入ったボールに入れて
荒熱をとり、ザルにあけたら、そのまま水気をしっかりとります。
これで、あく抜きは完了です。

ポイント
自然な味を楽しみたい方はそのまま茹でる、
エグミが苦手な方はすり鉢でコロコロしてから茹でるといったように
自分の好みにあわせて洗い方を変えてあく抜きしてください。
むかごの食べ方のまとめ
今回はむかごの食べ方についてまとめてみました。
皮もむかずに手間いらず、調理も簡単にできます。
味もたんぱくなので、
食材の組み合わせでいろんな食べ方ができますね。
道の駅などで販売されていますので、秋の味覚をぜひお試しください^^
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むかごの保存方法!冷凍もできる?最適な保存期間とは