今回はしその保存食をテーマにしていきたいと思います^^
さわやかな風味の「しそ」は料理にかかせない名脇役で、あるとなにかと重宝ですね
ただ、一度に使う量はそんなに多くないのでついつい残りがちです。
家庭菜園などでもいっぺんにたくさんの収穫があります。
そんな時にはしその保存食を作っておくと、とても便利ですし、大量消費もできるので、一石二鳥!
そんなしその保存食についてまとめていきたいと思います。

保存食に!しその塩漬け
しそを塩漬けにして冷凍保存すると、約1年の長期保存が可能です。
次のしその季節まで、いつでも楽しむことができるので、作っておくと重宝しますよ。
~材料~
・しその葉 適量(たくさん作っても少量作っても、お好みの分量で)
・塩 しその葉一枚に対して小さじ1/4杯程度
~作り方~
1⃣しその葉を洗って軸をきりおとします。
2⃣しそが入る大きさの鍋にお湯をわかします。
3⃣ボールに氷水を用意します。
4⃣沸騰したお湯にしそを、一気にいれて、 約10秒 ほど湯通しします。
菜ばしなどで、しその葉をかるくほぐしてくださいね。
※ しその量が多い場合は何回かにわけて湯通ししてくださいね

5⃣ お湯からあげたら、すぐ氷水にとります。
6⃣ 冷めたらしそを軽くしぼり、しそを広げて一枚づつキッチンペーパーなどで
水気をふきとります。
※水気は少し残っていても大丈夫です。
7⃣ラップに塩小さじ 1/4杯程度 をしその葉にあわせてパラパラとひろげます。
その上にしその葉をのせたら、塩をふります。
8⃣塩・しそ・塩の順で、使いやすい枚数重ねていきます。
9⃣空気をぬくようにラップをして、保存袋にいれ、もう一度空気をぬいて
密封して冷凍庫に保存します。

ポイント
湯通しすると色鮮やかなまま保存できます。
空気にふれると酸化して変色するので、氷水にすぐとりましょう。
保存食・しそ味噌としそ巻き
しそ味噌は保存食の定番ですよね。
せっかく作るのだから、同じ味噌をアレンジして、しそ巻きも作るで一石二鳥です。
難しそうですが、意外と簡単にできます。
~材料~
・大葉 20枚~30枚(お好みで量を増やしても大丈夫です)
・味噌 50g
・砂糖 30g(お好みなので、甘めが好きな方は同量にしてください)
・酒 大さじ1杯
・すりごま 大さじ1(いりゴマでも大丈夫です)
・ごま油 小さじ1
・小麦粉 大さじ1/2
しそ味噌の作り方
1⃣しそを洗ったら、半分の量はみじん切りにします。
残り半分の量は軸をおとし水気をふきとっておきます。
※半分はしそ味噌用にみじん切りにし、半分は形のまましそ巻きに使います。
2⃣鍋に小麦粉以外の材料をいれ、弱火にかけます。
最初は混ぜにくいですが、砂糖がとけてくると混ざるので大丈夫です。

3⃣混ざったら、みじん切りにしたしそを加え、さらに、水気がなくなるまでまぜます。
4⃣出来上がったら、半分の量を容器に移します。これでしそ味噌は完成です。
ポイント
こげやすいので、弱火でたえず混ぜるようにしましょう。

強火にすると焦げてしまったり砂糖がとけず、
出来上がりがジャリジャリしますので、気をつけてくださいね。
冷蔵庫で約1ヶ月、冷凍の場合は約3ヶ月保存可能です。
しそ巻きの作り方
1⃣鍋に半量残しておいたしそ味噌に小麦粉を加えます。
分量の半分をいれてみて、ねっとりと固まるになるまで、練り上げます。
みその状態をみながら、固まらない場合は残りの量を加えて調整してください。

2⃣あら熱がとれたら、冷蔵庫で 15分~30分 入れておきます。
3⃣しその裏側にみそをのせクルクルとまいていきます。
巻き終りをしそ同士でおさえるようにして、楊子にさします。
4⃣しその半分の高さの油の量で揚げやきにします。
途中でかえして両面が濃い緑色になったらすぐあげます。

見た目で揚がってないようにみえても、かりっと揚がっているので大丈夫です。
時間にすると 15秒程度 、かえして 15秒程度 で大丈夫です。
5⃣キッチンペーパーなどで、よく油をきりましょう。
途中でキッチンペーパーを交換したほうがよいです!
そして冷めたら完成です。
ポイント
ガスの火力によっても、揚げ時間はかわってくるので、目安にしてくださいね。
みその量はあまりたくさんいれてしまうと、
揚げてるときにはみだしてしまうので、少なめの方がよいです。
巻くときには、空気をぬくようにぴっちり巻いたほうが、
揚げる時に破けづらくなりますよ。
油の温度は低めにします( 130~140) 高温になると、
すぐこげて苦くなるので気をつけてくださいね。
冷蔵の場合は油の状態にもよるので、約1週間を目安に食べるようにしましょう。

冷凍保存もできるので、その場合はフリーザーバックなどに
空気をぬいてから冷凍します。
油をよくきってから保存してくださいね。
冷凍保存期間の目安は約3ヶ月です。
しその佃煮
ごはんのお供に最適な佃煮をご紹介します。
冷凍もできるので作り置きしておくと便利ですね
~材料~
・しその葉 50枚
・醤油 25g
・砂糖 25g
・みりん 25g
・塩こぶ 10g
・白ごま 大さじ1
・かつお節 小袋1パック
~作り方~
1⃣しそをかるく洗ったら、さっと湯通しします。
2⃣冷水にとり、さめたら手でしぼって水気をきり細かく千切りにします。
3⃣鍋に調味料と塩こぶをいれ沸いてきたら、しそをいれ、水気がなくなるまで煮ます。
4⃣汁気がなくなったら、白ごまとかつお節をいれ混ぜたら出来上がりです。
ポイント
汁気がなくなるまで煮る方が日持ちがするので、弱火で炒り煮にするとよいです。
冷蔵庫で約1ヶ月保存可能です。
冷凍もできるので、
その場合は小分けにして食べる時は冷蔵庫で自然解凍します。
冷凍すると約3ヶ月も保存可能です。

その他外部サイトですが、しその保存食レシピを紹介します!
大葉にんにく醤油

引用元:https://cookpad.com/recipe/248794
~必要なもの~
大葉:20枚
にんにく:2片
醤油:150ml
~作り方~
1⃣作り方はとっても簡単です!
大葉をよく洗ったら、水気をペーパータオルでよくふき取り、
蓋のついた容器に大葉をいれます。
そこにスライスしたニンニク、醤油を加えます。
2⃣蓋をして、冷蔵庫で1日ほど寝かせるだけ。
これで完成です!
あとは、おにぎりにたり、刺身などに使えます♪
大葉キムチ
レシピ

引用元:https://cookpad.com/recipe/427538
~必要なもの~
・しそ 50枚
・コチュジャン 小さじ1
・にんにく 1片
・醤油 大さじ5
・酒 大さじ3
・砂糖 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・味の素 少々
~作り方~
1⃣まずは、しそをよく洗ってペーパータオル等で、
水気をふきとります。
2⃣しそ以外の調味料を混ぜておきます。
3⃣タッパー等にいれて、調味料としそを交互に重ねていきます。
4⃣最後に余った調味料を上からかけて、
冷蔵庫で保存したら完成です。
こちらもごはんと相性が良いので、
ご飯の上にのせるなどして、美味しくいただけます。
しそを使った餃子も♪
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まとめ
しそは季節のものですが、保存しておくと、長く楽しむことができます。
食欲増進効果もあるので、常備食として、
また、お弁当のおかずやお酒のおつまみにもなります。
なにか一品たりない時のアレンジ調味料にもなりとても便利です。
★しその保存方法はこちら
しそは冷凍して保存ができる!方法や解凍の仕方は?