田七人参の効果や効能、副作用がテーマです。
田七人参は、高麗人参同様、効果のある漢方として知られています。また、白斑や肝臓病に効果があるともされています。
そんな田七人参についてまとめていきます。
田七人参の効果や効能とは?
田七人参は、高麗人参と同じくウコギ科に属します。
ただ、形や形状が高麗人参とは異なります。
田七人参は、紡錘形をしており、食べ物!?と思うほどゴツゴツとした形状をしています。
それに比べて、高麗人参は木の根っこのような形状をしています。
さて、そんな田七人参ですが、昔から高麗人参と同様に重宝されてきました。
田七人参は、金では買えないと言われるほど、大変貴重な秘薬であったわけです。
それだけ田七人参の効果や効能はすごいのです。
田七人参の体への効能としては主に以下のようなものがあげられます。
- 免疫機能の向上
- 生活習慣病の予防・改善
- 血糖値・血流の改善
- ストレスの解消
免疫機能の向上
田七人参には、 有機ゲルマニウムという成分が含まれています。
この成分が免疫機能の向上に効果があるとされており、ウイルスを防ぐ効果があります。
ウイルスの侵入を防ぎ、ウイルスを排出しようとする働きがあるので、風邪の予防にも効果があります。
生活習慣病の予防・改善
生活主観病として代表される、 糖尿病や 脳梗塞などの改善や予防に効果があるとされています。
これらの病気は、血中のコレステロールや中性脂肪が原因となります。
田七人参には、これらの吸収を防ぐ働きがあります。
ですので、血中コレステロールや中性脂肪の数値の改善に期待できます。
また、血液の流れを良くするので、動脈硬化を改善し、結果、血管の老化で発症する生活習慣病の予防になります。
血糖値・血流の改善
田七人参に含まれているパナキサトリオールという成分が血糖値を下げる効果があるとされています。
この成分が筋肉に働きかけ、筋肉が糖をとりこみ、結果的に筋肉での糖代謝があがり、血糖値が下がるといわれています。
血糖値が下がるということは、糖尿病にも効果がありますね。
また、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあるので、ドロドロ血を改善する効果があります。
なので、 生活習慣病の予防に効果があるのです。
血流がよくなるということは新陳代謝も活発になり、美肌の効果も期待できます。
ストレスの解消
田七人参には、自律神経を正常にする働きがあります。
自律神経系の病気として、更年期障害や過食症、そして拒食症などの病気の改善にも効果があるとされています。
ホルモンバランスを整えてくれるのです。
肝臓病の改善にも効果がある?
田七人参は、肝臓病に効果があるとされています。
肝臓病で肝機能が低下した場合でも、改善の効果があるとされています。
実際に田七人参を投与したことで、肝臓の再生促進がされたという報告も。
田七人参が肝臓細胞に働きかけることで、肝臓の病気である脂肪肝や肝硬変の予防・改善に効果があるとされています。
田七人参が白斑にも効果あり?
白斑、つまり尋常性白斑は、白い皮膚に斑点状のものができたり皮膚の一部の色が変わってしまう病気です。
なかなか治りにくい皮膚病ともいわれています。
実は根本的に原因がわかっていないこの病気ですが、ストレスや自律神経の異常が影響していると考えられています。
この尋常性白斑に、田七人参が効果があるとされています。
というのも、田七人参には、血液循環を良くし自律神経系の病気に効果があるとされているためです。
ただし、尋常性白斑は、治らないといわれている病気でもあり、明確にこれで治るという治療法は見つかっていないようです。
あくまでも健康食品という見解で摂取するのであれば良いと思いますが、まずは専門医に相談する必要があります。
また、田七人参以外には温清飲や桂枝茯苓丸という漢方を処方されることもあるようです。
田七人参に副作用はある?
田七人参は自然のものなので、薬のような副作用はないとされているので、安心して摂取することができます。
しかし、漢方なので強く効きすぎてしまうことも。
最初は少しずつ摂取することをおススメします。
また、基本的に副作用はないのですが、好転反応がでてしまうかもしれないので、妊娠されている方は、あらかじめ担当の医師に相談しておきましょう。
田七人参の効果効能まとめ
田七人参の効果や効能をまとめました。
効果は個人差もあると思いますが、様々な有効成分が含まれていますね。
様々な病気に効果があるとされていますが、飲み始めて効果がでるのは半年~1年後ともいわれています。
ですので継続が大切なのです。
まずは薬剤師さんに相談してみるのが良いと思います。
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