今日は、もやしの消化をテーマにしていきたいと思います^^
もやしは消化に良いといえるのでしょうか。
それとも消化さらにくいのでしょうか。
もやしについてまとめていきます。
もやしは消化に良い?されにくい?
もやしは、どこのスーパーでも必ずといっていいほど
販売されている商品です。
しかも1袋の値段は20~30円程度と、
値段もかなり安いといえます。
そんなもやしは炒め物や鍋料理、和え物など
様々な料理に活用されています。
様々な料理があるので、もやし食べる機会があると
思いますが、
もやしの消化が悪いと感じたことはないでしょうか。
つまり、
もやしを食べて消化しきれずに、
便として排泄されてしまうということです。
もやしを食べてそのような症状が起こったことは、
一度くらいはあるのではないでしょうか。
もやしはどちらかいうと、
消化がしにくい野菜 であるといえます。
もやし以外にも繊維質の多い野菜は、
消化しきれずに便としてでてくることがあります。
例としては、
ニラやとうもろこし、ごぼう、きのこ類
などは消化がしにくく、そのままの形で体から
排泄されることがあります。
もやしが消化されにくい原因は?
もやしが消化されずにそのままでてくる原因は、
「食物繊維繊維」 であるといえます。
食物繊維というと、
・水溶性食物繊維
・不溶性食物繊維
の2種類があるのですが、
食物繊維の中でも消化しにくいのは、
不溶性食物繊維です。
水溶性食物繊維は、水に溶ける食物繊維ですが、
不溶性食物繊維は、水に溶けない食物繊維です。
それぞれ働きは異なります。
腸内環境を良くする
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腸の蠕動運動を刺激し、便通を良くする
有害物質を体外へ排泄する
などの働きがあり、
同じ食物繊維といえども、作用は異なります。
不溶性食物繊維は、便通を良くする効果があるのですが、
水に溶けにくいために、
多く摂取しすぎると下痢の症状を起こす恐れも
あります。
そしてこの不溶性食物繊維の方が、
消化しきれずに、排泄されることもあります。
もやしの不溶性食物繊維含有量は多いわけではありませんが、
野菜の中でも、消化しにくいといえます。
もやしはどう食べれば消化しやすい?
消化が良い・消化が良くないといわれる食べ物は
たくさんあると思いますが、
調理法によって、少しでも消化が良くなることがあります。
基本的にもやしは加熱食材ですので、
生のまま食べるのはNG です。
必ず加熱処理してから食べるようにします。
もやしは工場内で栽培されており、
よく洗浄されてからパック詰めされていますが、
生食用にはされていませんので要注意です。
風邪のときなどに食べるのが、
基本的に消化の良いものです。
思い浮かべるものとすると、
私は温かいうどんやおかゆです。
消化が良い食べ物は
・加熱してあり、温かい
・具材が細かい
・油の量が少ない
・薄い味付け
このようなものであるといえます。
ですので、もやしの消化を良くするためには
・スープ
・鍋
などの調理法が有効です。
スープや鍋にいれて加熱する際は、
あまり濃い味付けにならないように。
そして重要なのが
よく噛む
ということです。
もやしがうまく消化できずに体の外に排泄されてしまうのは、
よく噛まないで食べてしまったということも
原因として大きいかと思います。
特に、もやしはラーメンのトッピングにも
使われる具材ですが、
ラーメンのような食品は一気に食べてしまいがちです。
そうするとあまり咀嚼していませんので、
うまく消化できずに、そのままの形で排泄されてしまうのです。
ですので、もやしを食べる際は、
よく噛んでから食べるようにしましょう!
加熱してよく噛んでから食べることで、
胃の負担も減らすことができます。
もやしの消化が良くなるレシピ
風邪のときなどで体調が悪いときにでも
食べたい、もやしのレシピを紹介します。
外部サイトですが、ご参考になればと思います。
もやし&しょうがスープ
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/1754531
体を温める作用のある生姜とのもやしのスープです。
生姜も入っているので、体が温まること間違いなしです。
えのきも消化が悪い食材ではあるので、
細かく刻んでからその他の材料と混ぜた方が良いです。
また黒コショウなどの調味料はいれすぎに注意。
シンプルな味付けの方が消化には良いです。
もやしde生姜風味♡大根おろし鍋
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/3476349
こちらも体を温める作用のある生姜との鍋です。
大根おろしは消化を助けるアミラーゼなどの
消化酵素が多く含まれています。
生姜が体を温め、大根おろしが消化を助けてくれます。
舞茸やエノキもきのこ類であり、
消化が良くはないので、なるべく細かくしてから
鍋にいれると良いです。
生姜はチューブの方が簡単ですが、
すりおろして使った方が「ショウガオール」という
胃腸の働きを活発にしてくれる成分が摂取できます。
具材はお好みでどうぞ!
その他、消化によくない食べ物
様々な食品がありますが、繊維質が多いものほど消化が良くない
食材であるといえます。
加熱食材はよく熱を通して柔らかくし、
生で食べるような食材はなるべく細かくして
よく噛んでから食べると良いです。
ラーメンなどの中華麺
消化に良いのは、
おかゆや温かいうどん、雑炊などです。
ご飯の場合は、水を多く含んで柔らかく煮たものの方が
消化に良いです。
ニラ
とうもろこし
ごぼう
れんこん
もやしを含む繊維質は消化しにくいです。
野菜ではないですが、きのこ類も消化が悪いです。
消化に良いのは、
白菜やカブ、大根、ほうれん草、キャベツなどの食材です。
風邪の時にもこういったものは良く食べるのではないでしょうか。
また芋類では、消化酵素を多く含むので、
長芋類も消化に良いです。
すいか
グレープフルーツ
りんご、桃、バナナなどの果物は消化に良いです。
風邪のときにすりおろしりんごを食べるという方も
いるのではないでしょうか。
またバナナも消化吸収が良いので、
エネルギーをすばやく補給したい人にもおススメです。
脂身が多いお肉を食べると、胃が痛くなる方も
いるのではないでしょうか。
脂身が多いと消化に悪いです。
消化に良いのは、鶏肉の脂身の少ないささみや胸肉、
また卵です。
卵は栄養価も高いので、
おかゆに混ぜていれられることも多いかと思います。
このように、もやし以外にも消化されにくい食材が
たくさんあるので、
胃腸の調子があまり良くない方は食べる食材も気を付けると
良いかと思います。
まとめ
今回は、もやしの消化をテーマにしてまとめてみました。
もやしは野菜の中でも消化しにくいといえます。
その他、ニラやとうもろこし、ごぼうなどの野菜が
消化があまりうまくいかないので、
よく噛んでから食べると良いです。
またよく加熱してから食べた方が
消化には良いといえます。
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