今日は、みょうがの栽培方法をテーマにしていきたいと思います^^
みょうがをプランターで栽培する場合はどうすれば良いでしょうか。
また肥料のタイミングや生え方はどうなるでしょうか。
みょうがの栽培についてまとめていきます。
みょうがをプランターで栽培!
みょうがは、鮮やかな紅色、そして香りや独特の苦味が
特徴的な野菜です。
薬味として使われることが多いですが、
酢漬けにしてもシャキシャキとした食感が美味しいです。
夏が旬のみょうがは1パックあたり100円程度で
購入できますが、家庭菜園でも栽培することができます。
しかも、放任でも栽培することができるので、
家庭菜園で育てられる野菜の中でも割と簡単に栽培できます。
地植えでの栽培も可能なのですが、
今回は、プランターでの栽培方法についてまとめていきます。
みょうがの栽培環境
みょうがは、他の野菜と違って、日当たりが良いところを
好みません。
夏に収穫される野菜といえば、
とうもろこしやゴーヤ、きゅうり…などなど
基本的に日当たりの良い土地を好みますが、
みょうがの栽培場所はちょっと変えておいた方が良いです。
【日当たり】明るい日陰
【栽培適温】 15~20℃
【連作障害】起こりにくい
みょうがの場合は日当たりが強いところは向きません。
なので、明るいけれど、木の陰などの
影があるようなところにプランターを置くようにしてください。
逆に他の野菜は育てにくいような箇所があったら、
みょうが向きなのです。
みょうがの植え付け
みょうがは種ではなく、
地下茎(根株)を植え付けることで栽培します。
画像引用元:http://www.tane4u.com/item_myouga.html
ネットやホームセンターなどで
購入することができます。
選ぶ際は、芽が3個ほどあるようなものを
選ぶと良いです。
植え付けは 3~4月 が目安です。
~植え付けに必要なもの~
・プランター(深さ20cm以上)
・培養土
・鉢底石
・地下茎
~みょうがの植え付け手順~
1・まずプランターを用意したら、
底に鉢底石をしきつめます。
鉢底石の上に培養土をしきます。
2・さらに根株を15~20cmほどの
株間をあけて植え付けます。
てがきイラストですみません。
3・上からさらに培養土を5~8cmほど
かぶせます。
4・たっぷり水やりを行います。
あとは管理に気をつけて、
芽がでてくるまで待ちます。
みょうがの栽培管理・肥料水やり
みょうがは比較的育てやすい野菜ですが、
乾燥に注意して栽培する必要があります。
【水やり】
みょうがは乾燥に弱いので、
土が乾く前に水やりを行うようにします。
地植えの場合も乾燥に注意しましょう。
水を切らさなければ地植えの場合
放任しても育ちます。
【肥料】
みょうがは植え付けから3週間ほどで
芽がでてきます。
肥料のタイミングはみょうがから芽がでてきてからです。
みょうがから芽がでてきたら、
液肥、もしくは株元にひとつかみ程度の肥料を施します。
特に夏の時期は葉がどんどんのびてきます。
この時期は、よく成長するので、
様子を見て肥料の量を調整し、
施すようにします。
なお、葉が茂ってきたら、
ある程度剪定しておくと良いです。
みょうがの葉の様子
放っておくとこういう感じで生い茂ります。
【敷き藁】
みょうがの芽が土の表面からでてきたら、
敷き藁をしいて、
乾燥防止をしておくと良いです。
また光に当たらないので、
風味が落ちるのを避けることもできます。
みょうがの収穫時期・生え方
みょうがが成長したらいよいよ収穫です。
みょうがは植え付け後1年目は
収穫できないこともあります。
本格的な収穫時期は2年目からです。
基本的にみょうがの旬の時期は夏なので、
収穫は夏ですが、
みょうがの種類によって多少収穫時期が異なります。
夏ミョウガ(早生種):6~8月
秋ミョウガ(晩生種):9~10月
夏みょうがの方がやや小ぶり、
秋みょうがの方がやや大型といった感じです。
みょうがの生え方ってご存知ですか?
実はこのように生えてくるのです。
わかりにくいかもしれませんが、
伸びた茎の先に、みょうがができるんです。
ぽつぽつと地上に顔をだします。
みょうがは、株の周りにどんどんでてくるので、
株元から花芽をつんで収穫します。
収穫が遅れると、
このように花が咲きます。
花が咲き始めるとみょうがの風味が落ちてしまうので、
なるべく早く収穫しましょう。
目安は直径 1.5cm 程度です。
なお、みょうがは花が咲いても食べられますので。
★みょうがの収穫に関して詳しくはこちらの記事もどうぞ
みょうがの収穫時期のタイミングや方法は?
冬の時期になると、
地上部は枯れてしまいますが、
また春に芽を出します。
みょうがの植え替え
みょうがは、4~5年たつと、
株がこみあってくるので、植え替えを行うことで
収穫量を増やすことができます。
春の芽がでる前(1~3月)に
プランターからみょうがを掘り返し、
3芽ずつ、15cm程度の長さになるように、
根株をハサミなどで切り分けます。
あとは新しいプランターに入れ替えて
植えます。
あとは同じように栽培管理して
育ててください。
みょうがの栽培注意点
みょうがは、基本的に乾燥に弱い野菜です。
とはいえ、多湿だと紋枯病などの病気が発生しやすくなります。
※基本的には他の野菜と比較して
病気や害虫被害などにはあいにくい野菜です。
プランター栽培の場合は水を与えないと地面から吸えないので、
乾燥に注意が必要ですが、
地植えの場合は与えすぎると、
多湿となりますので注意が必要です。
基本的には水はけの良い環境で育てることが
大切です。
みょうがのおまけ
最後にみょうがに関して、
私は刻んだみょうがの独特の苦味が好きなタイプでは
なかったのですが、
肉巻きにしたりすると、美味しいということがわかり、
それから苦手意識が減りました。
なので、みょうがはあまり好きじゃない…
という方は、肉巻きや天ぷらなどの加熱調理で
食べてみてはいかがでしょうか。
油で炒めると、適度にシャキシャキ感は残るのに
苦味は減るので美味しくいただけます。
★みょうがの調理に関してはこちらもどうぞ
みょうがは生で食べられる?味が苦手な場合はどうする?
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まとめ
今回は、みょうがの栽培方法をテーマにして
まとめてみました。
みょうがはプランターでの栽培が可能です。
数年たってから植え替えすると、
生育も良くなります。
庭先に植えておけば、放任しても収穫が
望めますし栽培しやすい野菜です。