松茸の虫だしがテーマです。
松茸に虫がいることがありますが、虫だしはどうすれば良いでしょうか。
また、虫食いの松茸はどうすれば良いでしょうか。
松茸についてまとめていきます。
松茸の虫食いのものは大丈夫?
松茸は、秋の味覚です。
松茸がスーパーに出回るようになるのは、9月のはじめからです。
7~8月も少しは出回っているのですが、その時期、松茸を置いているスーパーはかなり少ないかと思います。
松茸は人工栽培ができないため、高値であり、そして国産のものは少なく、中国産の他、アメリカやカナダ産のものが多く出回っています。
海外の松茸は、日本のものよりも安く購入できますが、輸送に時間がかかるため、風味が劣ってしまいます。
そんな松茸ですが、天然のものゆえに、虫食いのものがあります。
虫食いされた松茸↓↓
虫に食べられた松茸は、このように軸にいくつもの線が入っています。
これが虫に食べられた証拠です。
半分に割らないとわからないのか、というとそうでもありません。
虫食いのものは、 軸を触ると柔らかくなっています 。
すかすかの状態なので、柔らかくなってしまうんですね。
また下処理の段階で気が付くこともあります。
松茸の下処理では、石づきをカットする際、周りを削るようにして取り除きます。
石づきを削った際、無数に穴 があれば、虫食いの松茸の可能性 が高いです。
穴があったら虫食いの可能性があると心得て料理することができますね。
そして松茸は虫食いであっても、もちろん食べることができます。
ただ、虫が入っているものを食べたくはないですよね…
というわけで、虫食いの松茸に遭遇したら、虫だしを行いましょう!
家にある材料でできます♪
また、どのスーパーにもあるわけではないですが、虫食いの松茸が販売されていることがあり、その場合、結構破格で販売されています。
虫食いでも松茸は松茸ですからね。
松茸の虫だし方法は?
松茸に虫食いの跡があった場合は、「虫だし」 という方法を行います。
通常、スーパーで販売されている松茸以外のきのこであれば、菌床栽培のものが多く、虫のリスクはほぼないです。
ただ、松茸は人工栽培で栽培できず、天然のものしか流通していないので、やはり虫のリスクがあります。
松茸を食べる虫は数cmで細い虫です。
それでも見つけたら嫌ですよね。
松茸は虫にとっても美味しいらしいです、、虫がついているということは、安全な松茸という証拠ですね!
でもやはり虫つきのものは食べたくないということで、虫だしの方法を紹介します。
1⃣まずは石づきの処理をしている段階で虫食いとわかった場合、その松茸を半分、もしくは1/4に切ります。
手で裂けるのであれば裂いてしまってください。
私は虫がこわくて無理です…
2⃣続いて、塩水を用意します。
ボウルを用意し、水をいれ、塩をいれます。
塩は水1ℓに対して、大さじ1杯程度の量です。
3⃣塩水に松茸をいれてしまいます。
松茸は結構水にういてしまうので、軽く重しのようなものをのせると良いです。
私はお皿をのせました。
4⃣そのまま 10~20分 程度つけておきます。
この時間もあまり長くない方が良いのですが、虫を追い出すために、これくらいは漬けておいた方が良いですね。
気になるようでしたら30分程度を目安に。
5⃣時間がたったら、水を全部捨てて、松茸を軽くすすいで完了です。
すごく小さい虫の場合ちょっと怖いですが、これで虫を追い出すことができます。
虫は、ショウジョウバエなどの幼虫の可能性が高いです。
毒がある虫ではないので、加熱調理してしまえば問題はないです。
また最初は虫食いでなかったのに、冷蔵室で保存していなかったせいで、虫に食べられてしまうこともあります。
ですので、松茸は購入したらなるべくすぐに調理して食べた方が、おいしさの面からも良いのです。
虫食い松茸の食べ方は?
虫だしを行った松茸は、虫食いの跡があっても食べられます。
ただ、虫食いの松茸って見た目があまり良くはないですよね。
虫だしをしたからといって、焼き松茸にするというのも勇気がいります。
というわけで、虫食いの松茸の食べ方ですが、、細かく切って食べる食べ方がベストです。
なので、
- 炊き込みご飯
- 炒め物
などに調理してしまえば、結構隠せます!
また少し厚めに切って天ぷらにしても衣で虫食いの跡を隠すことができます。
虫食いのものは見た目がわるくなりますが、虫も食べたいほど美味しいということで、捨てずに、ぜひ料理に活かしてみてください。
松茸の虫だし方法まとめ
松茸の虫だしや虫食いをテーマにまとめました。
松茸は天然ものなので、虫食いのものもあります。
見た目だけではわかりにくく、虫食いのものを買ってしまうこともありますが、虫食いのものでも食べることができます。
松茸に虫食いを発見したら、虫だしを行いましょう。
長くやっても虫がでてこなかった場合、虫がすでに中からいなくなった後かもしれません。
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