今日は、なめこの食べ方をテーマにしていきたいと思います^^
なめこは生で食べることはできるのでしょうか。
またなめこを食べるときは洗うべきなのでしょうか。
そしてなめこから酸っぱいようなにおいがしているものは大丈夫なのか…
なめこについてまとめていきます。
なめこは生では食べられない?
なめこといえば、
独特のぬめりが特徴ともいえます。
そんななめこは、1年を通して市場に流通していますが、
店頭で販売しているものは、
天然のものではなく、菌床栽培のものです。
真空パックで販売されているものは、
菌床栽培し株元の部分を切り取って袋にいれ、
空気を抜いた状態で出荷されています。
なめこのぬめりの成分は「ムチン」 というもので、
食物繊維の一種です。
ムチンには、
胃の粘膜を保護するなどの働きもあります。
さて、なめこの食べ方に関してですが、
結論からいうと
なめこは、生では食べられません 。
真空パックの状態で販売してあるので、
そのまま使っていいものなのかと誤解されている方も
多いようなのですが、
袋に【加熱してからお召し上がりください】
と記載されています。
真空パックの中に入っていますが、
生の状態のなめこですので、
必ず加熱する必要があります。
もし、生で食べてしまった場合は、
腹痛・下痢 などの食中毒の症状を起こすことがあります。
きのこ類は、基本的に加熱して食べる必要があります。
生で食べることができるのは、
マッシュルームくらいですね。
他にも、生で食べることでしいたけであれば「しいたけ皮膚炎」という
症状が起こる可能性もありますし、
しめじや舞茸、エリンギなどの生食も危険です。
和え物やサラダにする際は、茹でるもしくは、
電子レンジで加熱するだけでOKですので、
必ず加熱してから料理して食べるようにしてください^^
★茹で時間やレンジでの加熱時間はこちらです
なめこのゆで時間はどれくらい?レンジでは何分?
ゆでるのが面倒な方は、
電子レンジでの調理がおススメです。
なめこは洗うべき?
では、続いて、なめこの調理では、
洗うか洗わないか迷うところですね。
洗うか洗わないか…
答えはどちらでも大丈夫です 。
基本的にサッと洗い流してから使うことが
推奨されていますが、
これはなめこに汚れがついている場合です。
そういう場合は、ゼリー状のぬめりを
水でサッと洗い流して料理した方が良いそうです。
他のきのこ類は、旨みが逃げるので洗わない方が良いとされており、
汚れがついている場合は、
ペーパータオルなどで拭き取るのが良いのですが、
なめこはぬめりがすごいので、ふき取るというのは難しい
ですよね。
なのでサッと洗うことが推奨されています 。
でも、実際は加熱調理しますし、
あまり汚れがついていない方が多いので、
そのまま洗わないで使ってしまうという方が多いです。
洗うときの注意点
なめこのぬめり成分は「ムチン」であり、
食物繊維の一種です。
粘膜の保護や、タンパク質の吸収を助けるなどの
働きがあり、大切な栄養素です。
そしてしっかり洗ってしまうことで、
このムチンが多く流出してしまい、
結果的に 風味や栄養価が下がってしまう …
ということになります。
ですので、洗うのはサッとでOKです。
基本的な下処理としては、
ザルになめこをあけて、お湯を上から
まわしかけるようにします。
これが基本的な下処理ですが、
実際には、水で洗い流すという方の方が
多いかと思います。
何分も洗ってしまうと、
ぬめりが多く流出するので、
洗う場合は、流水でササッと洗う程度にとどめましょう。
なめこから酸っぱいにおいがするのは大丈夫?
なめこの袋をあけて酸っぱいようなにおいが
したものは食べても大丈夫なのでしょうか。
まず、なめこが腐っている状態は
以下のような状態になります。
・黒く変色している
・なめこ自体がどろっとしている
・溶けている
このような状態であれば、
食べない方が良いです。
また、真空パックされている状態のなめこは、
鮮度が落ちてくると、
ぬめりがぬごってきたり、
袋が膨らんできていないかチェックしてください。
なめこの賞味期限は真空パックのもので、
1週間 、
そして株元つきのものは 3日 程度と、
他のきのこ類と比較しても傷みやすいといえます。
なので、なるべく早めに食べてしまった方が良いです。
また、酸っぱいにおい がしている場合は、
多少ですが、鮮度が悪くなってきている証拠です。
その場合は、さっと洗って茹でるなどすると、
まだ食べられる状態です。
ただ、傷み始めた証拠であります。
酸っぱいにおいでも、
強烈なものは、かなり傷んでいる可能性が高いので、
食べないで廃棄してしまった方が良いでしょう。
なお、傷んでいないなめこでも、
電子レンジで加熱したり、茹でたりすると、
酸っぱくはないのですが、多少においを発します。
乾燥なめこであれば、
長期保存も可能です。
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まとめ
今回は、なめこの食べ方をテーマにして
まとめてみました。
なめこは、生の状態では食べられないので、
加熱調理する必要があります。
またなめこは、洗わなくても食べられるのですが、
サッと水で洗うことが推奨されています。
真空パックのものは、
1週間程度日持ちしますが、保存状態によっては
腐ることもあるので変だなと思ったものは
食べない方が無難です。
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