舞茸の種類がテーマです。
舞茸には黒と白いものがありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
舞茸についてまとめていきます。
舞茸の種類には何がある?
舞茸の旬の時期は、10~11月とされていますが、天然ものではなく、菌床栽培のものは1年中流通しています。
舞茸の名前の由来は、見つけると「舞い踊りたくなるほどうれしい」ことからもきているとされています。※諸説あります。
そんな舞茸は、炒め物や煮物、天ぷらなど、様々な料理に調理されています。
また、冷凍して長期保存することもできます。
舞茸で多く目にするのは、かさが茶色いものかと思いますが、他にも種類があります。
舞茸
一般的に販売されている舞茸です。
流通している舞茸の種類としては、かさの色が茶色であり、軸は白い色をしています。
パック販売されているものは、基本的に天然のものではなく人工栽培されているものです。
菌床栽培により栽培されており、1年中流通しています。
香りもよく、歯ごたえもあるのが特徴です。
人工栽培で栽培されているものでも、新鮮なもの、鮮度が落ちているものがあるので、
- かさが密集している
- かさの色が茶色で肉厚
- 軸が白い
- 全体的にハリがあり、触ると折れそうなもの
を選ぶのが良いです。
長期間保存していると、舞茸が黒ずんできます。
白舞茸
白舞茸は、名前の通り、白いかさの舞茸を指します。
白舞茸は、一般的な舞茸とは違い、あくが少なく、そして煮汁も黒くなることはないのが特徴です。
ですので、白っぽい料理である、クリーム煮やシチューなどの料理にも使えます。
また、かさが茶色い舞茸と、あまり栄養価は変わらないのも特徴であるといえます。
なので、茶色い舞茸と同じように、食物繊維も豊富です!
汁物にも向いています。
天然舞茸
多く流通しているものは、人工栽培のものであり、天然の舞茸は流通量が少ないです。
主にぶな、なら、椎などの木に自生しています。
画像引用元:http://www.sansaiya.com/kinoko/maitake/No004-001
天然のものは、昔から希少価値がありましたが、今でも天然のものは、人工栽培のものに比べて、10倍くらいの値段で販売されています。
つまり舞茸は100gあたり100円程度ですが、天然のものは100gで1000円くらいします。
値段は高いですが、香りや旨みは人工栽培のものとは違います。
そして天然のものは、食べられる時期が限られています。
また原木栽培の舞茸であれば、天然の舞茸に近い味わいとなります。
黒舞茸
一般に多くは出回らない種類です。
一般に流通している茶色い舞茸よりも、かさの色が黒っぽいです。
舞茸の色は成長とともに変化し、白→茶色→黒となり天然の舞茸で黒いものは、最高級とされています。
そして黒い舞茸は市場ではほとんど見かけることがありません。
天然ものは少なく、最近原木栽培にて黒舞茸を栽培されるようになってきました。
ですが、茶色や白い舞茸と比較すると、値段は高いといえます。
黒舞茸はこちらで販売されています。
黒舞茸は、TVのダイエット番組により、一躍有名になりましたが、まだまだ高価であるといえます。
舞茸には、ダイエット効果もある「MXフラクション」という成分が含まれており、その成分が注目されていますが、黒舞茸に、この成分が最も多く含まれているようです。
舞茸の栄養について詳しくはこちらをどうぞ
舞茸の栄養はすごい?効果・効能は期待できる?ダイエットも
舞茸の調理法
では、舞茸にはどのような調理法があるでしょうか。
石づきをとり、下処理をしてから調理してください。
【和える】
サラダ
お浸し
【炒める】
バター醤油炒め
きんぴら
パスタの具
肉巻き
オイスターソース炒め
【焼く】
グラタン
ホイル焼き
【鍋】
きりたんぽ鍋
すき焼き
【煮物】
シチュー
クリーム煮
しぐれ煮
【揚げる】
天ぷら
から揚げ
【汁物】
味噌汁
卵とじ汁
けんちん汁
その他、炊き込みご飯などにも向いています。
舞茸には、 βグルカンや ビタミンB群など、様々な栄養が含まれています。
しかし、これらの成分が水溶性なので、茹でると、水の中に栄養分が溶けてしまいます。
また舞茸で注目されている成分のMDフラクション、MXフラクションなども水溶性です。
なので、舞茸の成分を効率よく摂取するためには、汁ごと食べられるものや鍋料理などが良いといえます。
またお浸しなどにする場合は、レンジで加熱することで、栄養成分の流出を防ぐことができます。
外部サイトですが、おススメの舞茸レシピを紹介します。
甘辛味のマイタケ
引用元:https://cookpad.com/recipe/312641
舞茸のバターポン酢炒め
引用元:https://cookpad.com/recipe/523943
常備菜にも♪まいたけと人参のきんぴら
引用元:https://cookpad.com/recipe/1400386
様々な料理に舞茸を使ってみてください。
舞茸の種類まとめ
舞茸の種類をテーマにしてまとめました。
舞茸には、様々な種類があります。
一般的に流通しているのは、茶色い舞茸ですが、白い舞茸は茶色い舞茸よりも、クリーム煮などの料理には使いやすいです。