ごぼうが腐るとどうなるのかがテーマです。
ごぼうは腐るとどのようになるのでしょうか。
また赤やピンクに変色しているものは食べられるのでしょうか。
ごぼうについてまとめていきます。
ごぼうは腐るとどうなる?
ごぼうの旬は11~1月 の時期です。
ごぼうは冬が旬の時期となっていますが、1年中購入可能です。
そしてごぼうは日持ちしやすい野菜といえるので、ついつい放っておいてしまうことも…!
ごぼうももちろん野菜なので、悪くなれば、 腐って食べられなくなります !
ごぼうが腐ると以下のような状態になります。
- ごぼうから異臭がする
- カビが生えている
- ぐにゃぐにゃに柔らかくなっている
- 干からびている
- ぬめりがある
このような状態のごぼうは食べない方が良いといえます。
多少柔らかい程度のごぼうでしたら、まだ食べることができますが、このようにぐにゃぐにゃになってしまったごぼうは調理にはむきません。

中はこんな状態

スカスカでゴムのような感触です。
冷蔵庫内で長く保存しすぎると、このような状態になります。
- 多少乾燥している
- 中にスが入っている
状態でしたら、食べることができますが、ごぼう独特の食感がなくなってしまっています。
なので、このような状態になってしまうと、美味しくなくなってしまいます 。
ごぼうの保存方法に関してはこちらをどうぞ
ごぼうの日持ちする保存方法!冷凍も可能?保存期間・賞味期限は?
泥付きのごぼうは、洗ったごぼうよりも長持ちしますが、乾燥が激しいと、ごぼうが食べられない状態になってしまいますので、カットして冷蔵庫で保存したら、なるべく早めに食べるようにしましょう。
ごぼうが赤やピンクに変色しているものは?
ごぼうを調理しようして、切ってみると、ごぼうの中が赤やピンク色に変色してしまうことがあります。

画像引用元:http://www.naracoop.or.jp/qanda/001/gobou.jpg
結論からいうと、赤やピンク色になっているごぼうも食べることができます 。
変色には、ごぼうのポリフェノールが関係しています。
ごぼうには、クロロゲン酸というポリフェノールの一種が含まれていますが、この成分が酸化することにより、赤やピンクに変色してしまうことがあります。
ごぼうの成分が、酸化したことで変色しているだけなので、ごぼうが腐っているわけではないです。
気になる場合は、包丁で取り除くこともできます!
クロロゲン酸は、コーヒーにも含まれる色素成分です。
なので、変色してしまったごぼうでも、安心して食べることができます。
ごぼうが緑に変色した場合は?
また、ごぼうは アルカリ性 では緑色に変色することがあります。
この原因も「クロロゲン酸」です。
クロロゲン酸は、アルカリ性の物質と反応すると、緑色に変色します。

画像引用元:http://chatadon.exblog.jp/6645759/
アルカリ性の物質は、重曹やベーキングパウダーなど、私たちの身近な存在のものです。
ごぼうを天ぷらにした場合、このような変色が起きやすいです。
またこんにゃくと調理した場合も反応しやすいです。
さつまいもにもクロロゲン酸が含まれるので、このような変色が起きることがあります。
またごぼうを切っておいておくと、黒っぽく変色してしまうことがありますが、これは ポリフェノールオキシターゼ という酸化酵素の影響です。
ごぼうのポリフェノールが、ポリフェノールオキシターゼという酵素の影響により、酸化して褐色色素を生じることにより、黒く変色してしまいます。
黒く変色するのを防ぐためには、酢水に漬けておくと良いです!
あく抜きについて詳しくはこちらをどうぞ
ごぼうのアク抜きは酢水を使う?時間はどれくらい?
ごぼうが腐るとどうなるまとめ
ごぼうが腐るとどうなるかをテーマにしてまとめました。
ごぼうは腐ると明らかに臭いが違ったり、見た目が食べられないだろう、、という状態になっています。
長く保存しておくと、そのような状態になってしまうこともあります。
また赤やピンク、そして緑色に変色している場合は、腐っているわけではないので、食べることもできますよ。