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ごぼうの下処理・下ごしらえ方法!洗い方はどうする?下茹では必要?

今日は、ごぼうの下処理、下ごしらえ方法をテーマにしていきたいと思います^^

 

ごぼうの下処理、下ごしらえはどのようにすれば良いでしょうか。
またごぼうの洗い方はどうするのが良いでしょう。

 

ごぼうについてまとめていきます。

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ごぼうの下処理方法!洗い方は?

ごぼうは、炒め物や煮物など様々な料理に利用されている
野菜です。

 

そんなごぼうは、1年中購入することもでき、
私たちが利用しやすい野菜ともいえます。

 

ただ、ごぼうは葉物野菜とは違い、
泥付きのものや洗ってあるものなど様々です。

 

特に泥付きのものは日持ちしやすく風味も良いのですが、
その分、きちんと下処理してから調理しないと
いけません。

 

ごぼうの下処理に関して簡単に説明していきます。

 

 

ごぼうの洗い方

まず、ごぼうには、泥がついたまま販売されている「泥つきごぼう」、
そして、泥が洗浄されている「洗いごぼう
が販売されています。

 

 

洗いごぼうは、泥が落としてある分、
調理しやすいのですが、日持ちしにくいです。

 

野菜の直売所などでも、
販売されているのは土つきのものが多いかと思います。

 

 

ただ、土がついたままのものはきちんと
土の汚れを落とす必要があります。

 

方法としてはたわし、もしくはアルミホイルを使用します。

 

たわしは100円均一で購入することも可能です!

 

1個あると便利です。

 

土付きのごぼうを、流水でこすり洗いをし、
表面の泥を落とします。

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皮はむかないように、力をいれすぎないようにします。

 

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たわしで軽く洗うだけで綺麗になります。

 

アルミホイルでも綺麗になります。

 

手を使って流水で洗うだけでも、
土の汚れは落ちます。

 

ただ、たわしやアルミホイルを使用した方が、
簡単に綺麗になります。

 

よく洗ってもどうしても落ちない部分は、
土の汚れではなく、ごぼうの皮の色です。

 

 

ごぼうの皮むき

ごぼうの皮の付近には栄養が含まれており、
また香り成分も含まれているので、
皮は剥かない方が良いとされています。

 

なので、ピーラーや包丁を使用して皮を削ってしまうのではなく、
表面を少し落とす程度にとどめます。

 

たわしやアルミホイルでこする程度で、
表面を落とすことができます。

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また、包丁の背の部分を使って、
こすると、表面の汚れをこそげ落とすことができます。

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力をいれすぎると、
皮が結構むけてしまうので要注意。

ごぼうのあく抜き

ごぼうには、 ポリフェノールオキシターゼ という酸化酵素が
含まれているため、
ポリフェノール類が酸化されて、
褐色物質となり、変色することがあります。

 

この現象を起こさせないために、
あく抜きをします。

 

ごぼう以外にも、りんごやさつまいもなど、
様々な野菜や果物が、切ったあとの変色を防ぐために
あく抜きをします。

 

ほうれん草のあく抜きのように、
えぐみ成分(シュウ酸)を取り除くための
あく抜きとはちょっと違います。

 

ごぼうあく抜きの方法としては様々な方法がありますが、

・水につけておく
・酢水につける

のが一般的です。

 

~水につける~
切ったごぼうを 5分 程度水につけておくだけです。

 

あまり長い時間、水につけておくとごぼうの
栄養成分が多く流出してしまうので、
太いごぼうでも10分程度にとどめておきます。

 

 

~酢水につける~
切ったごぼうを水だけではなく、
水に大匙1杯程度酢をいれてつけておく方法です。

 

酢水につけておくことで、
ごぼうが白く仕上がります。

 

酢水につけておく時間は 1~2分 程度に
とどめます。

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あまり長い時間、ごぼうを酢水につけておくと、
ごぼうが硬くなってしまいます。

 

ただごぼうをあく抜きすると、ポリフェノール類が流出するので、
色よく見せない場合は、あく抜きしない方が良いという意見もあります。

 

★あく抜きに関してはこちらの記事もどうぞ
ごぼうのアク抜きは酢水を使う?時間はどれくらい?
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ごぼうは下茹ですべき?

料理によっては、ごぼうを下茹でしておくことで、
煮汁と一緒に茹でたときに、
ごぼうに味が染み込みやすくなります。

 

同時にごぼうを下茹ですることで、
あく抜きにもなります。

 

下茹では、 を使ったり、米のとぎ汁米ぬか を使用するなど
様々です。

 

ちなみに、大学のときは、ごぼうは米のとぎ汁、もしくは米ぬかで
茹でてあく抜きした方が良いと習いました。

 

茹でるときに、酢も一緒にいれて茹でるという方法もあります。

 

とぎ汁や米ぬかを使用するときは、
鍋にごぼう、そしてとぎ汁、もしくは米ぬかと水をいれて、
水の状態から茹でていきます。

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茹で時間は太いもので 10分 程度です。

 

茹でたあとは、ザルにあげて、さらに熱湯を上からかけて、
くさみを取り除きます。

 

これで下茹ではOKです。

 

そのまま他の調味料と一緒に煮込めます。

 

あく抜きのとき同様、
ごぼうの下茹での際に、お酢を少量(大さじ1~2杯)
混ぜて茹でるだけで
ごぼうが白く仕上がります。

 

ごぼうサラダなど、ごぼうを白くしあげたいときは、
酢水で茹でることもあります。

 

ただ、ごぼうサラダなど、ごぼうを細く切って使う場合、
茹でるのは 1~1分半 程度で十分です。

 

★こちらの記事もどうぞ
ごぼうの茹で方・茹で時間は?レンジでも下茹で可能?

 

冷凍ものも便利です♪

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まとめ

今回は、ごぼうの下処理、そして下茹で方法をテーマにして
まとめてみました。

 

ごぼうは、洗う→あく抜きの手順で下処理します。

 

皮はむく派とむかない派がありますが、
家庭料理ではしっかり剥かないで包丁で
表面をこそげ落とすことが多いかと思います。

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