今日は、ごぼうのささがきの保存方法をテーマにしていきたいと思います^^
ごぼうのささがきはどのように保存すれば良いでしょうか。
また冷凍はできるのでしょうか。
ごぼうのささがきについてまとめていきます。
ごぼうのささがきの保存方法は?
ごぼうは、特有の風味があります。
また歯ごたえがあるので、炒め物や煮物、
そしてサラダなど様々な調理法があります。
ビタミン類は多く含まれているわけではないですが、
ミネラル類は多く含まれています。
むくみ予防の効果のあるカリウムの他、
微量ですが、
鉄分や亜鉛、銅なども含みます。
そしてゴボウといえば 食物繊維 を多く
含む野菜です。
食物繊維の含有量は野菜の中でもトップクラスであり、
便秘解消 にも効果があるといえます。
1年中流通していますが、
旬の時期は冬です。
長期保存できる野菜ですね。
そんなごぼうは、細切りにしたりささがきにして
調理されることもあります。
ささがきは手間がかかるので、一気に作ってしまうことも
多いかと思います。
ささがきにしたごぼうは、
保存方法によっては結構日持ちします。
ごぼうの保存適温は0~2℃ ですので
保存するのであれば低温保存が向いています 。
ささがきごぼうの冷蔵保存
ささがきごぼうは、冷蔵保存で日持ちさせることが
できます。
ささがきごぼうにした後は、
そのままの状態で保存するのではなく、
薄い酢水につけて保存した方が日持ちしやすくなります。
ポリ袋などに、ささがきごぼうと酢水をいれて、
口を縛り、
冷蔵室で保存してください。
もしくは密閉容器であればタッパーなどでも
保存することができます。
日持ちさせたいのであれば、
酢水であっても、水は交換した方が良いです。
冷蔵保存の賞味期限
ささがきごぼうを冷蔵室で保存した場合の賞味期限は
1週間 が目安です。
ただ状態によってはかなり日持ちします。
以前食品会社のときは、
業者から大量にささがきごぼうが水につけた状態で届くのですが
1か月程度はそのまま冷蔵室に放置していても、
品質は低下しませんでした。
あまり長く置いておくとごぼうが変色してしまうので、
だいたい1か月が目安でした。
なので、家庭であっても密閉しておけば
1か月程度日持ちすることも可能だと思います。
ただ、長く保存しておくとゴボウ特有の風味がなくなってしまうので、
なるべく早く使いきってしまった方が良いといえます。
ささがきごぼうの冷凍保存
ささがきごぼうは冷凍して保存することもできます。
冷凍保存する際は、
生の状態ではなく、茹でてから保存します。
茹で時間は1分程度が目安で、
ザルにあげて水気・粗熱をとります。
その後に、ラップで小分けにしてジップつきの袋に
いれて空気を抜いたあと、
冷凍庫で保存するようにします。
冷凍保存の賞味期限
ささがきごぼうを冷凍庫で保存した場合の賞味期限は
1か月 程度となります。
生の状態ではなく、茹でてから保存した方が
長期保存が可能です。
そのままごぼうを冷凍してしまうと、
くたくたの状態になってしまいます。
またごぼうのささがきを調理で使う場合は、
一度解凍するのではなく、
凍ったままの状態で加熱調理してしまうと良いです。
加熱調理の場合は、一度解凍すると
食感が悪くなります。
ただ、ささがきごぼうをサラダや和え物にして食べる際は、
前日に冷蔵室にいれて、解凍してから調理すると
良いです。
ささがきごぼうを乾燥保存
ごぼうをささがきにした場合は、
常温保存は不向きです。
常温では日持ちしませんが、
ささがきごぼうを乾燥させて保存することが
できます。
ささがきごぼうを乾燥させる場合は、
ザルなどにささがきごぼうを並べて、天日干しで
3日ほど干しておきます。
乾燥させることにより旨みがアップします。
汁物や煮物にいれて
使うことができます。
使う前に水で戻してから料理に使ってください。
なお、冷蔵庫保存で 1か月 程度は日落ちします。
乾燥ごぼうの製品は半年程度も長持ちします。
こだわり乾燥野菜 九州産 ごぼう
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ごぼうの保存は何が良い?
ささがきごぼうは常温保存は不向きですが、
泥付きのゴボウであれば、常温保存も可能です。
ただ、泥が付いていないような洗いごぼうの場合は、
鮮度が落ちやすいので常温保存ではなく
冷蔵保存が向いています。
泥付きと洗いごぼうでは、多少保存の方法が異なります。
泥付き牛蒡
冷蔵保存
泥付きのごぼうを冷蔵庫で保存する場合は、
まず、ごぼうを冷蔵庫に入る長さにカットしたあと、
新聞紙でつつんで、ポリ袋にいれて保存します。
保存適温が低いので、
野菜室ではなく、冷蔵室での保存が向いています。
横ではなく、立てて保存することで日持ちしやすくなります。
泥付きの牛蒡を冷蔵庫で保存した場合
賞味期限は 2か月 程度になります。
牛蒡は泥付きのものの方が日持ちしやすいといえますね!
常温保存
泥付きの牛蒡は常温保存も可能です。
常温といっても、ごぼうは低温を好む野菜ですので、
常温ではなく、冷暗所のような
・風通しが良い
・温度が14℃以下
・直射日光があたらない
ような環境が保存に向いています。
夏場であれば、温度が高くなってしまうことがほとんど
ですので、その場合は冷蔵室で保存するようにしてください。
常温で保存する場合は、
新聞紙で包んだ後に、段ボールなどで
立てて保存します。
また、冬場であれば土に埋めておくことで
長期保存も可能です。
常温で保存した場合の賞味期限は
1か月 が目安になりますが、
状態によっては数か月もつこともあります。
畑や庭などの土がある場所に埋めておく方法が
一番長持ちしやすいです。
洗い牛蒡
冷蔵保存
洗い牛蒡は、土があらかじめ洗浄してあるので、
料理しやすくなります。
土がついている場合は、
たわしでゴシゴシと洗う必要がありますが、
洗い牛蒡の場合はその手間が省けます。
ただ、土を落として洗っている分、
泥付きの牛蒡よりも日持ちしにくくなります。
洗い牛蒡を冷蔵庫で保存する場合は、
泥付き牛蒡と同様に冷蔵室に入る長さにカットし、
乾燥を防ぐために、ラップで包んで立てて
保存するようにします。
常温で保存してしまった場合は、
変色が見られることがあります。
赤くなっているのは、ポリフェノールの酸化が原因ですので
食べても問題ありません。
端の方が赤くなりやすいので、
気になる方は切って使ってください。
冷蔵庫で保存した場合の賞味期限は
1週間 程度になります。
泥付きの牛蒡と比べて賞味期限は短いです。
長くおいておくと水分が抜けてふにゃふにゃとした
牛蒡になってしまいますので注意が必要です。
まとめ
今回は、ささがきごぼうをテーマにしてまとめてみました。
ささがきごぼうは、冷蔵・冷凍での保存が可能です。
また乾燥させて干し野菜にすることもできます。
冷凍にしておくと、
サラダだけではなく、炒め物にも使えて便利です♪
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