冬瓜の切り方や調理法、そして煮方がテーマです。
冬瓜はどのように切れば良いでしょうか。
また調理法はどのようなものがあるでしょうか。
また煮物の際に、下茹では必要なのかなど、冬瓜についてまとめていきます。
冬瓜の切り方や調理法は?
冬瓜の旬は7~9月の夏の時期です。
冬瓜は、丸ごと保存すれば冬まで保存することができるので、冬瓜という名前がついたとされています。
そんな冬瓜はカロリーも低く、煮物やスープにも最適な野菜です。
冬瓜はどのように調理すれば良いでしょうか。
冬瓜は以下のような料理に調理されます。
【茹でる】
- サラダ
- お浸し
- 和え物
【煮る】
- 煮物
- あんかけ
- カレー
【炒める】
- オイスター炒め
- きんぴら
【揚げる】
- 唐揚げ
- 揚げ浸し
【汁物】
- スープ
- 味噌汁
茹でてサラダにしたり、煮物や炒め物など、様々な調理法があります。
えびや豚肉との相性も良いです!
冬瓜の生食はできるの?と思った方はこちらをどうぞ
冬瓜の食べ方!生でも食べられる!苦いものは大丈夫?
では簡単に冬瓜の下処理法を紹介します。
- まずは、冬瓜を半分にカットし、わた、種の部分をスプーンで取り除きます。
- 冬瓜の種が取りにくい場合は、さらに1/4カットし、3~4等分にした後、包丁で取り除きます。
- 続いて、冬瓜の皮をむきます。緑の色を残す場合は、皮をうすく 1~2mm 程度に、皮の色を残さない場合は、皮を厚めに 5~6mm 程度に切ります。
- そのあと使いやすい大きさにカットします。
冬瓜の詳しい下ごしらえ方法はこちらの記事をどうぞ
冬瓜の下処理・下ごしらえ方法!皮のむき方は?わたも食べられる?
冬瓜は調理別に切り方を変えると食べやすくなります。
煮物用の冬瓜の切り方
3×4cmにカット
1/4に冬瓜をカットしたあと、さらに1/3~1/4にカットし、端から3cm幅で切っていきます。
面取りをして煮物に使います。
炒め物用の冬瓜の切り方
細切り
1/4にカットした冬瓜をさらに1/4にカットし、端から4~5cmの幅に切っていきます。
さらに冬瓜を2~3mm幅にスライスしたあと、端から2~3mmの細切りにします。
スープ用の冬瓜の切り方
さいの目切り
1/4にカットした冬瓜をさらに1/4にカットし、端から4~5cmにカットしたあと、縦に1cm幅で切っていきます。
さらに1cm幅でカットし、四角形になるようにカットすればサイコロのような形になります。
細切りやさいの目切りはサラダにも使われる切り方です。
冬瓜の下茹では必要?煮方は?
冬瓜は、煮物やスープなどに調理されることも多いといえます。
大根を調理する際は、下茹でしてから煮物にしますが、冬瓜も同じように下茹でした方が良いのでしょうか。
煮物の種類にもよりますが、冬瓜の皮を薄くむいて緑を残した場合は、下茹でした方が、形も色も良くなります 。
そして味も染み込みやすくなります。
厚く5~6mm程度に皮の部分を取り除いた場合は、下茹でしなくても美味しい煮物になります。
下茹でする際は沸騰してから5分を目安に下茹でします。
また煮物のコツですが、冬瓜を煮物にする際は
- 皮のかたい部分に切り込みをいれる
- 面取りをする
- 重曹をまぶして下茹でする
といったことをしておくと、冬瓜に味が染み込みやすくなります。
皮のかたい部分に格子状に 隠し包丁 をいれておくと、味が染み込みやすくなりますし、皮も柔らかくなります。
また 面取り をすることで、煮崩れ防止になります。
さらに冬瓜に 重曹 をまぶしてから下茹ですることで、色よく、口当たりもよく仕上がります。
家庭では、ここまですると、下処理にかなり時間がかかるので、下茹でなしで、煮物にする人も多いかと思います。
簡単にできる冬瓜の煮物のレシピです。
冬瓜の豚肉の煮物
必要なもの
冬瓜:ミニ1/2個 300~400g
豚肉:100~150g
だし汁:400cc
醤油:大さじ3杯
砂糖:大さじ1杯
作り方
- まずは冬瓜のわたと種を取り出し、皮をむいて、一口サイズにカットします。
- 鍋にお湯を沸かし、冬瓜を水からいれて沸騰してから5分ほど煮ます。竹串を刺してみてスッと通ればOKです。
- 茹でたらザルにあけて水を切っておきます。
- 鍋に油をしき、豚肉を炒め、火が通ったら冬瓜も一緒にいれて炒めていきます。
- 続いて、だし汁400cc、醤油、砂糖を加えて、煮汁が少なくなるまで20分程度煮ます。
- お皿にもったら完成です。
時間がたつほど味が染み込みます。
離乳食に冬瓜は?
冬瓜は、クセがなく、味も染み込みやすいため、離乳食にも利用される食材です。
また茹でると、トロトロになるので、赤ちゃんでも食べやすい食材といえます。
冬瓜をかなり細かく切れば、生後7~8か月(離乳食中期) から与えてOKです。
冬瓜はしっかり煮れば、かなり柔らかくなるので、あらかじめ下茹でをして、柔らかくなってから、赤ちゃんには与えるようにしてください。
冬瓜は食材の中では、アレルギー症状はでにくい 野菜とされていますが、初めて赤ちゃんに与える際は、少量ずつ様子をみて、あげるようにしましょう。
外部サイトですが、冬瓜の離乳食レシピです。
冬瓜のあんかけ
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/3295718
離乳食中期~赤ちゃんのための冬瓜スープ
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/1936475
冬瓜の切り方と調理法まとめ
冬瓜の調理法や下茹で、煮方などをテーマにしてまとめました。
冬瓜は、煮物にされることが多いですが、炒め物やサラダなどにして調理することもできます。
料理によっては、下茹でしてから調理すると良いです。
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冬瓜(夕顔)の保存方法!冷凍もできる?日持ちもするの?