健康

冬瓜の栄養はすごい?効果効能は何がある?ダイエットにも?

冬瓜の栄養や効果がテーマです。

冬瓜の栄養には何があるのでしょうか、そして効果・効能は何が期待できるのでしょうか。

冬瓜についてまとめていきます。



冬瓜の栄養はすごい?

冬瓜の旬の時期は7~9月 の時期とされています。

冬瓜は、夏が旬の野菜ですが、冬の時期まで貯蔵が可能のため冬瓜と名付けられたとされています。

冬瓜は、そのままのサイズだととても大きいので、1/4カットなど、小さいサイズにして販売される他、ミニ冬瓜も販売されています。

ミニ冬瓜は冬瓜を品種改良しており、調理もしやすくなっています。

冬瓜は主に煮物やスープ、汁物などに調理されることが多いです。

60bb0406aa6a44b576b5ff03768b8958_s

そんな冬瓜にはどのような栄養があるでしょうか。

冬瓜の栄養100gあたり

食品成分表をもとにすると、冬瓜100gあたりの栄養成分は以下のようになります。

冬瓜(生)冬瓜(ゆで)
エネルギー (kcal)1616
タンパク質(g)0.50.6
脂質(g)0.10.1
炭水化物(g)3.83.7
食物繊維(g)1.31.5
カリウム (mg)200200
カルシウム(mg)1922
鉄分(mg)0.20.3
βカロテン(µg)00
ビタミンB1(mg)0.010.01
ビタミンB2(mg)0.010.01
ビタミンB6(mg)0.030.03
ビタミンB12(µg)00
ビタミンK(µg)10
ビタミンC (mg)3927
葉酸(mg)2625
ビタミンE(mg)0.10.1

生で食べても茹でても、そこまで栄養価に変化はありません。

冬瓜は野菜の中では栄養価が高いというわけではなく、95%以上が水分です。

というわけで、ほとんど水分で構成されているのです。

そんな冬瓜で注目すべき栄養成分は

  • カリウム
  • ビタミンC

です。

冬瓜の表面は緑色をしていますが、冬瓜にはβカロテンが含まれておらず、緑黄色野菜ではなく淡色野菜に分類されますので、その点は注意が必要です。

ve_2686

また冬瓜は100gあたりで 16kcal という低カロリーさは注目すべきところといえます。

では冬瓜にはどのような効果・効能があるでしょうか。



冬瓜の効果・効能!ダイエットにも効果的?

では、冬瓜にはどのような効果・効能があるのでしょうか。

また冬瓜はダイエットにも効果はあるのでしょうか。

むくみ、高血圧予防、利尿作用

冬瓜は、栄養価が高くないとされつつも、水分が多く、体の熱を下げる、 利尿作用 があるといわれてきました。

また解毒作用もあるとされ、中国では薬膳料理に使用されてきました。

冬瓜にはカリウム が含まれており、カリウムは体内の塩分濃度を調整するためにむくみ予防の効果があるとされています。

また同時に塩分濃度を調整するので、高血圧予防にも効果があるとされています。

冬瓜のカリウム含有量は 200mg/100g と多い量ではないですが、煮物などにして、一度にたくさん摂取できるという点があります。

美肌効果

冬瓜には、ビタミンCが生の状態で 39mg/100g と野菜の中でも比較的多く入っています。

また39mg/100gという数値は柑橘類のみかんよりも多い数値となっています。

みかんは35mg/100gです。

ビタミンCには強い抗酸化作用があり、しみそばかすを防ぐ 、またコラーゲンの生成を助けるのでアンチエイジング効果 などの美肌効果があります。

biyou_tsurutsuru

またビタミンCは風邪予防にもなります。

冬瓜は煮物やスープに調理して食べることも多いですが、ビタミンCは水に溶けやすい性質があるので煮汁ごといただくようにしましょう。

冬瓜の食べ方についてはこちらをどうぞ
冬瓜の食べ方!生でも食べられる!苦いものは大丈夫?

ダイエット効果

冬瓜は、95%以上が水分であり、100gあたり 16kcal とかなり低カロリーです。

そのカロリーはきのこ並です。

なので、たくさん食べても低カロリーでお腹がいっぱいになります。

49b1db3788970fe57cff72d5fbd286d4_s

カリウムが含まれており、余分な水分を排泄するので、むくみで太って見えてしまう方にもおススメです。

また冬瓜には野菜の中では多くはないですが、食物繊維も含まれています。

冬瓜の食物繊維量は水溶性食物繊維:不溶性食物繊維=1:2とバランスよく含まれているので、腸を刺激して蠕動運動を促し、便秘解消の効果も期待できます。

ただし冬瓜だけを食べるのは栄養価に偏りがあるのでおススメできません。

冬瓜にはβカロテンが含まれていないので、緑黄色野菜の摂取も忘れずに。

その他、冬瓜には体を冷やす作用があるといわれています。

夏場の暑い時期には摂取したい野菜ですが、冷え性の方は食べ過ぎに注意するようにしましょう。



冬瓜の栄養や効果まとめ

冬瓜の栄養や効果・効能をテーマにしてまとめました。

冬瓜にはカリウムやビタミンCといった栄養成分が含まれています。

野菜の中で栄養価が高いというわけではないですが、一度にたくさん摂取できて低カロリーという利点もあります。

煮物にする場合は汁まで飲むと、水に溶けた栄養成分も摂取できます。

冬瓜についてはこちらもどうぞ
冬瓜の下処理・下ごしらえ方法!皮のむき方は?わたも食べられる?

Sponsored Link