今日は、パプリカの栽培方法をテーマにしていきたいと思います^^
パプリカはどのように栽培すれば良いでしょうか。
プランターでの栽培も可能でしょうか。
パプリカの栽培についてまとめていきます。
パプリカの栽培方法!
パプリカは、ピーマンの仲間であるとされており、
サイズはピーマンよりも大きいのが特徴です。
パプリカは基本的にピーマンと同じように栽培可能です。
ピーマン、パプリカにも様々な栽培方法がありますが、
一例として参考になればと思います^^
ピーマンは家庭菜園でも人気の野菜といえます。
パプリカは、国産のものが少なく育てているところは
少ないですが、お店で購入すると1個100円程度の値段がかかるので、
家庭菜園で栽培しておくと、
購入する必要もないので節約にもなります。
パプリカは高温を好むので栽培適温は25~30℃
そしてナス科であり、
連作障害は3~4年 です。
他のナス科の野菜を栽培した土地では、
年数をあけてから栽培するようにします。
パプリカの植え付け
種からの栽培も可能ですが、
苗を購入して植え付けた方が失敗が少なく早く栽培できます。
種まきから苗まで育てるとかなりの時間を要します。
またパプリカの植え付け時期は5月上旬~6月 の時期です。
パプリカは、暑い気候を好むので、
寒さに弱く、寒い時期に植え付けてしまうと、生育不良となることもあります。
場所によっては5月上旬の頃も寒く、
充分暖かくなった5月下旬 の頃がおススメです。
地植えの他、プランターでの栽培も可能です。
苗は一番花が咲く直前か咲き始めたものが良いとされています。
地植え
まずは植え付けを行う前に畑の準備をします。
植え付け2週間前に苦土石灰 100~200g/1m2 をまいて
よく耕しておきます。
さらに植え付け1週間前に堆肥 3kg/1m2 、化学肥料 100g/1m2 をまいて
さらによく耕しておきます。
幅60cm、高さ20cmの畝を準備しておき、
さらにポリマルチをかけ、穴をあけ、植え穴を掘って、
パプリカの苗をうえつけておきます。
同時に1m程度の支柱をたてて、結束し
水やりを行います。
寒さが気になる方は、
同時に不織布のトンネルをかけておくと良いです。
プランター
パプリカはプランターでの栽培も可能です。
プランターで栽培する際は、
標準サイズのプランターを用意するようにします。
底に鉢底石をしいて、
さらに野菜用の培養土を8割程度いれて
株間をあけて、根鉢を崩さないようにして植え付けます。
植え付け後はたっぷり水やりをします。
プランター栽培の際は、
株元に敷き藁を施しておくと良いです。
同時に仮支柱をたてておきます。
パプリカの栽培管理
水やり
プランター栽培の場合は、水切れしないように
たっぷりと水やりを行います。
畑での栽培の場合、
土の表面が乾いたら水やりを行うようにします。
パプリカを育てる時期は昼間のうちは土の温度があがるので、
朝・夕の涼しい時間帯に水やりを行うようにします。
ただ過湿に弱いので、水やりのしすぎにはNGです。
追肥
追肥は、生育の様子を見ながら施します。
葉の色が薄くなってきたら
追肥のタイミングです。
頻度としては月に1回程度です。
株元に10~20g程度の化学肥料をまくか、
液肥を水やり代わりに行います。
摘果
最初についた実は、早めに摘み取るようにして
株の成長を促すようにします。
仕立て
ピーマンの場合は基本的に3本仕立てです。
3本を主枝として、ピーマンを栽培します。
パプリカも同様に一番花の下のわき芽2本を残して、
3本仕立てとします。
支柱は伸ばした側枝に沿うようにして、
8の字になるように交差して斜めに立てるようにします。
またパプリカの場合、
ピーマンよりも実が大きく育つので
4本仕立てにするのも良いとされています。
★こちらもピーマンの記事も参考にどうぞ
ピーマンの育て方!剪定・摘心や摘葉、わき芽の処理はどうする?
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わき芽かき
伸ばす枝を残して、
わき芽はすべて摘み取るようにします。
わき芽をとることで、主枝に栄養がまわり、
株が大きくなります。
また枯れ葉もこまめに摘み取り、
風通しを良くします。
パプリカの収穫時期
パプリカの収穫時期はピーマンよりも遅く、
7~10月の時期です。
パプリカは、大型であり、完熟した実をとるので
時間がかかります。
ピーマンが開花後2週間程度で収穫できるのに対し、
パプリカの場合は、開花後60日程度 収穫まで時間を要します。
小ぶりなパプリカ、
セニョリータの場合は40~45日程度で収穫できます。
収穫方法は、へたの部分をハサミで切り取って
収穫するようにします。
収穫したパプリカは様々な料理に利用できます^^
★こちらの記事もどうぞ
パプリカの食べ方には何がある?生でも食べられる?
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まとめ
今回はパプリカの栽培方法をテーマにして
まとめてみました。
パプリカは、ピーマンと同じように栽培することができます。
ただ、パプリカの方がピーマンよりも
栽培期間は長いといえます。
特にプランターでパプリカを栽培する場合は、
水を切らさないように注意が必要です。
特に赤パプリカはβカロテンも豊富です。