ピーマンの育て方がテーマです。
ピーマンの育て方においては、剪定や摘心、摘葉のケアが大切です。
そんなピーマンの育て方における、整枝の方法をテーマにまとめていきます。
ピーマンの育て方!剪定・摘心・わき芽の処理
ではピーマンの育て方における剪定・摘心の方法についてまとめていきます。
そもそも剪定という作業は、枝を切って、形を整え、実の成長をよくするために行う作業です。
剪定を行うことで、病気や害虫の繁殖を予防する効果もあります。
というわけで、おいしいピーマンを収穫するためには必要な作業というわけですね。
ピーマンは、基本的に 3本仕立て とします。
3本仕立てというのは、3本を主枝とし、ピーマンの実をならす方法です。
剪定の方法としては、ピーマンは主枝の8~9節目に一番花をつけます。
ちなみにこの一番花ですが、気温が低いうちは、枯れてしまったり、実がなっても変形することがあるので、実がなったら早めに摘み取ってしまいましょう。
一番花のすぐ下の二つの芽は残すようにします。側枝となります。
これより上の側枝はそのまま伸ばすようにします。
そしてそれより下の芽はすべて摘み取るようにします。
そして剪定の作業を行ったら、支柱をたてて誘引します。
参考図
画像引用:https://shop.takii.co.jp/shop/gardenstyle/school/advice28_3.html
ただしわき芽がのびすぎて、株の日当たりが悪くなってきたら、放置していた上の方の枝も間引きをして、日当たりが良くなるように調整します。
ピーマンの摘心は基本的にナスと同じと考えます。
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ピーマンの摘葉や摘花
きゅうりと同じように、ピーマンも摘葉や摘花の作業が必要になります。
葉が生い茂ってきたら、ピーマンの摘葉を行うようにします。
葉が混んできたり、枯れた葉があると成長の阻害になります。
摘葉する葉は、枯れた葉や古い葉を中心に摘葉します。
一気につみとると株に負担がかかるので、1日数枚程度にとどめます。
また、栽培していくと花が多く咲きますが、花が多すぎると実の質が低下するので、多すぎると感じたら、摘花するようにします。
ピーマンの水やりや肥料のタイミング
ピーマンを栽培するうえで、肥料切れや水切れに注意するようにします。
水やりのタイミングとしては、渇いたら十分に水やりをするようにします。
こまめに与えるのではなく、一気に与えるようにします。
夏場は、涼しい朝と夕方のタイミングで与えるようにします。
またピーマンは水を与えたときの水の跳ね返りにより、ピーマンが病気になることもあります。
乾燥と病気を防ぐため、土の表面にわらを敷いてあげるのが良いです。
またピーマンは、肥料を好みます。
追肥のタイミングとしては、実がなりだしたら追肥を行うようにし、そのあとは15~20日おき程度に追肥をします。
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ピーマンの育て方まとめ
ピーマンの栽培方法についてまとめました。
どの野菜もそうですが、たくさん実をならせたい場合は、手入れが必要となります。
愛情をこめて育てて、美味しいピーマンを栽培しましょう。