たけのこの水煮の下処理、あく抜きがテーマです。
たけのこ水煮の下処理やあく抜き方法はどうすれば良いでしょうか。
また水煮の切り方はどうすれば良いでしょうか。
たけのこの水煮についてまとめていきます。
たけのこの水煮に下処理は必要?
たけのこの旬は4~5月の時期です。
たけのこの旬の時期は、生のたけのこを購入することができますが、1年中食べることができるのはたけのこの水煮です。
そんなたけのこの水煮は様々な料理に活用できますが、どのように調理すれば良いのでしょうか。
たけのこの水煮は、基本的にそのまま調理することができます。
ただ水切りだけをして使用するのではなく、一度さっと水で洗ってから使用する のが良いといえます。
もし水煮のたけのこにえぐみが残っているようでしたら、水に漬けて冷蔵庫で保存し、水を毎日換えるようにします。
そうすると、えぐみが緩和されますし、使い切れない場合の保存にも向いています。
またにおいが気になるようでしたら、さっと酒で煮るとくさみがとれます。
魚を調理する際に、酒を利用するのはこのためです。
油と一緒に調理するとえぐみは緩和されます。
また、たけのこの水煮には、白い粉がついていることがありますが、それはチロシンというアミノ酸の一種ですので、気にせず食べることができます。
どうしても見た目が気になるという方でしたら、洗い流せば落とせます。
たけのこの水煮は炒め物や煮物など、何にでもお使いいただけます!
たけのこの水煮のあく抜き方法
基本的にお店で販売されているたけのこの水煮は、あく抜き済みのものなので、あく抜きの必要はありません。
えぐみが気になる場合は、たけのこを水に漬けておいたり、酒をいれた水で加熱すれば、えぐみは緩和されます。
たけのこの水煮にする場合のあく抜き方法について簡単に説明します。
- まずは、たけのこについている泥を落とし、穂先を斜めに切りおろし、さらに皮に縦に切れ目をいれます。穂先の先端を切り落とすのは、えぐみが強いためで、皮に切れ目をいれるのは、火の通りをよくするためです。
- 続いて、たけのこが入るくらいの深鍋を用意し、そこにたけのこをいれ、たけのこが浸かるくらいの水、米ぬか1/2カップ、唐辛子1~2本をいれて、強火で加熱します
- 煮立ったら、たけのこの火加減を調整して弱火にし、40分~1時間程度茹でます。
- 竹串がたけのこの硬い部分にすーっと通るようになったら火をとめて、そのままたけのこが冷めるまでゆで汁で冷まします。
一晩中、冷ましてもOKです。
これでたけのこのあく抜きの完成です。
あとは煮物やたけのこご飯など、様々な料理に使えます。
使い切れない分は、タッパーなどに水をはってたけのこをいれて、冷蔵庫で保存します。
たけのこの水煮の切り方
たけのこの水煮は様々な調理にむいています。
たけのこの水煮でも料理によって部位別に使い分けると良いです。
穂先の部分は柔らかいので、煮物やたけのこご飯などに向いています。
煮物にする場合は、くし形切り・薄切りが向いています。
たけのこのくし形切り
- まずは、縦半分の穂先を用意します。
- さらに3~4等分にします。
たけのこの薄切り
- まずはたけのこを縦半分にします。
- 切り口を下にして、端から薄く切っていきます。
また根元の部分は硬いので、炒め物にも向いています。
炒め物にする際は、輪切り、半月切り、千切りなどが向いています。
たけのこの輪切り・半月切り
- たけのこの根元の部分を用意し、端から一定の太さで切っていきます。
- さらに半分に切ると、半月切りになります。
たけのこの千切り
- たけのこの根元を一定の幅で切っていきます。
- 数枚重ねて端から細く切っていくと、千切りになります。
千切りにしたものは、チンジャオロースなどの炒め物によく使用されます。
あらかじめ細切りされたたけのこも便利です。
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たけのこ水煮の下処理まとめ
たけのこの水煮の下処理やあく抜き方法をテーマにしてまとめました。
たけのこの水煮は基本的に下処理なしで使用できます。
水煮は、煮物や炒め物など、様々な料理に利用できます。
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