今日は、もやしの茹で方・ゆで時間をテーマにしていきたいと思います^^
もやしを茹でるにはどうすれば良いでしょうか。
また茹で時間はどれくらいでしょうか。
もやしについてまとめていきます。
もやしのゆで方やゆで時間は?
もやしは、手軽に購入できる野菜の一つです。
食材には旬というものがありますが、
もやしは1年中安定供給されていますし、
値段も手ごろなので、購入しやすいといえます。
一般に野菜は生のまま食べれるものが多いのですが、
もやしは加熱食材であり、
加熱してから食べる必要があります 。
ですので、炒める他、茹でて調理するということも
基本となっています。
ただ、調理によってはシャキシャキ感を残したい
ものもありますよね。
もやしの茹で方や茹で時間は何が理想なのでしょうか。
もやしの茹で方をいろいろと検証してみました。
1⃣再沸騰後20~30秒茹でる
2⃣20~30秒茹でる
3⃣水から茹でる
4⃣お湯につける
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再沸騰後20~30秒茹でる
もやしを沸騰後も茹で続ける茹で方です。
1・まずはもやしをさっと水で洗います。
ボウルなどにもやしをいれて、
水でよく洗うと、独特の臭いも取れやすいです。
2・続いてもやしのひげ根を取り除きます。
ひげ根は、指でポキッと折るようにすると、
取り除けます。
このひげ根取りが結構面倒で、時間かかります。。
100gで5~10分ほど。
面倒な方は、ひげ根がないタイプのもやしを購入することを
おススメします!
3・その間に鍋にたっぷりのお湯を沸かします。
そこにひげ根切りをしたもやしをいれます。
このとき、酢を少し小さじ1杯程度いれて茹でることで、
もやしが白く仕上がります。
4・もやしをいれたら、そのまま強火で加熱します。
そして、再度沸騰したら、
20~30秒ほど加熱してから火を止めます。
再沸騰するまでに1分かかったので、
だいたい茹で時間は 1分半 でした。
5・そのままざるにあげて、
粗熱をとります。
このとき、流水にはさらさないように注意します。
流水にさらしてしまうと、
もやしが水っぽくなってしまいます。
お湯にいれて20~30秒茹でる
これは、私が大学で学んだもやしの茹で方です。
つまり茹で時間はたったの20~30秒です。
1・まずは、下処理として、
もやしをよく洗い、ひげ根を取り除くようにします。
2・鍋にたっぷりのお湯を沸かし、
そこにひげ根を取り除いたもやしをいれます。
※白くしあげたい場合は、同様に小さじ1杯の酢を
いれます。
3・お湯にいれたら、20~30秒だけ
もやしを茹でます。
4・加熱したらザルにあげて、
粗熱をとります。
広げて熱をとるだけで、水にはさらさないようにします。
水から茹でる
一般的に水から茹でるのは根菜類、
葉菜類などの早く火が通るものはお湯から茹でます。
そんなもやしでも、水から茹でてしまうという方法です。
1・まずはもやしの下処理として、
ボウルなどにもやしをいれてよく洗い、
その後、ひげ根を取り除きます。
2・鍋に水をいれて、
さらにもやしがかぶるくらいの水をいれたら、
強火で沸騰するまで加熱します。
3・お湯が沸騰したら、
もやしをザルにあけて水気を切ります。
お湯が沸騰するまで 4分半 かかりました。
こちらのレシピを参考にしました:https://cookpad.com/recipe/393964
お湯に通す
お湯を沸かしたら、火をつけたままもやしを茹でるのではなく、
火をとめてもやしをいれて茹でます。
1・まずはもやしの下処理として、
ボウルなどにもやしをいれてよく洗い、
ひげ根がついているものはひげ根を取り除きます。
2・その間に鍋にお湯を沸かしておきます。
3・沸騰したら火をとめて、
ひげ根をとったもやしをいれます。
湯に通す時間は 40秒 です。
4・湯に通したらザルにあげて、
水気を切っておきます。
もやしの茹で時間
今回は、もやしの量を100g計量し、
100gあたりの茹で時間を計測しました。
まとめると、上記のような方法の茹で時間はそれぞれ
1⃣再沸騰後20~30秒茹でる→ 1分半
2⃣沸騰後20~30秒茹でる→ 30秒
3⃣水からゆでる→ 4分半
4⃣お湯に通す→ 40秒
という結果になりました。
水から茹でるとなると、簡単に見えますが、
実は、4分半も茹でることになります。
1袋丸ごとでは200gになるので、
1袋茹でる場合は、
沸騰するまでに、少し時間がかかると思います。
・たっぷりのお湯で茹でる
・茹でたら水にさらさない
というのは基本です。
もやしをシャキシャキで美味しくする方法はコレ
4つの茹で方を行い、
実際にもやしをナムルにして試食してみました!
ナムルの作り方は、
茹でたもやし100gに対し、
鶏ガラだし小さじ1杯+ごま油小さじ1杯
をいれて、いりごまを散らすという簡単な方法です。
再沸騰後20~30秒茹でたもやし
沸騰後20~30秒茹でたもやし
水からゆでたもやし
お湯に通したもやし
それぞれでナムルを作ってみましたが、
あまり見た目に差はありません。
実際に試食しました!
再沸騰後20~30秒茹でたもやしは、
シャキシャキ感が残っていて、
ナムルの具材ともマッチしている感じ。
沸騰後20~30秒茹でたもやしは、
シャキシャキ感が強い感じがしました。
水から茹でたもやしは、
4分半も茹でているので、
茹で時間が長すぎるかな?
とも思ったのですが、ふにゃふにゃではなく、
シャキシャキ感がちゃんと残っていました。
20~30秒間茹でたものとそこまで違いが
ない感じです。
お湯に通したもやしは、40秒しかお湯に
いれていないので、
シャキシャキ感は残っていますが、
もやしの水分が多く残っているかなという印象です。
友達にも食べてもらい、
感想をきいてみましたが、
一番おいしいのは、
再沸騰後20~30秒ほど茹でたもやし
でした。
つまり、茹で時間は1分半くらいですが、
これくらい茹でたもやしの方が、調味料を吸いやすく
味がマッチしやすい。
そしてシャキシャキ感は、しっかり残っている
という感じです。
個人の好みはあると思いますが、
ナムルにして美味しかったのは、
再沸騰後20~30秒というやり方でした。
ぜひ試してみてください!!
水から茹でる方が時間を計らなくて簡単ではあると
思いますが、
もやしの量が多いと均一に熱が渡らず、ムラができることも。
たくさんもやしを茹でるという場合は、
菜箸などでかき混ぜて、ムラができないようにする と
良いかと思います。
もやしを茹でるときに塩・お酢はいれるべき?
青菜を茹でるときには、塩をいれて茹でるということが
あります。
またれんこんやゴボウなどのあくの強い野菜は、
酢をいれて茹でることで、白く仕上がります。
同じように、もやしに塩や酢をいれて茹でることで、
もやし独特のクセがなく、
白く仕上がるとされています。
ナムルにしてしまうと、少しわかりにくいのですが、
茹でた後のもやしは、少し茶色っぽくなりませんか?
酢をいれることで、少しだけ色の変色を防いでくれます。
左が酢をいれたとき
右が酢をいれていないもやしです。
写真ではあまり違いがわかりませんが・・・
茹でた後のもやしが少しかわるので、
気になる方は、試してみてください。
まとめ
今回は、もやしの茹で方・茹で時間をテーマにして
まとめてみました。
もやしは、茹で時間によって多少食感が
変わってきます。
あまり長時間茹でなければシャキシャキを維持できます。
短すぎると、
逆に水っぽいので要注意です。
沸騰したお湯にいれて、再沸騰後20~30秒茹でるのが
一番おいしいかなと個人的には思います。
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