料理

もやしの種類は何がある?栄養や違いとは?

今日は、もやしの種類をテーマにしていきたいと思います^^

 

もやしの種類には何があるのでしょうか。
また、もやしの種類によって栄養など何か違いはあるのでしょうか。

 

もやしについてまとめていきます。

 



もやしの種類は何がある?

もやしは緑豆や大豆などを発芽させたものです。

 

もやしといえば、ナムルやサラダなど、
様々な調理法がありますが、
種類も1つではありません。

 

大きく分けると、もやしには3種類あります。

 

一般的に多くのスーパーやコンビニで販売されているのは、
緑豆もやしという種類が多いです。

 

もやしの販売が多いところでは、
その他のもやしも販売されています。

 

それぞれのもやしにはどのような違いがあるのでしょうか。

 

 

緑豆もやし(グリーンマッペ)

緑豆もやしは、最も流通しているもやしの種類です。

 

青小豆とも呼ばれている緑豆が原料となり、
これを発芽させたものです。

 

緑豆は中国産のものがほとんどです。

 

先端には双葉がついているのも特徴です。

 

軸は太くて、みずみずしいのが特徴です。

 

スーパーにもよりますが、
だいたい1袋200~250gで
30~40円程度で購入することができます。

 

季節によって値段が変わるわけではないので、
消費者にとっては購入しやすい野菜であるといえます。

 

緑豆もやしをはじめ、もやしにはひげ根がついていますが、
ひげ根をとる手間を省くために、
根切りもやし と呼ばれるものも販売されています。

 

もやし1袋のひげ根を取り除くには、
5~10分程度の時間を要しますが、
根切りもやしであれば、その手間を省くことができます。

 

緑豆もやしの「根切りタイプ」であれば、
ひげ根がついているものよりも多少値段は高くなりますが、
1袋あたり40円程度で購入もできます。

 

 

黒豆もやし(ブラックマッペ)

こちらは、別名ブラックマッペとも呼ばれています。

 

緑豆もやしは名前の通り、緑豆を発芽させた
ものですが、
黒豆もやしは、ブラックマッペ(黒青豆)を
発芽させたものです。

こちらはインドが原産のもやしです。

 

またブラックマッペ(原料)はタイなどの
外国から主に輸入されています。

 

黒豆もやしは、緑豆もやしと比較すると
細くて、そして長いのが特徴です。

 

味は良いのですが、
傷むのが早いといえます。
なので今では緑豆もやしの方が主流になっていると
いえます。

 

緑豆もやしよりも味が強く、
サラダなどの調理ではなく、
濃い味付けの調理法の方が良いです。

 

私は、ナムルにしても調理しました。

 

また青臭さが少ないといわれていますが、
私個人の感想としては青臭さは少なくないと思います。

 

黒豆もやしは、あまりスーパーでは販売されていません。

 

私がよく行くスーパーの4軒中
置いてあったのは、1軒だけです。

 

緑豆もやしとそこまで値段は変わりませんので、
チャレンジしてみるのもアリかと。

 

炒め物やお好み焼き、味噌汁などの具材に多くつかわれます。

大豆もやし

大豆もやしは豆もやしとも呼ばれています。

 

こちらは大豆を発芽させたもやしであり、
特徴としては、
先端に大豆が残っています。

 

豆が残っているのが特徴ですが、
豆がついている分、栄養価は高い です。

 

豆によく火を通すために、
加熱時間は緑豆もやしよりも、少し長めに
すると良いです。

 

ナムルの他に、ビビンバなどの料理によく
使われるもやしです。

 

焼き肉を食べたときのナムルは、
大豆もやしが使用されていることが多いのでは
ないでしょうか。

 

こちらは緑豆もやしとは異なり、
根を切って販売しているものが多いです。

 

豆の部分も美味しく、歯ごたえもあるもやしです。

 

 

小大豆もやし

小大豆もやしは、もやしの一種で大豆という名前が
ついていますが、
大豆もやしよりも小さいのが特徴です。

 

小大豆もやしは、小粒納豆に使用される大豆を使用しているので、
サイズが小さいのです。

 

ただ、大豆は大豆なので栄養価は高いといえます。

 

大豆もやしと同じように、
ナムルにしたり、ビビンバにいれたりと、
美味しくいただけます。

 

豆が小さい分、
加熱時間も大豆もやしよりも短く調理できます。

 

また豆が小さいために、
煮崩れしないという特徴もあります。

 

 

ピーナッツもやし

ピーナッツもやしは、その名前のとおり、
ピーナッツを発芽させたもやしです。

引用元:https://plaza.rakuten.co.jp/ashbrook/diary/201202290000/

 

一般的に売られているもやしよりも太く、
しっかりしています。

 

原料がピーナッツなので、
甘く濃厚な味があります。

 

そして大豆もやしよりも、
豆の部分が大きいです。

 

ピーナッツもやしは、代謝に関わるビタミンB群を
多く含むもやしであると
注目を集めています。

 

キムチの他、ナムルなどの和え物にしても
美味しくいただけます。

 

 

アルファルファ

アルファルファももやしの一種です。

 

「ムラサキウマゴヤシ」という牧草を発芽させたもので、
もやしの中では最も小さい種類であるといえます。

 

小さく、そして糸のように繊細で柔らかいのが糖と湯です。

 

こちらもあまりスーパーでは流通していません。

 

調理法としては、
よく洗って水気を切り、サラダや和え物にして
いただきます。

 

淡泊な味が特徴です。

 

 

大鰐温泉もやし

青森県の大鰐町というところでつくられているもやしです。

 

温泉の熱と温泉水を用いてもやしを栽培するという
伝統の栽培法でつくられています。

 

その歴史は350年ほど。

 

一般に流通しているもやしとは違い、
時間をかけて栽培されているために、
長さは30cm程度になるものもあります。

 

シャキシャキした歯触りが特徴であり、
炒め物や味噌汁の具材にしても
美味しくいただけます。

 

青森県外での購入は難しいですが、
通販であれば購入できることも!

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もやしというと、
緑豆もやしが多く流通しているといえますが、
その他にももやしの種類があります。

 

もやしの種類によって、
食感や味が多少変わってきますので、
普段見ないもやしを発見したら、
ぜひ手に取ってみてください。

 

 



もやしの種類による栄養の違いは?

もやしの種類によって、どのような栄養の違いが
あるのでしょうか。

 

食品成分表をもとにすると、
もやし100gあたりの栄養成分は以下のようになります。

※100gあたり(茹で)の場合

 

大豆もやし緑豆もやし黒豆もやし
エネルギー(kcal)341213
タンパク質(g)2.91.61.3
脂質(g)1.600
炭水化物(g)2.22.32.7
食物繊維 (g)2.21.51.6
カリウム(mg)502412
カルシウム(mg)241124
鉄分(mg)0.40.30.4
亜鉛(mg)0.30.20.3
βカロテン(µg)000
ビタミンB1(mg)0.040.030.02
ビタミンB2(mg)0.040.040.02
ビタミンB6(mg)0.040.020.03
ビタミンB12(µg)000
ビタミンK(µg)4936
ビタミンC(mg)122
葉酸 (mg)393336
ビタミンE(mg)0.60.10.1

 

このようになっています。

 

もやしといっても、種類によって栄養価は異なります。

 

最も「タンパク質」 の含有量が多いのは
大豆もやし

 

「脂質」 の含有量が多いのは
大豆もやしです。

 

「ビタミンE」 の含有量が多いのは
大豆もやしです。

 

「ビタミンK」 の含有量が多いのは
大豆もやしです。

 

これらの栄養素では、大豆もやしの含有量が
最も多いです。

 

ただ、鉄分や亜鉛、銅などのミネラル
ビタミンB群、葉酸、ビタミンCなどの含有量は
大豆もやし、緑豆もやし、黒豆もやしすべてで
あまり変わりありません。

 

なお、ビタミンEは抗酸化作用が強い成分で
動脈硬化などの生活習慣病の予防にも役立つとされています。

 

ビタミンKは、血液凝固や骨の健康維持にも関わる
成分であり、骨粗しょう症の予防にも効果があると
されています。

 

なお、もやしはビタミンCが豊富などいわれていますが、
ビタミンCの含有量は多くはありません。

 

野菜の中でも少ないといえます。

 

★他の野菜と比較した栄養に関してはこちらをどうぞ
もやしに栄養はない?成分や栄養価は高いといえる?
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もやしの中では、大豆もやしの栄養価が一番高いといえますが、
野菜全般でみると、
もやしの栄養価は高くないといえます。

 

 



まとめ

今回は、もやしの種類をテーマにしてまとめてみました。

 

もやしは、緑豆もやしが多く流通していますが、
他にももやしの種類はあります。

 

大豆もやしは、ナムルやビビンバなどの韓国料理
そしてブラックマッペは炒め物やスープなどにも
向きます。

 

また種類によって多少もやしの栄養価は
変わってきます。

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