かぶの食べ方や種類がテーマです。
かぶは生でも食べられるのでしょうか。またかぶにはどのような種類があるのでしょうか。
かぶについてまとめていきます。
かぶは生でも食べられる!食べ方には何がある?
かぶは煮物や漬物など様々な料理に利用されていますが、旬の時期は3~5月 、10~11月の時期となっています。
かぶには、ビタミンCやカリウムなどの栄養素が含まれており、葉の部分には、βカロテンが豊富に含まれています。
そんなかぶにはどのような食べ方があるのでしょうか。
野菜は基本的に加熱処理して食べるものが多いと思いますが、かぶは生でも食べられます。
そして生で食べるのもおススメです!
というのも、かぶにはアミラーゼというでん粉を分解する成分が含まれており「胸やけ」「胃もたれ」に摂取すると、消化を助けてくれます。
このアミラーゼは熱に弱いので、加熱しないで食べると、こういった酵素を摂取することができます。
かぶを生で食べる際は、
- サラダ
- マリネ
- 和え物
などがおススメです。
もとからあくが少なく、苦味のないかぶですが、特に旬の時期は甘味もあるので、おススメです。
大根と同じようにすりおろして食べても美味しいです。
またかぶは加熱調理しても、もちろん美味しく食べられます。
かぶの食べ方としては
- 浅漬け
- ピクルス
- サラダ
- ナムル
- 煮物(ポトフ、シチュー、そぼろ煮、クリーム煮)
- 汁物(スープ、味噌汁、豚汁)
- 炒め物(甘辛炒め、オイスターソース)
- 焼き物(チーズ焼き、グラタン)
- 肉巻き
- ふりかけ(葉)
- きんぴら(葉)
など様々な食べ方があります。
かぶは、基本的に薄切りにした場合は、サラダや浅漬けに利用され、くし形切りにすると、煮物に多く利用されます。
またかぶの葉は細かく刻めば、ごま油で常備菜として、ふりかけやチャーハン、味噌汁の具などにもなります。
かぶは万能野菜です。
外部サイトですが、おススメのかぶの食べ方を紹介します。
かぶの葉・茎の食べ方に関してはこちらをどうぞ
かぶの皮はむくべき?皮むきの方法は?茎の部分も食べれる?
かぶの挽肉トロトロあんかけ
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/1123384
かぶのしょうが焼き
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/537189
カブとツナの和風マヨサラダ
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/685917
かぶのクリーム煮
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/470373
かぶの千枚漬け
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/693464
カブのポタージュスープ
レシピ
引用元:https://cookpad.com/recipe/1140937
かぶには様々なレシピがあるので、かぶを手にいれた際には、ぜひ試してみてください。
私個人としては、かぶの使い道は、浅漬けやサラダ、そして葉はパスタの具や野菜炒めにして食べてしまうことが多いです。
かぶの種類
かぶは、実は種類がとても多いんです。
そして大きさや色も様々です。
かぶの種類についてみていきましょう。
小かぶ
名前の通り、小型のかぶです、
大きさは直径5~6cm程度のサイズであり、関東では最も多く出回っている種類といえます。
東京の金町周辺で栽培されてきたもので、ヨーロッパのものが朝鮮半島を経由して渡来したとされています。
小かぶは、様々な料理に利用されていますが、皮がやわらかいので、皮のままでも食べられます。
京小町こかぶ
みやま小かぶがあります。
中かぶ
小かぶよりも大きく、そして大かぶよりは小さく直径7~12cm程度のものが中かぶです。
煮物や漬物など、様々な料理に料理できます。
中かぶでは「耐病ひかり」という品種が多く出回っています。
また、中かぶを早採りすることで、小かぶとして販売されることも。
大かぶ
直径13cm以上の大型のサイズのかぶを指します。
サイズが大きいので、1kgを超えるものもあります。
ただ、皮がかたいので、皮は厚めに剥いてから調理するようにします。
聖護院かぶら
大かぶの一種ともいえます。
大型のかぶで、大きさは2kg程度のものから、5kg程度と、サイズがかなり大きいものまであります。
京野菜として知られ、柔らかく、甘味があるのが特徴です。
煮崩れもしにくく、「かぶら蒸し」「千枚漬け」などの材料になります。
出回るのは、10~12月が多いです。
引用元:http://siawaseyasai.hamazo.tv/e2083664.html
赤かぶ
皮の色が紫紅色のかぶです。
皮は赤いのですが、中は白色をしています。
漬物にされることが多いですが、酢漬けにすると、赤かぶの色素が流出し、漬物全体が赤い色になるので綺麗です。
表面が赤いかぶは他にも様々な品種があります。
飛田紅かぶ
飛田紅かぶは、岐阜県飛騨高山の特産品です。
全体的に赤い色をしています。
根・葉ともに柔らかく、漬物にされることが多いです。
津田かぶ
津田かぶは、島根県松江市の津田区(旧津田村)で栽培されてきた品種で、先が曲がっているのが特徴です。
根元の方(地上部)は赤色で、下の方(地下部)は白色になります。
漬物にされることが多いです。
近江万木かぶ(ゆるぎ)
万木かぶは、滋賀県の伝統野菜のうちの一種で、赤かぶと白かぶの自然交配でできた品種です。
皮は赤く、中は白ですが、赤が混ざった色をしています。
主に漬物にされることが多いです。
引用元:https://shigaquo.jp/foods/t_vegetables/c13.html
温海かぶ(あつみ)
温海かぶは、直径が10cm程度の山形県の特産品です。
焼畑農法で栽培されています。
皮は紅紫色をしていますが、中は白い色をしています。
肉質はかためで、山形県では甘酢漬けが多く販売されています。
日野葉かぶ
滋賀県日野町の特産品です。
かぶですが、細長いのが特徴で、その長さは25~30cm程度にもなります。
光の当たる部分は赤い色をしていますが、光が当たらなかった部分は、白色をしています。
肉質はかたいので、漬物にされることが多いです。
大野紅かぶ
北海道の大野町付近で作られている品種です。
形は扁平で根の部分だけでなく、茎まで赤いのが特徴です。
直径は10cm程度になり、漬物に利用されます。
引用元:http://hatakeniyasai.blog.fc2.com/blog-entry-179.html
藤沢かぶ
温海かぶ同様、焼畑農法でつくられるかぶで、根元は赤く、地下部は白色をしています。
生産はまだまだ少ない品種です。
飛鳥あかね
細長いタイプのかぶで、茎まで赤い色をしています。
肉質が緻密なので、漬物むきとされています。
あやめ雪
あやめ雪は、上のほうが赤紫色で、下の方は白く、綺麗なグラデーションとなっているかぶです。
甘味がありますが、肉質はきめ細やかなため、漬物以外にも、彩のためにサラダにもむいています。
スライスして使用すると良いです。
金沢青かぶ
サイズは中型ですが、かぶの皮が緑色をしているのが特徴です。
直径は10cmほどになります。
肉質はかためで漬物にされる他、煮物にも利用されます。
「かぶら寿司」にも使われます。
品種改良した「百万石かぶ」は、くせの強さを改良しています。
天王寺かぶ
天王寺かぶは、江戸時代から栽培されてきた品種で、やや扁平です。
大阪の伝統野菜として知られ、葉・茎・根がやわらかいので、煮物にされることが多いですが、漬物にもむいています。
引用元:http://g-foods.info/zukan/product/product_608.html
黄かぶ
珍しく皮が黄色いかぶです。
皮は黄色ですが、中身は白色をしています。
甘味があるので、煮物や料理のつけ合わせに利用されることが多いです。
ヨーロッパ系の品種で生食には不向きです。
このようにかぶには様々な種類があります。
かぶの食べ方・まとめ
かぶの食べ方や種類をテーマにしてまとめました。
かぶには様々な種類があります。
特に赤い色をしたかぶは、見た目も綺麗ですが、酢漬けにするのが良いです。
漬物にする際は、新しい品種を試してみるのも良いかと思います。
こちらの記事もどうぞ
かぶの栄養!効果や効能は?葉にはどんな栄養がある?加熱すると?