玉ねぎの栄養と効果がテーマです。
野菜の中でも万能である玉ねぎ、スープや野菜炒め、カレーなどに調理されています。
そんな玉ねぎですが、栄養価も高く、体への効果も期待できます!
そんな玉ねぎの栄養についてまとめていきます。
玉ねぎの栄養
では、玉ねぎは白っぽい色をしているので、緑黄色野菜ではなく、淡色野菜です。
栄養はなさそうですが、玉ねぎにも栄養成分が含まれています。
玉ねぎ100gあたりで、リンは30mg含まれており、カリウムは160mgも含まれています。
そしてなんと、食物繊維は、1.6gも含まれているんです。
そんな玉ねぎですが、他にも体に良い成分が含まれています。
玉ねぎの栄養・硫化アリル
この硫化アリルという成分は、玉ねぎを切ったときにでる、あの目が痛くなる原因の成分です。
目が痛くなって、厄介ですが、食べると体には良い成分です。
玉ねぎには、ビタミンB1が含まれていますが、この硫化アリルという成分は、ビタミンB1の吸収をよくしてくれます。
というのも、ビタミンB1と結合しやすい成分なので、ビタミンB1と結合すると、アリチアミンという成分になります。
ビタミンB1を体内に長く留めるため、ビタミンB1の吸収を促進してくれます。
そしてビタミンB1は、豚肉にも多く含まれている成分であり、豚の野菜炒めにすると、より吸収が促進されます。
ちなみに、ビタミンB1が不足してしまうと、食欲不振や、不眠、疲労などの症状が起きます。
体には、なくてはならない存在なのです。
また硫化アリルは、吸収を促進してくれるだけでなく、新陳代謝を活発にする働きや、血液をサラサラにする効果があります。
なので、高血圧や、糖尿病の人は、積極的に摂取したい食べ物ですね。
玉ねぎを食べると血がサラサラになるというのは、この硫化アリルという成分からやってきているのです。
玉ねぎの栄養・ケルセチン
他にも、玉ねぎには、 ケルセチン という成分が含まれていて、この成分は、悪玉コレステロールを減らす効果や、脂肪を燃焼させてくれる効果があります。
肥満防止にも効果があるのです。
このように玉ねぎには注目すべき栄養成分が含まれています。
玉ねぎの体への効果
では、具体的に玉ねぎにはどのような効果が期待できるのでしょうか。
玉ねぎのダイエット効果
玉ねぎには、発汗作用や、体温をあげる作用があります。
また、ケルセチンの効果により、脂肪燃焼の効果も。
よって、肥満防止やダイエットに効果があります。
玉ねぎの高血圧や動脈硬化の予防効果
玉ねぎに含まれる硫化アリルという成分には、血栓を溶かす効果があります。
血栓を溶かし、血行が良くなるだけではなく、ケルセチンの、悪玉コレステロールを減らす効果もあるので、血管系の病気の予防につながります。
玉ねぎの美容効果
玉ねぎには、女性が嬉しいアンチエイジング効果があります。
玉ねぎは抗酸化作用があるため、しみやしわができるのを防いでくれる効果、そして、お肌の細胞の調子を整えてくれる効果があります。
そんな体への効果も高い玉ねぎ、ぜひ食べたいところですね。
玉ねぎの栄養効果まとめ
玉ねぎの栄養価や健康への効果をまとめました。
玉ねぎって栄養がないよう見えて実はすごいです。
しかもサラダや野菜炒めにもつかえて万能であるといえます。
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