栗かぼちゃの育て方や収穫時期がテーマです。
栗かぼちゃは、西洋かぼちゃの一種で煮物によく用いられています。そんな栗かぼちゃの育て方や収穫時期についてまとめていきます。
かぼちゃには、日本かぼちゃ・へぽかぼちゃ・西洋カボチャの3種類があるのですが、日本では、西洋カボチャの栽培が主流です。
栗カボチャの育て方や収穫時期
栗カボチャの育て方
目安として、栗カボチャの植え付けは4月上旬~6月下旬、そして収穫は6月~9月となっています。
かぼちゃの種植え
かぼちゃは種から育てられるので、種を購入し、まずはポットで育てます。
黒皮栗かぼちゃの中でもえびすは有名です。
発芽したら1本に間引き、本葉が3~4枚になるまで育てます。
かぼちゃの植え付け
本葉が育ったら、苗をプランターや畑に植え付けます。
浅めに植え付けを行い、根が少し見える程度にします。
成長してくるとツルが勢いよくのびてきます。
かぼちゃには様々な整枝方法があります。
人工授粉
かぼちゃには雄花と雌花があります。
実を確実に実らせたいならば、人工授粉をさせてあげます。
雄花
引用:http://blog.livedoor.jp/jiiji_yasai/archives/66512862.html
雌花
引用:http://blog.goo.ne.jp/takebei6491/e/4b1dba959b45ac9701522bb029f06bdc
雌花は花の根元が膨らんでいて、雄花は、付け根が膨らんでいます。
方法としては、雄花が咲いたら新鮮な雌花を選んで、雌花を摘み取って雄花の花粉をつけるようにします。
雄しべをあらかじめ、むき出しにしてから人工授粉すると、やりやすいです。
かぼちゃの花は1日でしぼんでしまうのでタイミングがとても重要です。
自然界では虫がやってくれていますが、確実にしたい場合は、人工授粉がおススメですね!
もっとかぼちゃの栽培を詳しく知りたい方は
初心者でもかぼちゃの育て方!プランター栽培での苗や水やり、花は?
栗カボチャの収穫時期
基本的に、栗カボチャ=西洋カボチャの収穫のタイミングとしては、受粉してから40~50日後というのが目安とされています。
しかし、日数は数えられないので、見た目で判断するのが無難といえます。
見た目のチェックポイントとしては、へた・皮の表面です。
かぼちゃの実とつるをつないでいる部分が、コルクのように硬くなり、そしてそこに、縦・横に亀裂が入ったら収穫のタイミングといえます。
見た目のポイントとして、栗カボチャの表面にツヤがなくなり、溝が深くなる、そしてかぼちゃの緑色が増して、模様がハッキリしてくるのが、タイミングです。
逆にツヤが残っていると、まだ未熟なかぼちゃといえます。
具体的に、写真を用いてまとめているので、コチラのページも参考にしてみてください。
かぼちゃの収穫時期やタイミングとは?へたの様子を写真で紹介
栗カボチャの煮物のレシピ
栗かぼちゃは、煮崩れしやすいし、煮るとホクホクして甘味が増すので、煮物がおススメです。
かぼちゃの煮物は風邪の予防にもバッチリなので、1年を通して食べたいですね。
栗かぼちゃの煮物に必要なもの
- 栗かぼちゃ小1個 600g
- 水 400cc
- 蜂蜜 大さじ4杯(砂糖の場合大さじ5杯)
- 醤油 大さじ2杯
- みりん大さじ2杯
- 酒大さじ2杯
作り方
- まずはかぼちゃを切って種とワタを取り出します。
- 切りやすくなるように、ラップをかけて、電子レンジで3分ほど加熱をします。加熱後に、食べやすい大きさに切ります。
- 鍋にかぼちゃの皮の方を下にして並べて、水を400ccほどいれます。
- そのあと、調味料をすべていれ、沸騰させます。沸騰後は、弱火~中火で5分ほど煮込みます。
- 竹串を通してみて、中まで柔らかくなっていたら完成です。
このまま10分ほど放置します。これでかぼちゃの煮物の完成です。
実は夏野菜でもあるかぼちゃ、風邪予防や夏バテ予防にも、ぜひ食べてみてください。
栗かぼちゃの育て方収穫時期まとめ
栗かぼちゃの育て方や、収穫時期、煮物のレシピについてまとめました。
自分で育てるかぼちゃは格別に美味しいですよね。
βカロテンや、ビタミンが豊富に含まれている栗カボチャを食べて、風邪予防にも。