初心者でもできるかぼちゃの育て方がテーマです。
かぼちゃは、プランターでベランダで栽培できる野菜で、家庭菜園でも人気です。
そんなかぼちゃの苗から、花、水やりの仕方などについてまとめていきます。
初心者でもできるかぼちゃの育て方
苗から育てよう
かぼちゃの植え付け時期は、4月上旬~6月まで、そして収穫時期は6月中旬~9月です。
意外にもかぼちゃは夏野菜なのです。
そんなかぼちゃは、種も多く販売されています。比較的育てやすい野菜といえます。
そして、初心者におススメなのは、ほっこり姫や坊ちゃんかぼちゃ、栗坊などの手のひらサイズのミニカボチャが適しています。
種も多く販売されていますが、始めてであれば、安心して育てることのできる苗から育てるのがおススメです。
苗は、ホームセンターで販売されていますが、最近ではネットで販売もされています。
苗の選び方としては、茎が太くて、茎がまっすぐ伸びているもの、そして、本葉が4~5枚でているものを選ぶようにします。
葉が枯れているものや、茎が曲がっているものは、のちのち生育不良を起こすかもしれないので、避けましょう。
かぼちゃをプランターで栽培してみよう
苗を用意したら、他のものも用意します。
プランター
プランターは、深型のものがおススメです。
かぼちゃは栽培期間が長いために、根の量がかなり多くなります。
なので、深型のプランターを用意し、1つのプランターで1株ずつ育てるようにします。
培養土・肥料・鉢底石
自分で土づくりをするのは、大変なので、野菜用の培養土を購入します。
最近では、野菜作り初心者用の培養土も販売されています。
また、培養土の他に、肥料も一緒に与えるので、化学肥料も用意しておきます。
水はけをよくするためにも鉢底石も用意しておきます。
支柱
かぼちゃが成長してくると、誘引という作業が必要になります。
最低でも2本、風で飛ばされないようにしたいのであれば、5本ほど支柱を用意してあげます。
かぼちゃの苗を定植
揃ったら、早速定植を行います。
かぼちゃの生育温度は、17~20℃とされているので、寒い環境だと、枯れてしまいます。
暖かくなってから定植はするようにしましょう。
方法としては、プランターの下に鉢底石をしいて、そのうえから、培養土と化学肥料を混ぜた土をいれるようにします。
苗を植える際は、表面の根が見える程度に植えて、土をかぶせて、軽く抑えるようにします。
支柱の立て方は、様々で、両端に立てかけるやり方、また、2本ずつ端に刺して、上で固定するやり方などがあります。
5本使った方が丈夫で、倒れにくくなります。
プランター栽培での水やり、人工授粉
水やり
かぼちゃの水やりのポイントとしては、土の表面が乾いたら水やりを行うようにします。
土の表面が渇いていたら、プランターの下から、水がでてくるくらいまでたっぷり与えます。
あげすぎても病気の原因になってしまうので、乾燥してからあげるようにします。
人工授粉
かぼちゃは、雌雄の花をもつ野菜です。
なので授粉という工程が必要になります。
確実に実をつけたいのであれば、人工授粉をさせます。
方法としては、雌花が咲いたら、その日に咲いている、新鮮な雄花を摘み取って、雌花の柱頭に、雄花をつけるようにします。
おしべをグリグリと付けてしまってください。
授粉が成功すれば実がなります。
雄花は付け根が膨らんでおらず、雌花は膨らんでいるのが特徴です。
雄花
引用:http://blog.livedoor.jp/jiiji_yasai/archives/66512862.html
雌花
引用:http://blog.goo.ne.jp/takebei6491/e/4b1dba959b45ac9701522bb029f06bdc
収穫
かぼちゃのへたが緑から白っぽく変化して亀裂が入りコルク化し、さらにかぼちゃの表面のツヤがなくなったらいよいよ収穫です。
ハサミでつたと切り離します。
収穫時期については、こちらの記事をどうぞ
かぼちゃの収穫時期やタイミングとは?へたの様子を写真で紹介
かぼちゃのプランター栽培まとめ
かぼちゃの育て方をテーマにしました。
プランター栽培であれば、ベランダでも育てることができるので簡単ですね。
ミニかぼちゃは、栄養価も大きいかぼちゃに比べて高いのです。
育てて丸ごとグラタンなどにしても良いですね。