切り干し大根の栄養価がテーマです。
切り干し大根の栄養価は高いのでしょうか。また、効果や効能にはどのようなものがあるのでしょうか。
切り干し大根はダイエット効果もあるといわれています。
そんな切り干し大根についてまとめていきます。
切り干し大根の栄養価は高い?
切り干し大根というのは、大根を乾燥させたものを指します。
大根を細切りにしたものを、広げて天日干しにします。
切り干し大根を使用する際は、水もしくはぬるま湯につけておいて、そのあと料理に利用します。
水で戻すと、4倍程度に膨れます。
戻した切り干し大根は煮物や、サラダなどに活用できます。
そんな何にでも活用できる切り干し大根にはどのような栄養が含まれているでしょうか。
切り干し大根の栄養価
食品成分表をもとにすると、切り干し大根100gあたりの
栄養成分は以下のようになります。
切り干し大根(乾) | 切り干し大根(ゆで) | 切り干し大根(油) | |
エネルギー(kcal) | 301 | 19 | 88 |
タンパク質(g) | 9.7 | 0.9 | 1.5 |
脂質(g) | 0.8 | 0.1 | 6 |
炭水化物(g) | 69.7 | 4.1 | 7.6 |
食物繊維 (g) | 21.3 | 3.7 | 5.6 |
カリウム (mg) | 3500 | 62 | 110 |
カルシウム (mg) | 500 | 60 | 91 |
βカロテン(µg) | 0 | 0 | 0 |
ビタミンB1(mg) | 0.35 | 0.01 | 0.02 |
ビタミンB2(mg) | 0.2 | Tr | 0.02 |
ビタミンB6(mg) | 0.29 | 0.01 | 0.02 |
ビタミンB12(µg) | 0 | 0 | 0 |
ビタミンC(mg) | 28 | Tr | Tr |
葉酸(mg) | 210 | 7 | 12 |
五訂食品成分表までは、乾燥させた切干大根のデータまでしかありませんでしたが、七訂からは、乾燥させたものだけではなく、【ゆで】として、切り干し大根を水でもどした後にゆでたもの。【油いため】として、切り干し大根を水でもどした後に、油(5.8g)で炒めたものの成分値が記載されています。
このようにみると、切り干し大根の乾燥したもの、ゆでたもの、油いためのもので、栄養成分に多少変化はありますが、乾燥させたものですと、水分が少ないために
栄養価が高いと見えがちですが、実際、水に戻してみると、そこまでビタミン・ミネラルは多く含まれていない ことがわかります。
ですので、切り干し大根は大根よりも栄養価が高いといわれていますが、それは乾燥させたままの切り干し大根のデータであって、水にもどした切り干し大根の場合、生の大根とそこまで栄養価に変わりはないので、注意しましょう。
切り干し大根の効果・効能は?ダイエットにも?
では、大根を乾燥させた切り干し大根にはどのような効果や効能があるのでしょうか。

食物繊維が豊富・ダイエット
切り干し大根の特徴というと、やはり食物繊維の多さがあげられます。
- 乾燥切り干し大根で 21.3g/100g
- ゆでた切り干し大根で 3.7g/100g
もの食物繊維を含んでいます。
生の大根の食物繊維量は、1.4g/100gですので、生の大根を摂取するよりも、ゆでた切り干し大根を摂取した方が、多くの食物繊維を摂取できるといえます。
特に、切り干し大根は、不溶性食物繊維が豊富で、便秘を改善する効果も期待できます。
便秘を改善するということは、大腸がんを予防する作用、そして余分なものを排泄するので、ダイエット。また腸内環境を良くすることで、美肌効果も期待できます。
また、コレステロールを体外に排泄するので、動脈硬化を予防する効果も期待できます。
カルシウム
切り干し大根には豊富にカルシウムが含まれています。
ゆでた切り干し大根は60mg/100gものカルシウムを含んでいます。
生の大根の場合24mg/100gですので、成分が凝縮している切り干し大根の方が、豊富にカルシウムが含まれているといえます。
カルシウムは、骨や歯の形成 関わるだけでなく、神経伝達の役割も担っているので、カルシウムが不足するとイライラの原因にもなります。
切り干し大根のデマ情報に注意
鉄分
切り干し大根は、かつて鉄分が多いとされてきました。
乾燥して、大根の成分が凝縮しているとはいえ、鉄分は9.7mg/100gという数値でしたが、大幅に改定され鉄分は乾燥したままの切り干し大根でも、3.1mg/100gとかなり、鉄分量が減少しています。
ゆでた切り干し大根の場合0.4mg/100g と、生の大根同様、そこまで鉄分は豊富に含まれていないので、注意しましょう。
カリウム
切り干し大根は、カリウムも豊富に含まれているとされています。
乾燥させたままの切り干し大根で3500mg/100gとかなり豊富に含まれているのですが、実際水に戻してゆでることで、62mg/100gにまで減少します。
カリウム量は、切干大根として摂取するよりも、生の大根で摂取した方が、摂取量は多くなります。
食品成分表では、数値の改訂が相次ぎました。
鉄分、カリウムを気にして切干大根を摂取しようという方は、注意しましょう。
切り干し大根の栄養まとめ
切り干し大根の栄養価や効果・効能についてまとめました。
切り干し大根は、乾燥させたままのものと、実際に水で戻したものでは、栄養価が変わってきます。
切り干し大根を調理する際は、煮物が多いですが、油との相性も良いので、油揚げと煮物にしたり、炒めたりしてもおいしくいただけます。
また効果・効能については、切り干し大根を水で戻したものには、そこまで鉄分・カリウムは含まれていませんので、ネットだけの情報に騙されないよう、注意しましょう。
こちらの記事もどうぞ
切り干し大根は日持ちする?保存方法は冷凍も可能?賞味期限の目安!
切り干し大根の戻し方や戻し時間は?干し方はどうする?リメイク方法!