里芋の茹で方や煮る時間がテーマです。
里芋の茹で方やゆで時間はどれくらいでしょうか。
また里芋の煮物の煮る時間や煮方はどのようにすれば良いでしょうか。
里芋についてまとめていきます。
里芋の茹で方やゆで時間
里芋は、9月から旬の時期を迎え、9月ごろからスーパーで多く目にするようになります。
そんな里芋は、独特のぬめり感が人気で、煮物だけではなく、炒め物など様々な料理にも活用されています。
様々な料理に使用されますが、やはり人気があるのは【煮物】といえます。
そんな里芋のゆで方はどのようにすれば良いでしょうか。
そのまま食べられるくらいまでのゆで方についてまとめていきます。
里芋のゆで方・ゆで時間
里芋は、基本的な調理の工程としては、
- 泥を洗って落とす
- 皮を剥く
- ぬめりを取り除く
- 里芋を茹でる・調理する
というのが一般的な流れです。
ぬめりを取り除いたものは、そのまま調味料や野菜などの具材と一緒に煮込めば食べられます。
里芋を田楽などにする場合は、そのまま里芋を皮ごと茹でて、茹でたあとに皮を剥くと、簡単に調理することができます。
- まずは、里芋を流水でよく洗います。このとき、タワシを使うとよく泥が落ちますが、手でも綺麗に洗えます。
- 鍋にたっぷりの水をいれて、里芋をいれたら、強火で沸騰させます。
沸騰させた後、茹で時間は小さい里芋で10分程度、大きい里芋で15分程度となります。数が多い場合は、小さくても15分程度加熱するようにします。 - ゆでたら冷水にとって冷まします。
- 粗熱がとれたら里芋の皮をつかむと、するっと剥けます。
※あらかじめ包丁で1周ぐるっと切れ目をいれておくと、隙間ができて、皮むきがしやすくなります。 - 硬い部分は最後に包丁で取り除きます。
画像の里芋は大きかったため、硬い部分が多く、茶色の部分はうまく剥けずに残りました。
小さめの里芋であれば、茹でるだけでつるんと剥けます。
あとは、そのまま田楽味噌をぬれば、里芋の味噌田楽にもなります。
そのまま醤油をかけるだけでも美味しくいただけます。
また、皮を剥くために茹でるのであれば、ゆで時間は3~5分 程度で大丈夫です。
皮を剥いたあと、他の具材と一緒に煮物にしても。
里芋に下茹では必要
里芋に下茹では必要でしょうか。
上記のように、皮をむくために下茹でしたいのであれば、3~5分の加熱で大丈夫です。
下茹でしない方が良い!という方もいますが、他の具材と一緒に煮物にする場合は、下茹でをして、里芋のぬめりを取り除いておくと、調理しやすくなります。
方法としては、
- まず里芋の泥を洗ってから、簡単に皮をむきます。皮むきは塩を手につけてから剥くと、かゆくなりません!
- 皮をむいた里芋には、塩(里芋500g:大さじ1杯)をふりかけ、もみこみます。
そのあと、水で塩を洗い流します。 - 鍋に水をいれ、里芋をいれて強火で火にかけます。
- 沸騰したら白い泡が大量にでてきます。
泡がでてくるまで火にかけてから4~5分 程度です。 - あとは、ザルにあげて水で洗い流したらOKです。
下茹でした里芋はそのまま煮っころがしにしたり、里芋とイカの煮物にいれたりと、調理も簡単にできます。
煮物にするときも、このように下茹でしておくと、煮崩れ防止にもなります。
里芋の煮物の煮る時間や煮方
里芋は、煮物に多く利用されます。
煮物の種類も多いですが、里芋の煮っころがしを例に、説明していきます。
必要なもの
- 里芋:250g(皮むき後)
- 水:200cc
- みりん:大さじ1杯
- 酒:大さじ1杯
- 砂糖:大さじ1杯
- 醤油:大さじ1/2~1杯
里芋の煮方
- 里芋はよく洗い、皮を剥きます。
- そして鍋に、調味料をすべていれます。
水の量は、里芋がかぶるくらいの水の量にします。通常200cc程度で足りますが、鍋の大きさによっては里芋が水に浸らないので、浸るくらいの水の量にします。 - 調味料・里芋を鍋にいれたら沸騰するまで5分ほど強火で火にかけます。
- 沸騰したら中火に調整して、落し蓋をしてそのまま15分程度煮詰めます。
煮る時間は15分でOKですが、水の量が少ない場合は、10分程度でOKなことも。水分量を見て調整してください。 - 15分程度煮て、里芋が柔らかくなったら落し蓋をとり、中火~強火で水気を飛ばします。
※水分量が多かったので、水気をとばすのに10分程度かかりました。 - 煮詰めて、この状態になったらOKです。
煮物にする時間は、里芋の量にもよりますが、火にかけてから20分~30分 程度です。
- 沸騰まで5分
- 中火15分
- 水気をとばす5~10分
といった感じです。
里芋のゆで方・ゆで時間まとめ
里芋のゆで方やゆで時間をテーマにしてまとめました。
里芋は、一般に沸騰から10~15分程度でゆでることができます。
皮ごとゆでてしまえば、そのまま粗熱をとって冷まして、皮を素手て剥くこともできます。