さつまいもの下ごしらえや洗い方・切り方がテーマです。
さつまいもの下ごしらえはどのようにすれば良いでしょうか。
また、さつまいもの切り方として、乱切りやスティックの切り方はどのようにすれば良いのでしょうか。
さつまいもについてまとめていきます。
さつまいもの下ごしらえや洗い方
さつまいもは、秋が旬ですね。
さつまいもには、たくさん種類があり、秋~冬の間は、多くの種類のさつまいもが店頭で販売されるようになりますし、家庭菜園でさつまいもを栽培する方も多いと思います。
そんなさつまいもですが、下ごしらえ・洗い方はどうすれば良いでしょうか。
基本的にさつまいもはよく洗い、そして水につけてあく抜きをします 。
まず、さつまいもの特徴として、あくの成分が多いという点があげられます。
さつまいもの皮を剥いて調理するとわかるのですが、手がべとべとするような感じもあります。
このあくの正体は、 ポリフェノール で、さつまいもに含まれている酵素(ポリフェノールオキシターゼ)の影響で、皮を剥いたり、切ったりするとすぐに黒く変色するので、黒く変色しないよう、切ったらすぐに水につけるようにしましょう。
下ごしらえの方法としては、
- まずさつまいもの皮の汚れをよく取り除きます。
さつまいもは皮に泥の汚れが付着していることも多く、汚れがなかなか取れない場合は、たわしを使って泥を落とします。 - 次にさつまいもの皮を剥く場合は、厚めに皮の部分を取り除きます。皮の部分にも栄養が含まれているので、皮の部分を取り除かなくてもOKです。
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ただし、皮が黒色している部分は苦味もありますし、取り除くようにしてください。皮を剥く場合は、流水にさらしながら切ると、変色防止になります。 - 切ったさつまいもは、すぐに水につけるようにします。
水に5~15分 つけておくことで、あく抜きができます。すぐに水が濁ってしまうので、2~3回水を取り替えるようにします。
これがさつまいもの基本的な下ごしらえの方法です。
さつまいもは切ってから調理することが多いと思いますが、切ったあとは、すぐに変色してしまうので、水をためたボウルを用意して、切ったらすぐに水につけると良いです。
さつまいもの切り方
さつまいもは、様々な料理に利用されているので、それだけ多くの切り方があります。
簡単に切り方を紹介します。
輪切り
輪切りは最もスタンダードともいえる切り方です。
- 下処理したさつまいもの端を切って、1cm程度の幅に切っていきます。煮物だと1cm
天ぷらだと5mmくらいの厚さが向いています。 - そのままあく抜きをします。
輪切りは、天ぷら、煮物そしてスープなどにも向いています。
半月切り
半月切りは、輪切りを半分にしただけでもOKです。
切ったものはあく抜きします。
半月切りは、煮物や炒め物などにも使えます。
拍子木切り
切ったものは、あく抜きもします。
拍子木切りしたものは、味噌汁、揚げ物、芋けんぴなどに。
さいの目切り(角切り)
角切りしたものは、サラダやお菓子のアクセント、パンの具材などに使えます。
乱切り
細長い乱切りは、さつまいもでも多くされる切り方です。
乱切りは、素揚げしたあと大学芋にしたり、煮物にも使えます。
スティック
スティック状に切ったものは、芋けんぴや炒め物、かき揚げなどにも利用できます。
松葉切り(棒切り)
最後にあく抜きをします。
棒状に切ったものは、きんぴら、サラダ、炒め物などの料理にも使えます。
さつまいもの洗い方と下ごしらえ方法まとめ
さつまいもの下ごしらえ・洗い方、そして切り方をテーマにしてまとめました。
さつまいもは、きちんと下ごしらえとしてあく抜きをしないと、黒色してしまうので注意が必要です。
また、さつまいもにはたくさん切り方があるので、料理によっていろいろな切り方を試してみるのも良いかと思います。
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