新じゃがのゆで方や保存方法がテーマです。
新じゃがの茹で方はどのようにすれば良いでしょうか。
また保存方法や緑色になっているものはどうすれば良いでしょうか。
新じゃがについてまとめていきます。
新じゃがの保存方法
新じゃがは、普通の貯蔵したじゃがいもと比較すると水分含有量が多く、水水しいという特徴を持っています。
ですので、じゃがいもと同じような貯蔵方法では、日持ちしません。
新じゃがはじゃがいもとは保存方法を変える必要があります。
新じゃがの保存方法は、冷蔵庫ではなく、常温での保存が向いています。
そして新じゃがは、皮が薄いので、皮ごとそのまま食べることができるのが特徴ですが、日光に当てると、皮が緑化して毒性物質である「ソラニン 」が発生してしまうので、日光に当てないように気を付けます。
そのため、保存方法としては
- まずは新じゃがを袋からだして、新聞紙で包みます。
- そのまま光に当たらないよう、常温の冷暗所で保存するようにします。
- 購入後2週間以内に食べきるようにします。
新じゃがの保存は必ず冷蔵庫ではなく常温で保存するようにします。
冷蔵庫で保存してしまうと、水分が失われてじゃがいもがしわしわになるだけでなく、新じゃがに含まれるでんぷんが糖質に変わってしまい、ホクホク感が少なくなります。
ですが、夏場の暑い時期は室内も暑くなるので常温保存には気を付けるようにします。
冷暗所というのは、一般的に14℃以下の環境を指すので、夏場は冷蔵庫で保存した方が腐りにくいとされます。
新じゃがの皮で緑になっているものは?
新じゃがは、収穫したてのじゃがいもですので、皮つきのまま食べることもできます 。
ですが、新じゃがは保存方法を間違えると皮が緑色になってしまいます。
新じゃがに光が当たるように保存すると、じゃがいもの有害物質である「ソラニン」が発生し、皮の部分が緑色になります。
緑化して有害物質を含んだじゃがいもをそのまま食べてしまうと、食中毒をおこし、頭痛や吐き気、腹痛などの症状を起こす他、最悪の場合、死に至るケースもあります。
緑色になってしまったものも、皮の部分を厚く剥けば食べることができます 。
緑色に皮が変色してしまった新じゃがは、そのまま皮ごと食べずに皮の部分を厚く剥いてから食べるようにします。
また、芽がでてしまったものもソラニンが含まれていることがあるので、きちんと芽の部分も取り除くようにします。
きちんと取り除けば、皮が緑色になってしまったものも、芽がでてしまったものも食べることができます。
新じゃがのゆで方は?皮ごとでも?
新じゃがもじゃがいもと同じように、ゆでて美味しく食べられます。
新じゃがも水から茹でることで、温度上昇がゆっくりになり、煮崩れしにくくなります。
基本的に、新じゃがもじゃがいもの茹で方と一緒です。
- まずは、じゃがいものを皮つきのまま流水で洗って、土の汚れをよくとります。
- 続いて、芽がでてしまっている場合は、取り除きます。新じゃがは新鮮なものだと芽はでていません。
- たっぷりの水にじゃがいもをいれます。沸騰するまで強火で、沸騰したら弱火に火加減を調整し、弱火にしたあと、10分 程度ゆでます。
- 大きいものは15分 程度時間を要します。
竹串が通るくらい柔らかくなったら、ざるにとって冷まします。
あとは、ゆであがったじゃがいもをジャガバターにしたり、炒め物に使用するなど、何でも使用できます。
新じゃがは皮ごと食べられるので、せっかくなら皮ごと食べて旬の味覚を味わうのも良いかと思います。
じゃがいものゆで方はこちらをどうぞ
じゃがいものゆで方やゆで時間はどれくらい?蒸す時の方法や時間は?
新じゃがのゆで方・保存方法まとめ
新じゃがのゆで方や保存方法などをテーマにしてまとめました。
新じゃがは、普通のじゃがいもと比較すると、あまり日持ちしないので、保存する際には、注意が必要です。
また、皮が緑にならないように光に当てないようにする必要もあります。
新じゃがは皮ごと茹でて食べると栄養もバッチリ摂取できます。
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