ブロッコリーの種類や品種がテーマです。
ブロッコリーの種類は多いのでしょうか。また、ブロッコリーの品種にはどのようなものがあるのでしょう。
ブロッコリーについてまとめていきます。
ブロッコリーの種類
ブロッコリーは、1年中スーパーで販売されていますが、旬は、11~3月の冬の時期となっています。
ですが、緑黄色野菜の代表でもあり、βカロテン、ビタミンCなど多くのビタミンやミネラルを含んでいます。
そんなブロッコリーですが、どのような種類や品種があるのでしょうか。
一般的なブロッコリーは、アブラナ科に属しており、実は、キャベツと同じ仲間です。
ブロッコリーは、太い茎に花茎・花蕾があり、それを食用とします。
また、あくがほとんどなく、甘味があって歯ごたえもあります。
そんな特徴を活かし、ゆでてサラダにされることが多いですが、他にも炒めものや焼き物料理にされることもあります。
ブロッコリーには、実は多くの品種があります。
ピクセル
春まき・夏まきともに作りやすい品種で、早生品種です。
ハイツ
中早生種で、くせのないのが特徴。側枝花蕾がとれるので、多収種です。
緑帝
鮮やかで、花蕾が濃緑色なのが特徴です。花蕾がきめ細かいです。家庭菜園にもおススメ。
緑嶺
中早生種で、花蕾は濃緑色で、形が良く、大きいのが特徴です。家庭菜園向きです。
夢ひびき
85日程度で収穫できる極早世品種です。花蕾は濃緑色でドーム型なのが特徴です。
おはよう
アントシアニンフリーで、低温伸長性にすぐれる品種です。
グランドーム
中晩生品種で、花蕾は肥大性にすぐれています。
グリーンキャノン
根こぶ病耐病性をもつブロッコリーで、花蕾も高品質です。
ハートランド
冬どりの品種で、アントシアニンフリーです。小ぶりで密植できるのが特徴。
沢ゆたか
中早生品種で、花蕾は大型なのが特徴です。
茎ブロッコリー
茎ブロッコリーは、普通のブロッコリーとは少し違い、茎自体が細長く、そして茎の先に蕾がついています。
そんな茎ブロッコリーは、茎の部分もおいしく食べられますし、花の部分と食感が違うので、それぞれの美味しく食べることができます。
茎ブロッコリーには、様々な品種があります。
スティックセニョール
ブロッコリーと中国野菜の「カイラン」をかけあわせて作った品種で、15~20cmほどの大きさに成長。アスパラのような歯触りがあり、甘味もあります。
グリーンボイス
茎が細くて柔らかいのが特徴のブロッコリー。家庭菜園むきで長期収穫も可能です。
グリーンコーラル
甘味もあって、側枝の茎が太く、ボリュームもあります。
冬紫宝
紅紫色が特徴の茎ブロッコリーです。しかし、茹でてしまうと緑色に近いものになります。アントシアニンを含みます。
ブロッコリースプラウト
ブロッコリースプラウトは、ブロッコリーの種子を発芽させて、緑化させたものです。
かいわれ大根よりも辛味が少ないのが特徴です。
また、ブロッコリースプラウトは、スルフォラファンを多く含んでいます。このスルフォラファンは、抗酸化作用が高く、抗ガン作用も効果があるとされています。
ブロッコリースプラウトよりも、スルフォラファンを多く含むものをブロッコリースーパースプラウトと呼び、発芽3日目で収穫されます。
ブロッコリーとカリフラワーの違い
形状が似ているブロッコリーとカリフラワーですが、どのような違いがあるのでしょうか。
ブロッコリー・カリフラワーともに、アブラナ科アブラナ属に分類されており、どちらもキャベツの仲間です。
とちらもキャベツの一変種とされており、起源は、地中海東部沿岸地方とされています。
カリフラワーは、古代ローマ人が似た植物を栽培しており、それが文化したものだと考えられています。
そして、ブロッコリーもカリフラワーも、明治時代初期に日本にわたり、昭和30年代頃から消費が増えたとされています。
ブロッコリーもカリフラワーもどちらもビタミンC も多く含みますが、ブロッコリーは緑黄色野菜に分類されており、βカロテン含有量も多いといえます。
一方のカリフラワーは、淡色野菜に分類されています。
どちらも生食には向かず、下茹ですることが多いですが、ブロッコリーは、加熱することで、ビタミンCは損失しやすいですが、カリフラワーは、加熱しても減少量が少ないとされています。
かつては人気の高かったカリフラワーですが、現在では、ブロッコリーの方が、生産量・消費量ともに大きく上回っています。
ブロッコリーの種類まとめ
ブロッコリーの種類や品種をテーマにしてまとめました。
ブロッコリーは、頂花蕾の部分を収穫し、頂花蕾を摘んだあとに出てくる「側花蕾」を摘んだ茎ブロッコリーというものもあります。
茎ブロッコリーは、あまりスーパーで見かけることはないですが種子から育てることもできます!
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