ブロッコリーの茎がテーマです。
ブロッコリーの茎は食べられるのでしょうか。また、茎の切り方や食べ方はどうすれば良いのでしょうか。
また、茎に栄養はあるのでしょうか。ブロッコリーについてまとめていきます。
ブロッコリーの茎は食べられる
ブロッコリーは基本的につぼみの部分を食べますが、ブロッコリーの廃棄率は50%ともされており、ブロッコリーの茎は廃棄すべき場所とされています。
50%も廃棄するので、茎を捨てるのはもったいないような気がしますよね。
茎は、捨てる方も多いと思いますが、茎に毒があるわけでもないので、茎も食べることができます。
ですので、調理の際にブロッコリーの茎を捨てるという方も茎にも栄養があるので、茎の部分も調理すると良いかと思います。
ブロッコリーの茎の切り方
ブロッコリーの茎を食べる場合は、そのままではなく、硬い皮の部分を切り取る必要があります。
- 茎に筋がありますが、筋の部分は硬いので、その内側を使うようにします。
- 茎をたてて、硬い部分を切り落とします。なるべく厚く剥くようにします。
- 周りを切ったブロッコリーの茎は、薄くスライスしたり、輪切りにします。
そのまま炒め物にしたり、スープの具にしたり…と様々な活用法があります。
茎も花の部分と一緒に茹でれば、サラダに混ぜても食感が良いです。
ブロッコリーの茎の食べ方
ブロッコリーの茎は、炒め物やスープやサラダなど、万能です。
茹でると甘味もあります。
茎の食べ方について外部サイトのレシピとともにまとめていきます。
茎の炒め物
中華炒め
レシピ
引用元:http://cookpad.com/recipe/1308585
そのほか、
- きんぴら
- 肉巻き
- マヨ炒め
茎のサラダ
ツナマヨサラダ
レシピ
引用元:http://cookpad.com/recipe/987646
茎のスープ
お味噌汁
レシピ
引用元:http://cookpad.com/recipe/3797052
その他、
- コンソメスープ
- 春雨スープ
- 卵スープ
- ポタージュ
他にも天ぷら・かき揚げ・グラタン・シチューなど、様々な料理に活用できます。
ブロッコリーの茎は、適度な歯ごたえがあるので、薄くスライスすれば、美味しくいただけます。
捨てずに調理に活かすのも良いですね。
ブロッコリーの茎に栄養はあるの?
ブロッコリーの茎は、通常、廃棄すべき場所と捉えられているために、食品成分表には、ブロッコリーの茎の栄養の表記はありません。
ですが、ブロッコリーは、緑黄色野菜でもあり、花の部分同様、茎や花にも同じような栄養があるとされています。
また、野菜は一般的に葉に多くの栄養があります。
大根も、一般的に根の部分を食べますが、葉の部分にも多くの栄養が含まれています。
食品成分表をもとにすると、ブロッコリー100gには以下のような栄養が含まれています。
ブロッコリー(生) | |
エネルギー(kcal) | 33 |
タンパク質(g) | 4.3 |
脂質(g) | 0.5 |
炭水化物(g) | 5.2 |
食物繊維(g) | 4.4 |
カリウム(mg) | 360 |
カルシウム(mg) | 38 |
βカロテン (µg) | 810 |
ビタミンB1(mg) | 0.14 |
ビタミンB2(mg) | 0.2 |
ビタミンB6(mg) | 0.27 |
ビタミンB12(µg) | 0 |
ビタミンC (mg) | 120 |
葉酸(mg) | 210 |
ブロッコリーの茎も、ブロッコリーの花蕾と同じように、ビタミンCやβカロテンが豊富であるとされています。
他にも、葉酸やビタミンEなど、様々なビタミン・ミネラルが含まれています。
ビタミンCも、βカロテンも抗酸化作用が強い物質として知られています。
抗酸化作用が強いということは、以下のような効果が期待できます。
- 美肌効果
- アンチエイジング効果
- 疲労回復
- がん予防
- 生活習慣病の予防…
など様々な効能が期待できます。
特に、日焼けして肌がメンテナンスが必要な夏の時期には、ビタミンCを多く摂取したいものです。
同時に、紫外線から肌を守る効果もあるとされています。栄養が豊富な茎は、捨てないで摂取したいですね!
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ブロッコリーの茎まとめ
ブロッコリーの茎の切り方や食べ方、そして栄養などをテーマにしてまとめました。
捨ててしまいがちなブロッコリーの茎ですが、花蕾と同じように栄養もありますし、美味しく食べることもできます。
花の部分と違って、食感が違うので、一緒に調理して、もう1品おかずを作るのも良いと思います。