茄子の栄養の効果や効能がテーマです。
茄子は、実は栄養がないと言われている野菜のひとつです。
きゅうりも栄養がないと言われていますよね。
でも、それは他の野菜と比較すると、ビタミンやミネラル分が少ないからなのです。
それでも、体にとって良い効能や効果があるのです。
そんな【ない】といわれている茄子の栄養成分についてまとめていきます。
茄子の栄養成分
そもそも茄子に栄養がないと言われているのは、水分が多いというのも、理由のひとつだと考えられます。
食品成分表をもとにすると、茄子の栄養価は100gあたりで以下のようになります。
エネルギー: 22kcal
水分:93.2g
タンパク質:1.1g
脂質:0.1g
炭水化物:5.1g
食物繊維:2.2g
ビタミンk:9μg
葉酸:19μg
カリウム:220mg
茄子の93%は水分が占めています。
93%が水分だからあんなに水水しいのです。
でも逆に93%も水分が入っているから、その分ビタミンやミネラルは少なめです。
ビタミンやミネラルとはしてカウントはされていなくても体に良いとされている成分が含まれています。
その成分が体に良い影響を及ぼしてくれます。
茄子の栄養成分・ナスニンの効果
茄子に含まれている成分として注目されているのは、ナスニンというアントシアニン系の物質です。
アントシアニンといえば、ポリフェノールの一種で高い抗酸化作用があることでもおなじみです。
よくワインにも入っていて注目される物質です。
このナスニンが体に良い影響を与えます。ナスニンは、ポリフェノールの一種なので、抗酸化作用があります。
抗酸化作用といえば、体が酸化するのを防ぐ、つまり美肌やアンチエイジング効果があります。肌の老化を防いでくれるのです。
他には、癌の予防に効果があるとされています。
癌といえば、日本人の死因ベスト3にも含まれる病気ですよね。
抗酸化作用として、癌の引き金となる、活性酸素の働きを抑制してくれるとされています。
他にも、高血圧や動脈硬化の予防・眼精疲労にも効果があるとされているので、人間の体を守るにはとても良い働きをしてくれるのです。
ナスニンは皮に多い
このような効果のあるナスニンは、皮に含まれています。
皮はむかずに、一緒に調理しましょう。
成人病の予防や改善になります。
茄子の嬉しい体への効果
また茄子には、体を冷やす効果があります。
茄子は夏野菜の代表でもありますが、きゅうりと同様に多くの水分を含んでいます。
そして、体を冷やす効果があります!
なので、夏の暑い時期に、きゅうりやナスを食べることは体にとって良いこと。
暑さでまいっているときは、茄子を食べて、夏バテを防ぎましょう。
また、カリウムも含まれているので、利尿作用もあり、茄子を食べることでむくみ予防になります。
茄子の栄養や効果まとめ
茄子の栄養価や、効果・効能についてまとめました。
栄養がないと言われている茄子ですが、体に良い効果があります。
日頃から茄子を食べて成人病の予防につとめるのもよし、夏バテを防止するのに茄子を食べても良いです。
うまく活用して美味しく健康に。
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