健康

きゅうりに含まれる栄養の効果や効能!栄養がないのはホント?

きゅうりの栄養がテーマです。

栄養がないといわれていて少しかわいそうなキュウリですが、キュウリにも体に嬉しい効果や効能があるんです。

というわけで、夏の消費量の多い野菜として知られているキュウリについてまとめていきます。



キュウリには栄養がない?

世界一栄養がないということでギネスに認定されたというキュウリ、こんなに日本では愛されているのに少しかわいそうな気もします。

そんなキュウリですが、栄養がないといわれてはいますが、どんな含有成分があるのでしょうか。

同じくほとんどが水分といわれているレタスと比較してみました。

きゅうり100gあたりレタス100gあたり
カロリー14kcal12kcal
タンパク質1.0g0.6g
脂質0.1g0.1g
炭水化物3.0g2.8g
食物繊維1.1g1.1g
βカロテン330μg240μg
ビタミンK34μg29μg
ビタミンB0.03mg0.05mg
ビタミンB20.03㎎0.03mg
ビタミンB60.05mg0.05mg
カリウム200mg200mg

というわけで、きゅうりもレタスも正直、さほど栄養成分に変わりはありません。

きゅうりは ビタミンK 、そしてレタスは葉酸を多く含んでいるという特徴があります。

栄養がないとはいわれていますが、水分が9割を占めている割に、ミネラル類は結構含まれています。



きゅうりの栄養の効果や効能

それではきゅうりの効果や効能をみていきましょう。

きゅうりの栄養は夏バテに効果が

きゅうりは夏に食べると良いといいますが、きゅうりは食欲を増進させる効果があります。

ククルビタミンというのがその成分で、唾液の分泌を促してくれます。

夏バテのときにもきゅうりの漬物などを食べて、食欲の増進を図りましょう。

むくみの解消の効能

キュウリにはカリウムが多く含まれているので利尿作用があります。

なので、むくみの解消やデトックスの効果があります。

体を冷やしてくれる効果

きゅうりには、体の熱を下げる効果や、アルコールの代謝を促す働きがあります。

きゅうりを摂取することで、夏の暑さを乗り切りましょう。

また風邪のときの熱にも効果があるとされているので、摂取するのも良いですね。

食べすぎたときに

きゅうりには、ホスホリパーゼという酵素が含まれていることが明らかになってきて、その成分が注目されています。

というのも、ホスホリパーゼは、脂肪分解酵素なので、食べすぎたときに、きゅうりを一緒に摂取すると、脂肪の分解を助けてくれるのです。

脂っぽいものを食べて、胃がもたれているときは、ぜひきゅうりも一緒に摂取すると胃が爽快になるはずです。

きゅうりのいらない効果や効能

しかし、きゅうりには、別になくても良いという効果も。

それは、ビタミンCを分解する効能です。

きゅうりにはアスコルビナーゼというビタミンCを分解する酵素が含まれています。

なのできゅうりと一緒に、他の野菜を摂取すると、せっかくのビタミンCを分解してしまうのです。

他の野菜と一緒に食べたいときは、きゅうりに熱を通すか、酢漬けにしてしまいましょう。

そうすると、酵素が働かなくなるので、分解作用も起こりません。



きゅうりの栄養まとめ

キュウリの栄養、そして効果や効能についてまとめました。

栄養がないと言われているキュウリですが、それなりに栄養は含まれています。

しかも体によい効果もありますよね。

栄養がないなんて言わずに、旬の夏にたくさん摂取したいですね。

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