オクラの種類や品種がテーマです。
オクラの種類や品種にはどのようなものがあるのでしょうか。
また、調理法はどういったものが向いているのでしょう。
オクラについてまとめていきます。
オクラの種類や品種
オクラは、夏が旬の緑黄色野菜です。
生育温度も25~30℃と、高温を好みます。
そんなオクラのネバネバには、便通をよくする成分も含まれており、女性にも人気があります。
そんなオクラですが、どのような種類のものがあるのでしょうか。
一般にスーパーで販売されているオクラでも様々な種類があります。
オクラ
一般に市場に出回っているものは、切り口が五角形のようになる【五角種】です。
断面が綺麗な五角形の形になるのが特徴です。
サイズは、5~10cm程度で、ゆでると粘りがでるのが特徴です。
オクラは、加熱調理しても生の状態とほとんど変わりないですが、ぬめり成分は減少してしまいます。
代表的な品種には以下のようなものがあります。
- 平成グリーン:果長15cmになるまで収穫が遅れても、硬くならず、美味しく食べられる。
- アーリーファイブ:極早生で、栽培しやすい。
- ピークファイブ:草丈が低いので密植できるのが特徴。
- ダビデの星:切り口が綺麗な切れ込みが入った星形になるのが特徴。
オクラは、生食でも加熱してもどちらでも食べられますが、茹でてからカットしてあえ物にするのが一般的です。
他には天ぷらにしたり、煮る・焼く・炒めるすべての調理法ができます。
丸オクラ
丸オクラは、五角形の形のものと違い、角ばっておらず、丸い形をしているのが特徴です。
サイズは大きく育つものもありますが、硬くならないのが特徴です。
味は、普通のオクラと一緒ですが、粘り強く、甘味があるものもあります。
品種も多く、
- 島オクラ:沖縄で栽培されており長さが20cm以上になるものも。
- 八丈オクラ:八丈島で栽培されている品種。
- エメラルド:15cm程度の長さでも柔らかくて食味が良い。
- まるみちゃん:15~18cmくらいまで成長する品種。
- レディーフィンガー:草丈が1.6-1.8mまで成長するが、柔らかくて美味しい。
など、多くの品種があります。
丸オクラの調理法は、基本的に、五角種と同じような調理法でOKです。
赤オクラ
赤オクラは、名前の通り、皮が赤いオクラを指します。
実の大きさは、一般的なオクラとほぼ同じくらいです。
皮は赤いですが、加熱調理した場合は、緑色になってしまいます。
品種は、
- ベニー:5角形で紫紅色の赤オクラ
- レッドサン:鮮やかな赤紫色の五角オクラ
があります。
赤オクラの調理は、生食でサラダに用いるのが良いです。彩がよく、アクセントにもなります。
加熱処理してしまうと、普通のオクラになってしまうので注意が必要です。
白オクラ
名前のように白っぽい薄緑色のオクラです。
画像引用:http://blog.kochan.com/archives/52240676.html
主に山口県で栽培されている種類です。
白オクラも普通のオクラのように、調理できますが、食感が柔らかいので、生食がおススメです。
ミニオクラ
長さが2~3cm程度の小さいオクラです。
オクラは通常6~7cm程度で収穫しますが、身近なうちに収穫したものをミニオクラと呼んでいます。
成長しきらずに収穫するので、柔らかいのが特徴です。
生食にもむいています。
市場ではあまり出回っておらず、飲食店で添え物やサラダとして提供されています。
オクラの種類・品種まとめ
オクラの種類や品種をテーマにしてまとめました。
オクラは、様々な種類がありますが、赤いものや白いものはどちらかというと生食むきです。
ただ、一般的なオクラと同じように調理をすることもできます。
五角種以外でも栽培も可能です。
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