オクラの生での食べ方や黒い斑点がテーマです。
オクラは、生で食べることもできるのでしょうか。また、黒い斑点がついているものも食べられるのでしょうか。
そして日持ちはどれくらいするのか、オクラについてまとめていきます。
オクラはの生での食べ方
オクラは、一般的に茹でてから食べるオクラですが、オクラは生でも食べることができます。
ただ、生で食べるときも、茹でるときと同じように下処理は必要です。がくとへたの部分を切り取ってから、塩もみして産毛を取り除きます。
でも茹でるよりも簡単にオクラを調理することができます。
また、生で食べることによって栄養成分の流出を防ぐことができます。
オクラは、他の野菜と比較して、加熱処理をしても栄養素量がほとんど変わらないという特徴を持ちますが、加熱して茹でることで、ぬめり成分が減少してしまうので、ネバネバが好きな人はそのまま生食が良いかと思います。
ネバネバの成分は、ペクチンという水溶性食物繊維とムチンが主な成分ですが、便秘にも効果的です。
生食でも下処理は必要なので、以下の記事を参考にどうぞ
オクラの下処理や下ごしらえの方法は?切り方はどうする?筋は?
オクラの生食レシピ
簡単なオクラの生食レシピを紹介します。
必要なもの
- オクラ:3本程度
- 納豆:1パック
作り方
- オクラを下処理し、なるべく薄く輪切りに切ります。※ネバネバをUPさせたい場合は、輪切りにしたあとにみじん切にします。
- 納豆1パックを用意し、からしとタレとよく混ぜておきます。
- あとは、最後にオクラと納豆と混ぜるだけです。
これで納豆オクラの完成です!ごはんにのせて納豆丼にしたり、刻んだ海苔と一緒にどうぞ。
細かく刻んだオクラは、醤油や鰹節をかけるだけでも美味しいです。
他には、
- 和風ハンバーグの上にのせる
- サラダに混ぜる
- とろろやめかぶ、長芋と和える
などの食べ方もあります。
オクラの黒い斑点のものは食べられる
オクラをスーパーで購入していざ使おうと思うと、オクラに黒い斑点ができていることがあります。
もしや、カビではないか…と思って調理せずに捨ててしまう人もいるかもしれませんが、カビではないです。
ですので、そのまま食べられます。
オクラに黒い斑点ができてしまう原因としては、
- 生産環境
- 低温障害
- 病気
が考えられます。
オクラが成長する段階で、雨風の影響で傷ができ、そしてその傷が変色すると黒っぽい斑点ができてしまうこともあります。
ですが、問題なく食べられます。
また、保存状態が悪いとオクラが低温障害をおこし、変色したり、しわしわになってしまいます。
オクラの最適な温度は10℃~15℃程度とされていますので、それ以下では低温障害を起こし、黒っぽく変色してしまうことがあります。
保存するのであれば野菜室で管理するようにしましょう。
保存方法についてはこちらをどうぞ
オクラの保存方法!冷凍保存も可能?賞味期限や保存期間は?
もしくは、オクラが栽培される環境下で何らかの病気(黒班病など)にかかると、黒っぽい斑点ができることがあります。
もし病気であったとしても問題なく食べることができます。
いずれにしろ黒い斑点ができていても【カビ】ではないので、安心して食べられます。
ただ購入した際は、なるべく早く食べきるようにしましょう。
オクラは日持ちするのか
オクラは、基本的に日持ちしない野菜です。
ですので、長期保存はしないで、早めに食べきるのが良いです。
また、オクラを買ってそのまま冷蔵庫で保存したとしても、冷蔵庫の温度が5℃以下と、低すぎるため、低温障害になりやすいです。
オクラを購入したら、乾燥・低温を防ぐために、キッチンペーパーや新聞紙で包んでからポリ袋にいれて野菜室で保存すると、3~4日程度もちます。
常温だと1日程度しかもたないので、必ず野菜室で保存しましょう。
塩ゆでしたものは、冷凍すると、1か月程度もちます。
ですので、食べきらない場合は、冷凍保存がおススメです。
野菜室:3~4日間
常温:1日
冷凍:1か月
オクラの生食・黒い斑点まとめ
オクラの生での食べ方や、黒い斑点をテーマにしてまとめました。
オクラは茹でてから食べるのが一般的ですが、生の状態でも美味しく食べることができます。
また、黒い斑点ができてしまったものもカビではないので、安心して食べることができます。