ズッキーニの栄養価や効果・効能がテーマです。
ズッキーニにはどのような栄養があるのでしょうか。
また効能や効果にはどのようなものがあるのでしょう。
ズッキーニについてまとめていきます。
ズッキーニの栄養価!栄養はないの?
ズッキーニは、6~8月の夏場が旬の野菜ですが、春先から店頭に並ぶようになります。
そんなズッキーニは、見た目がきゅうりのようなので、きゅうりの一種と思われがちですが、かぼちゃの仲間です。
かぼちゃの仲間であっても、一般に販売されている西洋カボチャとは異なり、へぽかぼちゃの一種です。
それは実の付き方が、きゅうりとは異なるからなんですね。
そんなズッキーニですが、どのような栄養があるのでしょうか。
食品成分表をもとにすると、ズッキーニ100gあたりの栄養成分は以下のようになっています。
ズッキーニ | |
エネルギー(kcal) | 14 |
タンパク質(g) | 1.3 |
脂質(g) | 0.1 |
炭水化物(g) | 2.8 |
食物繊維(g) | 1.3 |
カリウム(mg) | 320 |
カルシウム(mg) | 24 |
βカロテン(µg) | 320 |
ビタミンK | 35 |
ビタミンB1 | 0.05 |
ビタミンB2 | 0.05 |
ビタミンC | 20 |
葉酸 | 36 |
ズッキーニは、見た目は、濃い緑色をしているものが多いですが、実際は、淡色野菜ですので、緑黄色野菜のように、多くのβカロテンは含まれていません。
ですがカリウム は、100gあたり320mgも含まれています。
ズッキーニは1本あたり200g程度ですが、1本摂取することで、1食に必要なビタミンK・ビタミンC量をカバーすることができます。
また、葉酸も多く含まれています。
緑黄色野菜と比較すると、βカロテン含有量など少ないですが、栄養がないというわけではないです。
ズッキーニの効果や効能
では、ズッキーニには、どのような効果や効能が期待できるのでしょうか。
ズッキーニには様々な効果・効能があります。
むくみ予防・改善
ズッキーニには、多くのカリウムが含まれています。
カリウムには、体内の余分な塩分を排泄する効果があり、利尿効果もあるために、むくみの予防や改善の効果があります。
また、塩分濃度を保つために、高血圧を予防する効果も期待できます。
美容効果
ズッキーニには、ビタミンCが含まれているために、美容効果が期待できます。
ズッキーニは、夏が旬の野菜ですが、夏といえば、紫外線が気になりますね。
紫外線の時期といえば、シミやそばかすが気になりますが、ビタミンCには、これらを予防する効果があります。
美肌のためにも、摂取したいですね。
風邪予防・アンチエイジング
ズッキーニには、βカロテンが含まれています。
人参やかぼちゃほど多くの含有量ではないですが、ズッキーニを油で炒めて食べることで、βカロテンの吸収力も高まります。
βカロテンには、皮膚の粘膜を正常に保ち、免疫力を高める効果もあるため風邪予防にも効果があります。
また、βカロテンには強い抗酸化作用があるので、アンチエイジング効果も期待できます。
葉酸も多く含まれているため貧血予防も期待できますし、妊娠している方は、積極的に摂取したい栄養素ですね。
ズッキーニの栄養価まとめ
ズッキーニの栄養成分や効果や効能をテーマにしてまとめました。
ズッキーニは、きゅうりに似ているので、栄養がないと思われがちですが、様々なビタミン・ミネラルが含まれていますし、効果や効能も様々なものがあります。
もちろん、きゅうり自体にも様々な効果や効能があります。
夏場も積極的に摂取したいですね。
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