とうもろこしの食べ過ぎや消化不良がテーマです。
とうもろこしは食べ過ぎるとどうなるのでしょうか。
またとうもろこしにアレルギー症状はあるのでしょうか。
とうもろこしについてまとめていきます。
食べ過ぎに注意!消化不良で下痢にも?
とうもろこしは、夏が旬の野菜ですね。
甘くておいしいとうもろこしですが、食べ過ぎには注意が必要です。
ついつい食べ過ぎてしまいますが、食べ過ぎても大丈夫というわけではありません。
エネルギー
とうもろこし1本大きめのサイズを250gとすると、芯の部分を除いて、カロリーは1本で、175kcalとなります。
丸ごと1本茹でたとうもろこしを食べると、175kcal=ごはん1膳分程度を食べたことになるので、食べ過ぎると、エネルギーの摂取過多になることもあります。
下痢
とうもろこしは食物繊維が豊富で、茹でたとうもろこしでも100gあたり3.1gもの食物繊維を含みます。
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ですので、便秘改善の効果もあるのですが、食べ過ぎると、消化不良を起こし下痢や腹痛の原因になることもあります。
特に夏の暑い日だからといって、冷たい水と一緒に食べると、下痢しやすいです。
また、とうもろこしの皮は、セルロースという不溶性食物繊維ですので、腸の蠕動運動を刺激してくれるのですが、皮は消化されずに、そのまま排泄されることが多いのです。
これは消化不良を起こしたというわけではなく、皮の成分を人間の体が消化吸収できないためですので、体に異常があるわけではありません。
とうもろこしにアレルギー症状はある?
花粉症もアレルギーの1つですが、一般に、食物アレルギーは、えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生でこれら7つの食品はアレルギーを持っている人が多く、含有している加工品には表示義務があります。
そんな食物アレルギーでもとうもろこしのアレルギーはかなり稀です。
ただ、症例は少ないですが、とうもろこしアレルギーを持っている方もいます。
大人よりは 子供の方が多く、とうもろこしを食べて湿疹ができるなどの症状がでることもあります。
子供の離乳食でとうもろこしを使って、湿疹がでたら、病院で検査してみることをおススメします。
卵や乳製品などにアレルギーをもつ子の方が、とうもろこしでも反応しやすいです。
ただ、子供の場合成長するにつれて、アレルギーの症状がでなくなることもあります。
大人で急に、とうもろこしにアレルギー反応がでる場合もあるので、湿疹等がでた場合は、血液検査や負荷試験でとうもろこしが原因なのかどうか調べることをおススメします。
とうもろこしは意外に多くの製品に使用されており
- コーンスターチ
- コーン・ミール
- コーン・フレーク
に使用されていますが、コーンスターチは、水飴やブドウ糖、異性化糖、ビール、ねり製品、揚げ物、冷凍食品など非常に多くの食品に使用されています。
意外なものに使用されているので、とうもろこしアレルギーの方は、添加物の入っている加工品を買う際には注意が必要です。
とうもろこしの食べ過ぎまとめ
とうもろこしの食べ過ぎやアレルギーをテーマにしてまとめました。
とうもろこしは野菜といえど、カロリーは高めなので、食べ過ぎには注意しましょう。
また、まれにアレルギー症状がおこりますので、症状がでた方は、医師に相談して検査を受けることをおススメします。