枝豆の栄養素や成分がテーマです。
枝豆の栄養にはどのような効能や効果があるのでしょうか。
枝豆についてまとめていきます。
枝豆の栄養素や成分
枝豆というと、おつまみというイメージがありますが、栄養価も高いので様々な料理にも活用したい食材です。
そんな枝豆ですが、どのような栄養が含まれているのでしょうか。
食品成分表をもとにすると、枝豆(ゆで)の100gあたりの栄養成分は以下のようになります。
枝豆(ゆで) | |
エネルギー(kcal) | 135 |
たんぱく質(g) | 11.5 |
脂質(g) | 6.1 |
炭水化物(g) | 8.9 |
カリウム(mg) | 490 |
カルシウム(mg) | 76 |
マグネシウム(mg) | 72 |
リン(mg) | 170 |
鉄(mg) | 2.5 |
亜鉛(mg) | 1.3 |
銅(mg) | 0.36 |
βカロテン(μg) | 290 |
ビタミンE(mg) | 0.6 |
ビタミンK(μg) | 33 |
ビタミンB1(mg) | 0.24 |
ビタミンB2(mg) | 0.13 |
ビタミンB6(mg) | 0.08 |
ビタミンc(mg) | 15 |
葉酸(μg) | 260 |
食物繊維(g) | 4.6 |
枝豆は、大豆であり、そして野菜に分類されているので、豆としてたんぱく質を多く含み、そして野菜としての特徴もあり、ミネラルやビタミンも豊富に含んでいます。
また、大豆には少ない、βカロテンやビタミンCも含んでいるのが特徴です。
注目すべき栄養素は、ビタミンB1、カリウム、食物繊維、鉄分などです。
枝豆は、食物繊維も豊富に含んでおり、食物繊維が多く含まれているイメージのあるかぼちゃやさつまいもよりも多く含まれています。
枝豆の効果や効能は何がある?
様々な栄養素が含まれている枝豆ですが、どのような効果や効能があるのでしょうか。
メチオニン・肝機能
枝豆はお酒を飲むときにおつまみとして食べますが、これは理にかなっています。
枝豆には、アミノ酸の一種である「メチオニン」が含まれているのですが、これはビタミンB1やビタミンCと一緒に、アルコールの分解を促進し、肝臓の働きを助けてくれる効果があります。
ですので、お酒と一緒に摂取することで、二日酔いの予防をしてくれます。
ついつい飲み過ぎてしまう方は、枝豆と一緒に摂取するのも良いですね。
ビタミンB群・疲労回復
枝豆には、多くのビタミンB群が含まれていますが、ビタミンB群はエネルギー代謝に関与しています。
特にビタミンB1は、豚肉にも多く含まれていますが、エネルギー代謝に関与しており、糖質をエネルギーに変える働きがあります。
他の野菜に比べてビタミンB群が多く含まれているのは、大豆の面も持っているからですね。
カリウム・むくみ解消
枝豆にはカリウムも多く含まれており、カリウムは、体内の塩分濃度を正常に保つ効果があるので、体内の水分量を調整し、むくみの解消の効果もあります。
また、塩分(ナトリウム)の排泄を助けるため、高血圧を改善する効果もあります。
鉄分・貧血予防
鉄分不足に陥ると、貧血となり、体に様々な症状が現れます。
特に女性は男性よりも必要とされています。
枝豆には、鉄分が多く含まれており、野菜の中で多く含まれているイメージのあるほうれん草、小松菜よりも多くの鉄分を含んでいます。
鉄分は妊娠中にも摂取したい栄養素ですね。
枝豆の栄養・効果まとめ
枝豆の栄養素や効能・効果をテーマにしてまとめました。
枝豆には多くの栄養素が含まれており、ビタミンやミネラルも多く含まれています。
疲労回復や貧血、むくみ解消にも効果があります。
冷凍しておけば、手軽に摂取できる枝豆ですが、お酒を飲む際も、摂取したいですね。
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