ささみの栄養やカロリーがテーマです。
様々な料理に利用されるささみですが、栄養やカロリーはどれくらい含むのでしょうか。
また、保存方法は何が適しているのでしょうか。
鶏ささみについてまとめていきます。
鶏ささみの栄養やカロリー
ささみというと、ヘルシーというイメージがあるのではないでしょうか。
実際、鶏肉は牛肉、豚肉と比較してもカロリーは低いです。
そして、鶏肉の中でもささみはカロリーが低い部位です。
胸肉・もも肉と比較すると、それぞれ100gあたりのカロリーは、以下のようになります。
- 胸肉(皮なし): 121kcal
- もも肉(皮なし): 138kcal
- ささみ: 114kcal
ささみのカロリーが低いのがわかるかと思います。
もも肉や胸肉は、皮つきの場合だともっとカロリーが高くなります。
鶏ささみ1本あたりのカロリー
そしてささみ1本あたりの重量は、45~55g程度です。
平均50gの重量のささみ1本のカロリー は57kcalとなります。
鶏ささみ1本あたりの栄養
そしてこのささみ1本(50g)あたりの栄養成分は以下のようになります。
たんぱく質:12.3g
脂質:0.6g
炭水化物:0.0g
カリウム:140mg
ビタミンB6:0.33mg
ささみはたんぱく質の量が多く、脂質や炭水化物量が少ないのが特徴です。
成人男性の1日のタンパク質摂取目標量は60gです。
つまり、1食の目標量は20gなので、ささみを1本食べるだけで、目標量の半分の量は摂取できてしまいます!
ささみは、鶏肉の他の部位である胸肉・もも肉と比較してもタンパク質含有量が多いのが特徴です。
トレーニングの時の筋肉を作るための栄養源にもなりますね。
そしてエネルギー代謝に関連するビタミンB群を多く含んでいるので、疲労回復にも効果があるとされています。
ささみの保存方法
ささみの保存方法は何が適しているでしょうか。
長く持たせたいのであれば冷凍保存が長持ちします。
- ささみを氷水につけて、表面に氷膜をつけます。
- 水気をふきとらずラップで1本ずつ包みます。
- そのままジップ付きの保存袋にいれて冷凍庫で保存します。
こうすることで、2~3週間程度もちます。
すぐに使うのであれば冷蔵保存が良いですが、冷蔵保存する際も、一工夫すると、日持ちします。
ささみに酒・塩をふりかけて、電子レンジで2分ほど加熱します。
粗熱をとったら、ラップに包んで冷蔵庫で保存すれば、3~4日間程度もちます。
買ってきて、そのままにしておくと、1~2日間程度でダメになってしまいます。
大量に買ってきて、使いきれない場合は、冷凍保存をしましょう。
ささみは生で食べられる?
ささみは、鶏肉の専門店にいくと、生でお刺身などで食べることができますよね。
というわけで、スーパーで買ったものでも生食で食べられるのかと、疑問に思う方がいるようですが、食中毒の危険がありますので、やめましょう!
焼き鳥店などにいって、生で食べられるのは、ささみの肉が新鮮である証拠です。
しかし、スーパーなどで販売されているものは、冷凍したものを解凍していたり、新鮮でない可能性があるので、菌が増殖している可能性もあります。
鶏肉の食中毒として、カンピロバクターがありますが、最長1週間ほど苦しむことになります。
高熱と腹痛、嘔吐等、、生食は危険が伴うので避けましょう。
鶏肉の食中毒についてはこちらの記事をどうぞ
鶏肉による食中毒にも要注意!その潜伏期間や症状とは…
鶏ささみのカロリー栄養まとめ
鶏ささみの栄養やカロリー、保存方法などをテーマにしてまとめました。
鶏ささみは、他の部位と比較しても、たんぱく質の含有量が多く、そしてカロリーも低いので、ダイエットにもおススメの食材ですね。
日持ちしないので、大量にある場合は、冷凍保存がおススメです。