カロリー

茹でキャベツのカロリーはどうなる?

キャベツを茹でた場合のカロリーがテーマです。

キャベツは、様々な調理法がありますが、生で食べる場合と、ゆでた場合、栄養成分やカロリーにどのような影響があるのでしょうか。

そんな茹でたキャベツについてまとめていきます。



茹でたキャベツのカロリーや栄養

キャベツは、サラダにする際に、茹でるという方もいるでしょうし、茹でたキャベツは、和え物などにも使用できます。

そんなキャベツですが、茹でると栄養価はどうなるのでしょうか。

まず、食品成分表による生のキャベツ100gの栄養成分は以下のようになります。

キャベツ100gあたりの栄養成分(生)

エネルギー:23kcal
水分:92.7g
たんぱく質:1.3g
脂質:0.2g
炭水化物:5.2g
食物繊維:1.8g

しかし、キャベツを茹でることにより、茹でキャベツの100gの栄養成分は以下のようになります。

茹でキャベツ100gあたりの栄養成分

エネルギー:20kcal
水分:93.9g
たんぱく質:0.9g
脂質:0.2g
炭水化物:4.6g
食物繊維:2.0g

茹でることによって、水分含量が増え必然的にカロリーが少なくなります。

生→茹でることにより、100gで3kcalの違いであり、そこまでの変化ではないですね。

ただし栄養成分は、ゆでることによって変化します。

キャベツは、カリウムやビタミンC、葉酸が豊富ですが、茹でることにより、水溶性成分の栄養価も少なくなります。

  • カリウム :200mg→92mg
  • ビタミンC :41mg→17mg
  • 葉酸 :78μg→48μg

貴重なビタミンやミネラル類が半量となってしまいます。

 

他にも、水溶性のビタミンが水中に流出してしまうので、栄養成分が少なくなってしまいます。

茹でたキャベツの方が、食感も柔らかいですし、様々なレシピにアレンジできますが、栄養成分だけで考えると、茹でキャベツよりは、生のキャベツの方が栄養価が高いといえますね。



キャベツは漢字でどう書く

キャベツを漢字で表現する場合、「 甘藍 かんらんという漢字で表現されます。

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この呼び名は中国から由来したようで、他にも玉名と表現されます。

この漢字を使用して、ロールキャベツは、 巻甘藍と表現されるようです。

漢字にしてもなんとなくわかりますね。

ちなみにキャベツの由来は、江戸時代で、その当時は観賞用であり、食用ではありませんでした。

それが、結球型のものが輸入されるようになると、英語のCabbageをカタカナ読みで、ケベーチなどと呼ばれていましたが、1900年代に入り、キャベツで定着したといわれています。

キャベツと英語圏の人に話しても、おそらく通じないでしょうね。

日本は、このようなカタカナ語が多く存在しますね。



茹でたキャベツの栄養まとめ

キャベツのカロリーや栄養をテーマにしてまとめました。

キャベツは、生の方が、栄養価が高いんですね。

茹でる料理も多いですが、ビタミンやミネラルを摂取するためには、生食が向いています。

たまには、生のキャベツにドレッシングやみそをつけて、そのまま食べるというのも良いかもしれませんね。

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