キャベツや春キャベツの旬がテーマです。
キャベツの旬は、いつくらいなのでしょうか。
1年中流通しているキャベツですが、実は、旬の時期というものがあります。
そして、キャベツの花は食べられるのでしょうか。そんなキャベツについてまとめていきます。
キャベツ・春キャベツの旬はいつくらい?
キャベツの旬の時期は、実は種類によって分かれています。
一般に、キャベツというイメージのあるものは寒玉キャベツ
そして春にでてくるのは春キャベツ、夏に出回る高原キャベツと分かれています。
寒玉キャベツの旬
寒玉キャベツは、名前の通り、冬に出回るキャベツで、形は、扁平で葉っぱがぎっしりと詰まっている印象があります。
加熱しても、煮崩れしないので、ロールキャベツにも適していますが、甘味もあり、サラダとしてもおすすめです。
寒玉キャベツの旬は、 12~3月の寒い時期です。
夏に種まきを行い、冬に収穫します。
春キャベツの旬
そして、春に出回る春玉キャベツ、通称春キャベツもキャベツの種類としては有名ですね。
春キャベツの特徴としては、寒玉キャベツと違って、巻きがゆるく、葉が柔らかく、葉の色も、黄緑色をしているのが特徴です。
反対に寒玉キャベツは、白っぽい葉の色です。
そして、この春キャベツの特徴を活かすためには、生食が向いています。
甘味があって、葉も柔らかいです。もちろん、炒め料理などにも使用できます。
そんな春キャベツの旬は、4~6月の時期です。
春キャベツが店頭に出回ると、春になった証拠でもありますね。
秋に種をまき、寒い冬を過ごして、春に収穫の時期を迎えます。
高原キャベツの旬
そして、夏に出回る 高原キャベツという種類も存在します。
冷涼な環境を好むキャベツですが、夏でも収穫できるように、寒玉キャベツを改良し、夏でも涼しい地域である、長野県や群馬県で栽培が行われています。
一般に、寒玉キャベツを改良しているので、寒玉キャベツ・春玉キャベツの中間の特徴をもちます。
高原キャベツの旬は、 6~9月の夏の時期です。
夏の暑い時期にもおいしいキャベツが食べられるのは、生産者の方の努力があってこそです。
キャベツの花は食べられるの?
キャベツを栽培していて、収穫時期が遅れてしまうと、キャベツに花が咲いてしまうことがあります。
これは、完全に、収穫時期を逃し、とう立ちしてしまった証拠です。
この時期になると、キャベツとして食べるのはちょっと難しいです。
この状態で食べようとすれば蕾の部分です。
蕾の部分であれば、柔らかいうちにぽきっと折ってからしあえにしたり、マヨネーズをつけて食べることは可能です。
ただ、 苦味を感じる人もいて人の好みによります。
収穫時期は間違えないよう、チェックして栽培しましょう。
キャベツの旬・花まとめ
キャベツや春キャベツの旬、そして花についてまとめました。
花が咲いてしまったものでも食べることはできますが、基本的に食用とされていないので、食べることは可能ですが、苦味を感じる人もいると思います。
収穫時期を間違えないように。
たまにスーパーで売ってる春キャベツにも芽がついているものが販売されていますが、そちらも食べられます。
春キャベツは、寒玉と比較するととう立ちしやすいそうです。