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行者にんにくの食べ方には何がある?天ぷらも!臭いは気になる?

行者にんにくの食べ方がテーマです。

また、行者にんにくは臭いはどうなのでしょうか。

そんな行者にんにくについてまとめていきます。



行者にんにくの食べ方には何がある?

行者にんにくは、にんにくと同じネギ類ですが、にんにくよりも、滋養強壮や免疫機能向上に関与しているといわれている「アリシン」 という成分を多く含んでいるとされています。

そんな行者にんにくは、昔は、「行者が食べるにんにく」と言われているほど、高山に育ち、そして成長が遅く、種まきから収穫までに4~5年も時間を要するので、天然ものは少なく、貴重なものとなっています。

ハウス栽培も行われていますが、いずれにしろ、高値で販売されています。

さて、そんな行者にんにくを手にいれたらラッキーですが、どのように食べるのが良いのでしょうか。

 

一番メジャーな食べ方は「 行者にんにくの醤油漬け 」です。

行者にんにくを醤油漬けにしておくことで、長期間の保存も可能になりますし、行者にんにくのエキスが染み込んだエキスは、様々な料理に活用することもできます。

醤油漬けは、簡単に自宅でも作ることができますし、市販で販売もされています。

長期保存したい方にはおすすめです。

行者にんにくの醤油漬けに関してはこちらの記事をどうぞ
行者にんにくの醤油漬けの食べ方はどうする?作り方は?

では、行者にんにくそのものを調理する場合は、どのような食べ方があるのでしょうか。

基本的に、炒め物・揚げ物・お浸しなどにされますが、行者にんにくは天ぷらにしてもおいしくいただけます。

行者にんにくの天ぷら

  1. まずは行者にんにくの下処理を行います。葉の間についた、泥や土を流水でよく洗います。洗ったら、根元についている赤い部分(はかま)を取り除きます。
  2. 行者にんにくは、水気をキッチンペーパー等でよくふき取っておきます。
  3. 冷水をボウルにとり、天ぷら粉をいれかき混ぜたら、行者にんにくを1本ずつとり、180度の油でさくっと揚げます。

あとは、塩・天つゆなどで美味しくいただけます。

行者にんにくのお浸し

  1. 行者にんにくの下処理を行います。行者にんにくに土や泥を残さないよう水でよく洗ったら、赤い部分(はかま)を取り除きます。
  2. お湯をわかし、小さじ1杯程度の塩をいれたら、行者にんにくをいれて、30秒ほど茹でます。
  3. 行者にんにくをザルにとり、冷水で粗熱をとります。
  4. 手でしぼって水気をきったら、醤油をかけます。

これで行者にんにくのお浸しの完成です。

他には、行者にんにくを使用したパスタや炒め物が良いですが、行者にんにくに含まれているアリシンは、ビタミンB1の吸収を助けてくれる効果があります。

ビタミンB1は、エネルギー代謝にかかわるビタミンであり、豚肉に多く含まれています。

疲労回復のためには、豚肉と一緒に炒め物にして召し上がると、より効果が発揮されます



行者にんにくの臭いは気になる?

行者にんにくの臭いは、かなり強いです。

というのも、臭いの原因とされるアリシンという成分が、にんにくよりも多く含まれているのです。

しかし行者にんにくの臭いを防ぐこともできます。その方法とは、冷凍をさせることです。

冷凍をさせることで、酵素の働きをとめて、臭いのもとになる成分を作成する化学反応を抑えることができます。

 

そしてさらに、ビタミンB1を含む食品と調理すると、臭い成分のもとになる物質を作り出さずに、ビタミンB1と反応するために、強烈な臭いを発生しなくさせます。

行者にんにくは、かなり臭いですが、冷凍+豚肉と調理をして、強烈な臭いを抑えましょう。



行者にんにくの食べ方まとめ

行者にんにくの食べ方をテーマにまとめました。

にんにく醤油・天ぷら・お浸しなどおすすめです。

また、臭いが気になる方は、あらかじめ冷凍をしましょう!

こちらの記事もどうぞ
にんにく臭のにおい消しや消臭方法には何がある?対策をしよう

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