つるむらさきは、夏が旬の緑黄色野菜です。
生で食べることもできますが、食べやすくするには、茹でた方が良いです。
また茎が太いため、葉と茎を分けて茹でる必要もあります。
そんなつるむらさきのゆで方とゆで時間についてまとめていきます。
つるむらさきのゆで方とゆで時間
つるむらさきは、生でも食べられるとされていますが、えぐみもあり、生では食べにくい野菜です。
ほうれん草と同じように、お浸しにして食べられることもありますが、基本的に茹でた方が美味しいです。
ゆでることで、独特の土臭さも緩和され、またぬめりがでるのも特徴です。
つるむらさきのゆで方
- まずは、つるむらさきをよく洗い、根元の部分を1cmほど切ります。一部ピンク色になっていることがあります。
- 続いて、つるむらさきの葉と茎の部分を切り分けます。茎がしっかりしているので、同時に茹でてしまうと、葉を茹ですぎることになります。
- 鍋に1ℓほどお湯を沸かし、そこに塩を少々いれます。
- まずは茎の部分から茹でていきます。葉を取り除いた茎をいれて、30秒~1分ほど茹でます。太い茎の場合は長めに茹でておくと良いです。
- 太い茎を茹でたら、葉も同時にいれてさらに30秒ほど茹でます。葉は茎より短めです。
- ゆでたらざるにあけて冷水で粗熱をとります。
- 粗熱がとれたら、食べやすい大きさに切ります。お浸しであれば3~4cmほど。
これでつるむらさきを茹でることができました。
つるむらさきの茹で時間
茎:1分~1分半ほど
葉:30秒
つるむらさきは塩でゆでる
つるむらさきには、ほうれん草と同じようにシュウ酸が含まれています。
このシュウ酸があると、えぐみがあって美味しくないです。
水でゆでることで、シュウ酸が水に遊離し、含有量が少なくなります。
気になる方は、茹でたあと、水につけておくことで、さらにシュウ酸の量が少なくなります。
また、塩をいれて茹でることで、葉が鮮やかな緑色となるので、水だけではなく、塩をいれて茹でると良いです。
動画にしました。
茹でたつるむらさきの食べ方
つるむらさきは、茹でた状態でそのまま食べられます。
ただ、そのままだと少し食べにくいです。
茹でたつるむらさきは調理した方が食べやすくなります。
つるむらさきのお浸し
必要なもの
- 茹でたつるむらさき:一束
- 醤油:大さじ1杯
- 鰹節:5gほど
お浸しの作り方
ゆでたつるむらさきは、水分をよく絞って3~4cmの幅に切っておきます。切った後絞ると、さらに水気がとれます。
つるむらさきに醤油を混ぜて和えます。
お皿に盛り付けて、最後にかつお節をのせます。
これでつるむらさきのお浸しの完成です。
つるむらさきの酢味噌和え
必要なもの
- ゆでたつるむらさき:1束
- 味噌:大さじ2杯
- 酢:大さじ1杯
- 砂糖:大さじ1杯
つるむらさきの酢味噌和えの作り方
まずは、味噌、酢、砂糖の調味料をよく混ぜ合わせておきます。
そこに茹でて、4cm程度に切ったつるむらさきをいれて混ぜ合わせます。
おさらい盛り付ければ完成です。
お酒のおつまみにも向いています。
つるむらさきの炒め物
生の状態で炒めることもできますが、あくが強いので茹でたつるむらさきを炒めものにして食べるのもありです。
必要なもの
- ゆでたつるむらさき:1束
- 豚バラ:200g
- 塩こしょう:少々
- にんにく:少々
- 醤油:大さじ1杯
- 酒:大さじ1杯
- ごま油:大さじ1杯
つるむらさきの炒め物の作り方
茹でたつるむらさきは、4cm幅程度に切り、水気をよく切っておきます。
フライパンに油を熱し、にんにくを香りがでるまで炒め、そこに豚バラをいれます。
豚肉に火が通ったら、つるむらさきをいれて、さらに醤油、酒、塩こしょうで味付けします。
お皿に盛り付けて完成です。
つるむらさきのゆで方・ゆで時間まとめ
つるむらさきのゆで方と茹でる時間についてまとめました。
つるむらさきは茎が硬いので、葉よりも長めに茹でる必要があります。
最初に茎をいれてゆで、葉を追加してゆでると良いです。
また、茹でたつるむらさきは、お浸しにしたり、酢味噌和え、さらに炒め物にしても美味しくいただけます。