紫玉ねぎは、玉ねぎとは違い、綺麗な紫色をしているのが特徴です。
そんな紫玉ねぎは、加熱調理ではなく、生食でサラダにして食べることが多いと思いますが、辛みが強いのも特徴。
どうすれば、この独特の辛みを取り除くことができるのか、まとめていきます。
紫色玉ねぎの辛みを取り除く方法(水につける)
紫玉ねぎの辛みを抜くのは、水につけるというのが一般的かと思います。
というのも、一般的な白い玉ねぎは、水にさらして調理することが多いですよね。
というわけで、紫玉ねぎも水につければ、辛みが取り除けるか、というとそうではないのです。
紫玉ねぎを水につける場合は以下のようにします。
- 紫玉ねぎを薄切りにする
- 水に30分ほどつけておく
- 水気をしっかり切る
このようにすれば、ある程度の辛みは取り除くことができます。
ですが、紫玉ねぎによってこれだけでは、強烈な辛さが残る可能性が高いです。
実際、私は実家で穫れた紫玉ねぎを水に漬けて生食したら、辛すぎて頭が痛くなったことがあります。
そんな強烈に辛い、実家でとれた紫玉ねぎさえも、辛みが和らいだ方法を紹介します。
紫玉ねぎの辛みを取り除く方法(繊維を断ち切る)
紫玉ねぎは水にさらすだけでは、まだまだ辛みがとれません。
辛みの原因である【硫化アリル】は、揮発性のある成分ですので、水につけておくのではなく、なるべく空気にさらすようにすると、辛みがとれやすくなります。
- まずは、紫玉ねぎを繊維の方向とは、逆に垂直になるように切ります。
- なるべく薄くなるように切ったら、断面が空気にふれるように、なるべく広げておきます。このまま15分ほど放置します。
- さらに、紫玉ねぎを水につけておきます。5分ほど
- 最後に水気を切ったら完成です。
この状態で食べても、だいぶ辛みが抜けているはずです。
いつも紫玉ねぎを食べると頭が痛くなるのですが、この方法を実践したら、だいぶ辛みが取り除けて、美味しくいただけました。
参考サイト:https://www.jakitamirai.or.jp/nousantop/redonion/#chapter2
紫玉ねぎの辛みを取り除く調理法
このままでも食べることができますが、油と一緒に調理すると、さらに紫玉ねぎの辛みは緩和できます。
紫玉ねぎは、トマトやきゅうりと一緒に和風ドレッシングでいただく方も多いと思いますが、辛みが苦手な方には【ツナ】【マヨネーズ】【アボカド】などと一緒に摂取することがおすすめです。
ツナ&マヨネーズと一緒にサラダにしました。
私の家族もいつもより食べやすいといっています。
辛みが気になる方は、脂質を多く含むものと調理すると良いです。
加熱すると紫玉ねぎ辛みはとれる
基本的に紫玉ねぎは、生食が多いと思いますが、どうしても辛いのが苦手という方には、加熱して食べるのがおすすめです。
紫玉ねぎの辛み成分は、硫化アリルですが、この成分が流出することで辛みがやわらぎます。
一般的な白い玉ねぎも加熱調理していると、辛みはほとんど感じないですよね。
また、紫玉ねぎ特有の成分である【アントシアニン】は、抗酸化作用がある成分ですが、加熱してもなくなりません。
ですので、辛くて食べられないという方には、加熱調理がおすすめです!
紫玉ねぎの加熱調理の仕方についてまとめています。
紫玉ねぎは炒めてもOK?加熱することで味・色が変化!
紫玉ねぎの辛みを取る方法まとめ
紫玉ねぎの辛みを取る方法についてまとめました。
紫玉ねぎの辛みは、水にさらすだけよりも、繊維を断ち切るように切ってから、空気にさらし、さらに水にさらすようにすると、辛みがとれやすくなります。
さらに、ドレッシングやマヨネーズで和えると、辛みを感じにくくなります。
それでも辛みが苦手という方には、加熱調理がおすすめです。