こごみのゆで方やゆで時間がテーマです。
こごみは、シダ類に属す山菜の一種ですが、基本的にあく抜きなしで食べられます。
そんなこごみを茹でる際、ゆで時間はどれくらいでしょうか。
こごみについてまとめていきます。
こごみのゆで方とゆで時間
こごみは、山菜ですが、ワラビやゼンマイのようなあく抜きは不要です!
ですので、山菜の中でも食べやすいといえます。一般に天ぷらや和え物、お浸しにして食べることが多いです。
市場に出回る量は、そこまで多くないのですが、期間限定でしか食べられないので季節を感じられる山菜です。
下処理をしてからこごみを茹でて、調理しましょう。
- まずは、こごみの先端の丸くなっている部分をよく洗います。水に漬けておき、さらに指で巻かれている部分をほどいて洗うとよくゴミがとれます。
- 続いて、こごみの茎の根元の方を少し切ります。ここは変色しやすい部分です。
- こごみは、食べやすく先端と茎の部分に分けて半分にカットしておくと良いです。
- 鍋にお湯を沸かし、こごみをゆでていきます。1ℓのお湯に対し、1%(塩10g)になるように塩をいれ、さらにこごみの茎の方をいれます。
- 30秒ほどたったら、こごみの先端の部分もいれて一緒に1分半ほどゆでます。
- 茹でたら冷水にさらして粗熱をとり、粗熱がとれたら水気をよくとります。
このようにして、こごみを茹でることができます。
茹でたこごみは、シンプルにマヨネーズをつけて食べるだけでも美味しいです。アスパラガスに近い味わいです。
青こごみだけでなく、気象な赤こごみも同じ方法でゆでることが可能です。
こごみのゆで時間の目安
こごみのゆで時間は、
- 茎:2分
- 先端:1~1分半
が目安です。
太さにもよるのですが、長く茹ですぎると食感が悪くなりますし、短いと硬く感じます。
ですので、茎も先端も2分程度茹でておくと良いです。
ただ、太めのこごみの場合は、茹で時間を少し長くした方が食べやすくなります。太いものは、3分程度茹でてみてください。
こごみは食塩と重曹どちらが良いか
こごみは、重曹でも茹でる方法があります。
塩をいれて茹でるのは、柔らかくするのと、緑を色鮮やかにする効果があります。
一方の重曹も、アルカリの力で緑色を鮮やかにし、柔らかくする効果があります。
塩よりも重曹の方が、柔らかくする効果が高く、山菜類をゆでる際は、重曹を用いることが多いのですが、わらびやゼンマイのあく抜きに使われることが多いです。
こごみはあく抜きする必要もないので、塩を用いて茹でる方法で十分食べやすくなります。
こごみは生でも食べられる
こごみは、茹でて食べるのが多いですが、実は生で食べることもできます。
採れたてであれば、生の状態で食べることも可能です。もちろん山菜ですが、毒性もありません。※山菜の種類によっては毒性があるものもあります。
そのまま、もしくはマヨネーズをつけると食べやすくなります。
ですが、一般に購入したものは収穫してから時間がたっているので、茹でて食べた方が食べやすくなります。
生の状態ですと、独特な味があるので、食べにくいです。ですので、茹でたり、天ぷらにしてから食べることをお勧めします。
茹でたこごみの美味しい食べ方
茹でたこごみは、
- 胡麻和え
- からし醤油
- マヨネーズ和え
- お浸し
などにして食べることができます。
この中で一番家族が食べてくれたのは、マヨネーズ和えです。
こごみは茹でるとアスパラガスのような食感なので、マヨネーズを和えるだけで食べやすくなります。
また、こごみの天ぷらの場合、茹でる必要はありません。
よく洗って水気を切ったら、そのまま天ぷら衣をつけて揚げられるので、手間が省けます。そしてこごみに含まれるβカロテンは、油との相性が良く、吸収が良くなります。
こごみの独特の味が苦手な方は、天ぷらにして天つゆや塩と一緒に食べると食べやすくなります。
こごみのゆで方ゆで時間まとめ
こごみのゆで方とゆで時間についてテーマにまとめました。
こごみは茹でてから食べることが多く、1パックのゆで時間は1分半~2分が目安です。
茎の方がかたいので、長めに茹でた方が食べやすくなります。
冷水にいれて粗熱をとったものは、水気をふきとって、お浸しや胡麻和えなどに調理できます。天ぷらの場合は、茹でずに生のまま調理可能です。