今日は芽キャベツのゆで時間をテーマにしていきたいと思います^^
可愛らしくてコロコロしてキャベツを小さくしたような「芽キャベツ」は晩秋から春先の限定のお野菜なので、買う事の少ない食材ではないでしょうか。
なので、いざ買ったはいいけど「ゆで時間は何分?」なんて迷ってしまいますよね。
芽キャベツのゆで時間についてまとめていきたいと思います。
芽キャベツのゆで方
あの形はキャベツそのもの・・キャベツの赤ちゃん?と思われる方もいると思います。
「芽キャベツ」はキャベツの変種のひとつにあたり、別名ヒメカンラン(姫甘藍)コモチカンラン(子持甘藍)とも呼ばれていてカンランは中国名の「甘藍」から由来しています。
※ケールです
青汁の原料として知られている「ケール」がもともとのルーツで、品種改良を重ねた結果キャベツやブロッコリー、カリフラワー、そして芽キャベツとたくさんの品種ができあがりました。
なので芽キャベツはキャベツの赤ちゃんでがなく別の野菜なんです。
芽キャベツの下ゆで
芽キャベツは、そのまま使っても問題ありませんが、 独特の苦みやクセがあるのと、意外と堅い ので下ゆでしてから調理することをおすすめします。
下ゆですると苦みと青臭さが柔らいで時短にもなり、より美味しく頂くことができます。
1⃣芽キャベツは外側の葉を1~2枚むき、茎の部分(根元の部分)を少し切りおとします。
2⃣かるく洗ったら、中まで火が入るように芯の部分に十字に切り込みをいれておきます。
3⃣お湯が沸騰したら塩を入れ(1ℓに対して大さじ1杯)芽キャベツをゆでます。
4⃣小さい物は2~3分・大きい物は4~5分、少し堅めにゆでます。
(余熱で中まで火が入るので大丈夫ですよ)
※味見してみて苦みが少なくなり少し堅めがベストです。
5⃣ゆであがったら一旦冷水にとり、表面のあら熱をとりすぐにザルにあげ自然に冷まします(色止め)。
※水につけたままにしておくと、水っぽくなってしまうので気をつけましょう。
芽キャベツのゆで時間は何分?
芽キャベツのゆで時間は、目安として小さいもので2~3分、大きいもので4~5分がベストです。
ただ、芽キャベツの大きさもいろいろで、堅さも育ち具合でちがうのでこの時間はあくまでも目安です。
途中で味見してみて、少し堅いかなと思うくらいがベストなタイミングです!
ゆで過ぎてしまうとせっかくのきれいな緑色もくすんでしまい、食感もわるくなってしまうので気をつけて下さいね。
冷める間に余熱で中まで火が入るので、下ゆでの段階では少し堅めにゆでるようにしましょう。
芽キャベツは料理によってゆで時間をかえる
芽キャベツの料理ってたくさんありますよね。
例えば炒め物やお浸し、フライやグラタン、クリームシチューなど、短時間でさっと出来る炒め物もあれば、コトコトと煮込む料理もあります。
下ゆで時間が同じ芽キャベツを、短時間で出来る炒め物にも、長時間煮込む料理にも使うと出来上がりはどうでしょうか。
炒め物などは食感が残って美味しいですが、シチューなどもう少し食感があったら・・と思った以上に柔らかくなりすぎる事もあります。
じっくり煮込んでトロトロした芽キャベツもやわらかくてクリーミーで美味しいし、炒め物の歯触りと食感も楽しみたい!
そんな時のために、下ゆで時間をかえた2種類の芽キャベツ用意しておくととても重宝します。
芽キャベツのゆで時間(短時間で調理するもの)
炒め物や天ぷら、お浸しなど短時間でできるものは下ゆでの時間を上記と同じで、目安として小さいものは2~3分、大きいものは4~5分にしましょう。
味見をしてみて少し堅めがベストです。
後は料理によりカットして使います。(小さめの物はそのままでも大丈夫ですよ)
芽キャベツのゆで時間(長時間で調理するもの)
シチューやポトフ、グラタンなどの場合は下ゆでの時間を目安として小さいものは1~2分、大きい物2~3分にしましょう。
大きい物は半分に(お好みです)小さい物はそのまま使います。
あまりカットしてしまうと火が入り過ぎる場合があるので、丸ごと調理する方がよいです。
コロコロした丸ごと芽キャベツは噛んだ瞬間、甘さとほろ苦さがお口いっぱいひろがって、丸ごとでないと味わえない美味しさです。
煮込み料理用の芽キャベツ使って無くなっちゃった!という場合も、出来上がる少し前に短時間用の芽キャベツを使ったりと、2種類用意しておくといろんな使い方も出来ますね。
※ゆで時間は、芽キャベツの大きさにもよるので加減して調整してください。
芽キャベツの保存方法
生の芽キャベツは乾燥しないように通気性のある保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するようにしましょう。
下ゆでした芽キャベツは、水気を拭き取ってからジップロックなどの保存袋に入れて冷凍しておくと、使いたい時にサッと使えて重宝します。
芽キャベツのゆで時間まとめ
今回は芽キャベツのゆで時間についてまとめてみました。
芽キャベツは調理法で下ゆで時間を調整するといろんな食感が楽しめますね。
新鮮な芽キャベツは軽く下ゆでしただけで美味しく食べることができます。
緑色が濃くしっかりと堅く丸みのあるもの、なるべく重さのある物が新鮮なサインです。
鮮度がおちてくると黄色くなってくるので色と重さ、そして大きさの揃った物を選ぶようにしましょう。